要約の文字数は何文字くらいがいい|何割が目安か

要約 文字数

要約を書くときの注意の一つに「要約の文字数」があります。

出題者等により、要約文の文字数が指定されている場合は明確です。しかし一方では、字数制限なしの場合もありますので、迷ってしまう人も少なくないのかもしれません。

当記事では要約の文字数の目安について解説します。

目次

要約の文字数は何文字くらいがいい|何割が目安か

要約 文字数1

本や文章を要約する場合や、要約書を提出する場合など、要約については文字数が指定されています。

ただ提出先やもとの文章の形態によっては、指定されていないことも少なくはありません。まずは要約の出題者に対して、文字数の指定について確認する必要があります。

要約は何文字で作成すればよいか|文字数の目安はどのくらい

あくまでも要約の字数制限なしの場合の一般論として解説します。もし出題者が例えば100字としている場合は、当然それがルールとなり優先されますし、書く側としては書きやすくなります。

困るのは、具体的に文字数の制限がない場合だと思います。これがなかなか悩ましいのです。

要約の文字数は何割程度にすればいいのか

要約をする際に、元の文章に対して何割程度の文章にまとめればよいのかと気にかける方が多いかもしれませんが、その考え方は少し乱暴です。

文字数を何文字にするか、元の文章の何割にするのかは、実は結果論です。文字数は元の文章の内容によって影響されるからです。

一般的には、作者の文章の要旨があり、要旨を軸にしたときに、関連する要点がいくつかに絞られます。本の場合なら、要点は「章」や「節」ごとにあるはずです。本来は、章ごとに要約する方法がおすすめです。

そして元の文章には要点を支える具体例も書かれているはずです。具体例は要約を作成する場合には、削る部分です。

もし具体例などのように、要点を補完する役割の部分が多い文章ならば、要約文はかなり少なくできる可能性があります。

つまり要約の文字数の目安は、元の文章の構成(要点となる削れない部分と具体例などのように削れる部分)によって400文字で良い場合もありますし、4000文字が妥当の場合もあるということです。

要約の字数制限なしの場合の注意

「要約の字数制限なし」の場合に注意すべきことは、無駄に長くならないことです。

要約文は、簡潔でわかりやすい文章でなければなりません。しかし学校のテストやレポートの提出、また社会人が業務報告などで要約文を提出し評価されるという場面では、つい要約文の文字数が増えてしまいがちです。する場合など、文字数を多くしたほうが評価が高くなると錯覚しがちです。

しかし要約力が評価されるのは、いかに短い文字数で全体を簡潔にまとめることができているかどうかです。要約文が長くなってしまうことは、書くことは大変かもしれませんが、難易度は高くありません。要約に無駄があって文章が長くなっている場合、高い評価は期待できないです。

むしろ10万字のビジネス書を100字や200字の短い文章に要約するほうが、難易度は高くなります。短い文章の中に10万字のエッセンスがもれなく表現される必要があるからです。

要約の文字数の目安を種別に紹介

先に紹介したとおり、要約の文字数は、元の文章の内容や構成によって、決まるものです。ですので、ここで紹介する文字数の目安は、あくまでも目安と考えてください。

本の要約する場合の文字数

本の要約の文字数では、本が何ページ(何文字)あるのかが一つのポイントになります。

ビジネス書は200ページから300ページあるのが一般的であり、文字数は8万文字から12万文字とされます。文庫本や新書もほぼほぼ同程度と考えて良いです。

あくまで一つの目安としては、200ページと仮定すると800字程度が妥当でしょう。100ページほどしかない本の場合は、400字(原稿用紙1枚分)と考えると目安になります。

ただ100字でまとめている事例もありますので、400字や800字はあくまでも目安です。前述したように、短くまとめる方が要約力の難易度としては高くなります。

しかし一方でビジネス書の要約は4000文字で、10分で読んで内容を把握できることがセールスポイントであるとされています。

論文の要約をする場合は文字数

論文を要約する場合は、ほとんどの場合に出題者から文字数の指定があるものです。

題材となる論文の文字数は、一般的に1万2000字以上で、2万字以内とされています。(参照:一般社団法人日本社会学会)

要約の文字数の目安は、200字から400字とされますが、大学の論文レポートでは字数指定がない場合もあります。200〜400字におさまるようにして要約を作成し、要点がきちんとまとめられていれば、高評価を得られる可能性があります。

卒論提出の際の要約の文字数は

大学の卒論を提出する際には、要約を書くように指導されると思います。

卒論の一般的な文字数は、2万字から4万字と言われています。実際には、大学によって細かく規定されているはずです。

それは要約についても同様です。文字数指定がなくとも、A4用紙で2ページ以内などというように規定があるはずです。もし具体的な指定がない場合は、A4用紙に両面印刷で1枚におさまるように作成するのが目安です。

天声人語の要約をするなら文字数の目安は

天声人語とは、朝日新聞に掲載されているコラムです。一見社説のように見えますが、社説は論説委員が新聞社を代表し新聞社の意向を記したものです。

天声人語は、個人の視点から書いたコラムとされています。文字数は少なく600字程度しかありません。読解力や要約力の練習として題材に利用している人も多いです。

元の文章の文字数が600字ほどですので、要約の目安を考えるならば、20%程度と考え120字ほどとすると良いです。毎日繰り返して練習を重ねることで、読解力と要約力はレベルアップするはずです。また知らない言葉や感じに出会う場面もあるはずですので、自分で調べることで語彙力もアップします。天声人語の要約は、社会人のスキルアップに最適の方法です。

まとめ

要約をするときの文字数について解説しています。

文字数指定がある方が要約を作成するときには、目安となって参考になるのだと思いますが、実際には元の文章の内容や構成によっても文字数は変わるものです。

また文字数の指定が多いと書くのが大変だと思う人もいるかと思います。しかし実際には、200字から400字におさまるように要約を書くという方が、要約力を試される場面です。

短いほうが書く労力は軽いですが、思考する難易度は高くなります。

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