本は「読む」から「聞く」へ、進化しています。
本を聞くアプリが、本を読んでくれるのです。
日常生活の中には、生産性のない細切れのスキマ時間が、意外にたくさんあります。
じっくり本を読むというまとまった時間がない人でも、通勤時間・通学時間、営業マンならば訪問先への移動時間など、生産性のない細切れの時間がたくさんあると思います。
その時間を、本を聞くアプリで、読書をすることにあてると、驚くほどの数量の本を読むことができます。
移動時間や通勤通学時間で、ぼんやりと考え事をしているだけでの生産性がない時間が、本を聞くアプリで、生産的な時間に変わることに驚くかもしれません。
本を読む人は、読書がノーリスク・ハイリターンな自己投資であることは、すでに知っていることと思います。
しかし、読書時間がなかなか取れないという人も多いです。
本を聞くアプリは、その問題を解決してくれるはずです。
本を聞くアプリが無料で使える
本を耳で聞くことができるアプリは、すでにたくさんのアプリが利用可能です。
AIが自動で読み上げてくれるのを聞くアプリから、声優が朗読するのを聞くアプリまで、様々です。
自分の好みで、本を聞くアプリを選んで試してみてください。聞くアプリで読書をするのも読書術の一つです。
多くのアプリでは、無料で使える期間をサービスしています。
ただ、無料で使えるのは、最初だけなので、有料になった時に、プラン変更などを考える必要があります。
Audible(amazonの本アプリ)で本を聞く|2021年1月27日リニューアル
先ず、本を聞くアプリといえば、Audible(オーディブル)です。
声優が本を朗読してくれるのを、聞くアプリです。
Amazonが提供するアプリをスマホやタブレットにインストール、オーディオブックのサービスです。(アプリはIOS版とAndroid版があります)
タイトル数が多い(40万タイトル)ことが、最大の特徴です。
実は、無料で聞くことが出来るのは、最初の一冊だけです。
その後は、月額1,500円のコストがかかります。
2021年1月27日オディブルはリニューアルしました
これまでのコイン制(毎月1コインで1冊入手)が終了し、全ての作品が聴き放題になりました。
料金は変わらず、月額1500円です。
再生方法に「ストリーミング」が増え、さらに便利になります。
毎月1コインで1冊という利用方法は、正直なところ、少し不便を感じていましたが、解消されます。
これは素晴らしい。オーディブルの会員囲い込み作戦が始まった感じです。
聴き放題となれば、すぐにでも聴きたかった本を聴くことができます。
audiobook.jp で本を聞く
audiobook.jpは、株式会社オトバンクが提供する日本語タイトルが多いことが魅力です。
無料で利用できるのは、初月だけですが、冊数の制限がないのが特徴です。
有料になってからは、2つのプランから選択します。
月750円の聴き放題プランと月330円(税込)から月33,000円までの8つの定額プランから選択可能です。
聴き放題プランは、限定された本の中から選んでき聞けます。
普段ならあまり聞かない(読まない)ジャンルも読めるのが特徴です。
ただし、聴き放題プランの方は、人気作品があまりないようです。
定額プランが面白いのは、ポイントがたまる仕組みがあり、ポイントが貯まれば1ポイント1円で購入可能です。
ビジネス書などは、1冊が1500円程するものが、多いので、おすすめは、750円の聴き放題プランです。
日本語しか読めないし、という人ならば、Amazonよりもおすすめのアプリかも知れません。
Google Play ブックス で本を聞く
Googleが提供するサービスですが、オーディオブック以外に、一般の書籍・電子書籍が中心に扱われています。
基本的に、有料で購入して、オーディオブックを利用するサービスです。
ポイントをためて、特典やGoogle Payクレジットへの交換が可能です。
無料といえば、期間限定の無料漫画を電子書籍で利用できます。
AmazonのAudibleやオトバンクのaudiobook.jpのような月額プランなどの設定はありません。
Google PlayBooks
Kikubon で本を聞く
株式会社RRJが運営している、オーディオブックのサービスです。
他のサービスと違い、ジャンルがエンターティメント(SF・ミステリー・ファンタジー)に特化している事が特徴です。
無料で聞けるオーディオブックがかなりの数提供されています。
通常の月額プランの設定はありません。
プレミアム会員としての、月額プランが4コース用意されていて、ポイントが貰える仕組みになっています。
Himalayaで本を聞く
音声プラットフォームで、世界最大です。
無料のコンテンツがたくさんあります。
オーディオブックは、月額750円で、聴き放題が、特徴です。
当初の7日間は無料で、お試しできます。
音声プラットフォームならでは、様々なジャンルの音声を聞くことが出来るのが、特徴です。
HQで本を聞く
アメリカ企業のInkstone Softwareが提供するオーディオブックのサービスです。
日本語のジャンルは、古典・童話・小説等です。
コンテンツの数は、1万3000点以上ですが、日本語のコンテンツは、まだ少ないようです。
料金は、アプリ(Audiobooks HQ)をダウンロードするときに、250円かかります。
作品自体は、聴き放題です。
アプリ自体は、未だ進化途上にあるようです。
日本語に、未だ完全に対応はされていないようです。
Audiobooks HQ
AudioBook +eで本を聞く
スマホアプリで、iPhoneとAndroidで、ダウンロード可能です。
朗読を聞きながら、文章を読む事が出来るスマホアプリです。
コンテンツの数は、まだまだ少なめです。
日本文学、ビジネス書、小説等で、600冊程度から選択することが出来ます。
Listening Trainer 本を聞く
純粋なオーディオブックではありませんが、語学学習に役立つ音声再生アプリです。
再生スピードを調整することで、学習する音声学習アプリです。
Listening Trainer
Apple Books
まず、Apple Books のアプリをダウンロードします。
ダウンロードまでは、無料です。
Aオーディオブックストアから、オーディオブックを購入出来ます。
価格は、紙の本よりも安価な値段設定です。
使い方は、購入して本を聞くというシンプルなスタイルで、月額プランなどはありません。
本を読み聞かせてくれる、本を聞くアプリです。
番外編|iPhoneならアプリを使わずに、本の読み上げを聞くことができます。
iPhoneの「画面の読み上げ」を使うことで、iPhoneの画面上のテキストを読み上げてくれます。
使い方は以下の通りです。
まず、使えるように、準備します。
- 「設定」から「アクセシビリティ」を選択します
- 次に、「読み上げコンテンツ」を選択します
- 「画面の読み上げ」をオンにします。
使い方は、iPhoneの画面にテキストが表示されているのを確認し、二本の指で画面の上から下へなぞります。
これだけです。
テキストなら、なんでも読み上げてくれるのを聞くことが出来ます。
声は、AI音声なので、所々で「?」という瞬間がありますが、ほぼ支障はありません。
いくら聞いても無料ですから。
画面にテキストが表示できれば、保存してあるPDF文書でも、自炊で取り込んだ書籍でも、読んでくれます。
オーディブルの最新作が聞くことができるには、時間を要します。
最新作を早く聞く方法として、「スキャナでPDFに取り込んで、iPhoneで聞く」のもありです。
と言いますか、かなりおすすめの方法です。
まとめ
本を聞くアプリは、たくさんありますが、無料なのは最初だけのアプリが多いです。
無料でなければ、やはり一押しは、オーディブルということになりそうです。
筆者も愛用しています。
コインのシステムは、慣れると、たくさんの本を聞くことができることに、気づきます。
完全に無料で、好きな本を聞くアプリといえば、iPhoneなのかもしれません。
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