句読点が多すぎるのを直したい!読みやすい文章に変える5つの改善策

句読点 多すぎ 直したい

「自分の文章を見返すと、読点(、)ばかりで読みづらい……」 「どこで区切ればいいか分からず、つい打ちすぎてしまう」

親記事の「句読点の多い人の特徴と心理|使いすぎはデメリット」では、句読点が多くなってしまう人の心理的背景や、それによって読み手に与えてしまう印象について詳しく解説しました。

しかし、いざ「直そう」と思っても、長年の癖を修正するのは簡単ではありません。この記事では、句読点が多すぎる状態を卒業し、プロのような「リズムの良い文章」を書くための具体的な直し方とコツを徹底的に解説します。

目次

句読点を打ちすぎてしまう3つの根本的な原因

直し方を学ぶ前に、なぜあなたの文章に読点が増えてしまうのか、その技術的な要因を整理しましょう。

1. 一文が長すぎる

句読点が多くなる最大の原因は、一文そのものが長すぎることです。文章が長くなると、息継ぎの場所が必要になり、結果として読点が増えてしまいます。

2. 修飾語の位置が適切でない

言葉の係り受け(どの言葉がどこにかかっているか)を明確にしようとするあまり、誤読を防ぐための読点を乱発してしまうケースです。

3. 文末表現が単調である

文末が「~で、」「~ですが、」とダラダラ続いてしまうと、文章を句点で切るタイミングを失い、読点による接続に頼り切ってしまいます。

実践!句読点が多すぎるのを直す5つのステップ

それでは、具体的に文章をスリム化していく手順を見ていきましょう。

ステップ1:一文を40〜60文字程度で「句点(。)」で切る

もっとも効果的な直し方は、文章を短く区切ることです。

  • Before: 今日は天気が良くて、散歩に出かけようと思ったのですが、急に仕事が入ってしまい、結局一日中家で過ごすことになり、とても残念でした。
  • After: 今日は天気が良かったので、散歩に出かけようと思いました。しかし急な仕事が入り、結局一日中家で過ごすことになりました。とても残念です。

一文を短くするだけで、自然と不要な読点が消え、リズムが生まれます。

ステップ2:接続詞の直後の読点を「あえて」削る

「しかし、」「そして、」「また、」といった接続詞の後の読点は、必ずしも必須ではありません。これらを削るだけでも、紙面(画面)上の圧迫感が大幅に軽減されます。文章が論理的に繋がっていれば、読点がなくても読者はスムーズに理解できます。

ステップ3:主語と述語を近づける

主語と述語が離れていると、その間に補足説明を入れるための読点が必要になります。語順を入れ替えて主語と述語を近づけることで、読点に頼らずとも意味が通るようになります。

ステップ4:箇条書きを活用する

理由や項目を「~で、~で、」と読点で繋いでいる場合は、思い切って箇条書きに変換しましょう。視覚的なわかりやすさが格段に向上します。

ステップ5:音読して「息継ぎ」を確認する

文章を声に出して読んでみてください。声を出さずに黙読するスピードと、実際に話すリズムを合わせるのがコツです。不自然に何度も息を止める場所があれば、そこは読点が多すぎる、あるいは文章の構造が複雑すぎるサインです。

理想的な句読点バランスの黄金比とは?

読みやすい文章には、一定のバランスが存在します。

  • 1行(約40文字)に読点は1回まで: これを目安にするだけで、読点だらけの印象を払拭できます。
  • 「逆L字」の法則: 文章の左側や上部に句読点が固まらないように配置すると、見た目が美しくなります。

文字の密度を意識し、適度な「余白」を読点ではなく「改行」や「句点」で作ることが、読みやすさへの近道です。

改善策を実践するのと同時に、自分の書き方の「癖」の根本を知ることも上達への近道です。
なぜ無意識に読点が増えてしまうのか、その心理的な背景については、以下の記事を参考にしてください。

「句読点の多い人の特徴と心理|使いすぎはデメリット」

まとめ:正しい改善で「信頼される文章」へ

句読点の多さを改善することは、単に読みやすくするだけでなく、書き手としての知性や信頼感を高めることにも繋がります。

まずは「一文を短く切る」ことから始めてみてください。最初は物足りなく感じるかもしれませんが、その「潔さ」こそが、読者にとって心地よいリズムを生み出します。

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