句読点が多いのは病気?「やばい」と感じる心理状態と改善のコツ

句読点 多い 病気

メールやチャットで、自分の文章に句読点(。や、)があまりに多いことに気づき、「もしかして精神的な病気なのではないか?」と不安になる方が増えています。また、周囲に句読点が多すぎる人がいて「何だかやばい、不自然だ」と違和感を抱くケースも少なくありません。

結論から言えば、句読点が多いこと自体が直ちに特定の「病気」を指すわけではありません。しかし、その背景には**「強い不安」「認知の負荷」「精神的な疲労」**が隠れていることが多々あります。

この記事では、句読点が多い人の心理状態を深掘りし、なぜ「やばい」と思われてしまうのか、そして背景にある医学的な視点と改善策を2,000字超のボリュームで徹底解説します。


目次

1. 句読点が多いのは病気なのか?医学的・心理学的視点

「句読点が多い=病気」という診断名はありません。しかし、文章の書き方はその人の「脳の状態」を顕著に表します。句読点を打たずにはいられない心理には、以下のような状態が関係している可能性があります。

強迫的な心理と「完璧主義」

「一文を完璧に理解させなければならない」という強い強迫観念があると、意味の区切れごとに読点を打たないと気が済まなくなります。これは強迫性障害の傾向がある場合に見られる「マイルールの徹底」に近い心理状態です。

不安障害と「過剰な配慮」

対人不安が強い人は、自分の文章が相手に誤解されることを極端に恐れます。「ここで区切らないと読み間違えられるかも」という不安が、過剰な読点(、)を生みます。相手への配慮が、脳内では「防衛本能」として働き、結果として不自然なほど句読点が増えてしまうのです。

脳の疲労(ブレインフォグ)と集中力低下

うつ状態や自律神経の乱れにより脳が疲労していると、長い文章を構築するエネルギーが不足します。思考が細切れになるため、文章も細切れになり、句読点が増える傾向があります。以前より急に句読点が増えた場合は、休息が必要なサインかもしれません。


2. なぜ「句読点が多い=やばい」と周囲に思われるのか

ネット上では、句読点の多すぎる文章は「おじさん構文」や「メンヘラ感」と揶揄されることもあります。なぜ、読み手はそこに「やばさ」を感じるのでしょうか。

思考の分断が「不気味さ」を与える

人間は文章を読むとき、脳内で一定のリズムを刻みます。句読点が多すぎるとそのリズムが何度も遮断され、読み手の脳にストレスを与えます。このストレスが「この人は普通ではない(やばい)」という直感的な警戒心に繋がります。

感情の不安定さが透けて見える

あまりに細切れな文章は、呼吸が浅く、動揺している人の話し方に似ています。書き手の焦りや、余裕のなさが文章を通じて伝わってしまうため、「心理状態が不安定なのではないか」という印象を与えてしまうのです。

視覚的な圧迫感

スマホの狭い画面で句読点が多いと、文字の密度が不自然に上がり、記号が目に刺さるような感覚(視覚的ノイズ)を与えます。これが「読みたくない」という拒否反応を引き起こします。


3. 句読点の多さと関係する「心理状態」のセルフチェック

自分、あるいは周囲の人の文章が以下の状態に当てはまる場合、単なる書き癖ではなく、心身のコンディションが影響している可能性があります。

  • 息苦しさを感じる: 文章を書いているとき、実際に呼吸が浅くなっている。
  • 何度も読み返す: 書き終えた後、誤解がないか過剰に(5回以上など)読み返してしまう。
  • 一文が異様に長い: 句読点は多いが、実は一文自体がダラダラと長く、結論が見えない。
  • 感情が昂っている: 怒りや悲しみを感じているときに、句読点が激増する。

これらは、脳が「情報を整理しきれていない」パニック状態にあることを示唆しています。


4. 句読点依存を卒業し、自然な文章を書くための改善策

もし「病気ではないけれど、この書き癖を直したい」と思うなら、以下のトレーニングが有効です。

「音読」してリズムを確認する

文章を声に出して読んでみてください。実際に息を吸うタイミング以外で句読点を打っている場所があれば、そこは過剰です。自分の「呼吸のリズム」と「文章の句読点」を一致させることが、自然な文章への第一歩です。

一文を短く切る(40字以内を意識)

句読点が多くなる人は、一文が長すぎる傾向があります。「〇〇で、△△なので、□□です、」と繋げるのではなく、「〇〇です。△△だからです。」と、句点(。)で区切る習慣をつけましょう。

読点を「スペース」に置き換えてみる

どうしても区切りたいときは、読点(、)の代わりに「1マス空け(スペース)」を使ってみるのも一つの手です。視覚的な圧迫感が減り、自分がどれだけ細かく区切ろうとしているかを客観視できます。

基本の心理やデメリットを再確認する: 句読点が多い人の一般的な性格や、それによって生じる文章上の問題について詳しく知りたい方は、句読点の多い人の特徴と心理|使いすぎはデメリットをあわせて参考にしてください。


まとめ:句読点は「心のゆとり」のバロメーター

句読点が多いことは、決して「やばい病気」ではありません。しかし、それはあなたが今、少し頑張りすぎていたり、相手にどう思われるかを気にしすぎていたりする「心の疲れ」の現れかもしれません。

文章は、あなた自身の鏡です。まずは一呼吸置いて、肩の力を抜いてみてください。句読点を少し減らすだけで、あなたのメッセージはよりスムーズに、そして誠実に相手の心に届くようになるはずです。

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