お金と生き方に関する著書が多い本田健さんが書いた自己啓発本の一つです。
30代は大切な年代とする2作目です。30代の10年間の過ごし方で、今後が決まるとしています。後で振り返って、悔いなく過ごせるための秘訣が書かれています。
自分自身を成長させ、人生をより充実させるためのヒントを提供し、読むだけではなく、実践することで人生の方向性を見つけることができるでしょう。
作品情報
本のタイトル|30代にとって大切な17のこと
出版社|きずな出版
ページ数|240ページ
発売日|2021年9月22日
単行本(ソフトカバー)の他にAmazonのKindleも購入可能
著者
著者は本田健さん。29歳から育児セミリタイヤ生活に入り、その間に作家を目指し執筆活動をスタートしています。お金と生き方に関する著作が多い。有名な著作に、「ユダヤ人大富豪の教え」「大富豪からの手紙」などがあり、200冊以上の本を書いている多作家でもある。
あらすじと感想
30代を人生で一番忙しい年代だと位置づけています。
仕事について、家族環境について、親のこと等、の様々な変化が30代の10年間に一度に発生します。個人によっては、経済面でも大きなが違いが起きてきます。
自分自身の30代も振り返りつつ、20年先を生きている先輩として、20代では早すぎ、40代では遅すぎるかも知れない事にフォーカスして、様々な面から伝えてくれています。
多作な本田さんだから、似ているタイトルの本も増えるのかも知れません。本書の発売の約10年前に、「30代にしておきたい17のこと」を出版されています。正直なところ、しておきたいことと、大切なことは、当然まったく同じではありますが似ている部分はあります。もし、前作を読んでいる方なら、そのつもりで読まれた方が良いです。内容自体は、30代の人に気づきを与えるきっかけになると思われる内容です。
30代をリアルタイムで生きている人は、各個人の人生の振れ幅が最も大きいのかも知れません。ふわふわしている人には是非読んでいただきたい。
タイトル名は17のこととありますが、大きく分けると内容は3つに分けることが出来ます。「人生の目的」「お金のこと」「自己成長」についてです。それぞれについて細分化したことを7個にまとめてアドバイスをしてくれています。
重要ポイント
本書に書かれている重要ポイントを紹介します。
まとめ
前作といって良いのか分かりませんが、「30代にしておきたい17のこと」とよく似ていますが、10年後にかかれた本書は、親との関係性などについて、少し表現が変わっているところが興味深い部分です。
ただ、全体的には大きくは変わってはいません。
30代は、本田さんが言うように転職ができる最後の10年です。実際には、様々な原因により、40代50代でも転職をする人の数は少なくはないです。最後の10年というのは、ステップアップという意味での転職です。
いずれにしましても、30代の過ごし方、特に仕事においては、その後の人生に大きく影響します。重要な10年を考えながら生きることです。
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