女性におすすめの自己啓発本を紹介します。
自己啓発本は、「今日も頑張ろう」「明日はもっと良くなる」と思うあなたに気づきやヒントを与えてくれます。
当記事では年代ごとに自己啓発本を紹介します。人生のニーズは、年齢できっちり分かれるわけでは有りません。年代は一つの目安にご参照ください。
女性向けの自己啓発本のおすすめ|年代別
当記事では、女性向けの自己啓発本を紹介しています。中には「これは自己啓発じゃなくて小説でしょ」と思われるものもあります。日本人は何かとジャンル分けが好きですが、もはやビジネス書も自己啓発も小説も境目がなくなっている気がします。
またどちらとも言えないあたりに、実際良書と思われる本があるのも事実です。ジャンルにこだわらずに良書にめぐりあうのが面白いところです。自己啓発本は栄養ドリンクに似ています。栄養ドリンクは毎日飲むとカフェインが気になります。
たまに飲むと、少し元気になる気がするものです。自己啓発本も似ています。紹介する自己啓発本を読んで気づきやヒントが得られれば幸いです。
自己啓発本のおすすめ|20代女性へ
20代女性におすすめする自己啓発本はこちらです。吟味した5冊を紹介いたします。
夢をかなえるゾウ3
人気の「夢をかなえるゾウ」の3作目です。1作目の主人公が平凡な会社員で、2作目が売れないお笑い芸人でした。3作目は女性社員が主人公となり、ガネーシャが彼女の部屋に降臨します。仕事もしたいし、恋もしたいというOLにスパルタに教えてくれます。夢を叶えたいなら、それ相応の痛みが必要だといいます。確かにその通りです。簡単に手に入る幸せは、小さいものしか有りません。
人生は20代で決まる
人生の大事なことの要素が実は20代で決まっていることを教えてくれます。20代でこの本に出会えた人はたしかにラッキーかも知れません。この本を読んだ20代の多くの人が、もっと早く出会いたかったとコメントしています。確かに筆者の場合、仕事選びや出会いや結婚、脳と体などについての大枠は、20代の10年間で何を選択したのかで、その後の大きな方向性は決まっていたように思います。
20歳から始める女性の「幸せキャリア」の作り方
著者が自らの体験の中で、キャリアを積んできたことをいくつもの切り口から、20代の女性への応援をしています。働く女性として、輝く女性になるためのたくさんのエールが送られています。
20代を無難に生きるな
20代について、人生の基礎を作るはじまりの10年としています。20代からたこ焼き屋として開業し、その後まもなく行列のできるお店に成長させ、今は講演会や執筆業で忙しい著者が20代の人に向けて語っています。
前述した「人生は20代で決まる」の著者メグ・ジェイは臨床心理学者であり、研究から導いた内容が書かれているものでした。対して、こちらの著者(永松茂久氏)は大学卒業後に出版社の営業として働き始めます。そして出版の取材が縁で知り合った「築地銀だこ」社長と親しくなり、その後自分でたこ焼き屋をオープンさせました。その後ビジネスを成功させ、約20年が経過し、作家として活躍中です。
キャリアはかなり違いますが、ともに20代がその後を決める貴重な10年だとしています。物事の見方こそ違いはありますが、ともに20代の方に是非オススメしたい本です。
自己啓発本のおすすめ|30代女性へ
男性も女性も一番忙しいのが30代でしょう。20代は始まりの10年でした。30代になると、20代で考えた様々なことが具体的に進み始めます。人によって、その兆しは20代の後半には始まっているでしょう。
仕事の責任が増え、家庭での責任も増えているかもしれません。また親がリタイヤしたり、病気になったりなどの変化も重なって行く年代です。20代では忙しいと入っても友人との時間があったはずです。30代になると一気になくなり、その後の人生から30代を振り返ると「あっという間で覚えていない」「仕事ばかり」「育児で一杯」などという感想になってしまいます。
夫のトリセツ
著者は人工知能研究の黒川さんです。ですので書かれている内容は、脳の話がベースになっています。例えば、女性脳と男性脳というキーワードが何度も登場してきます。
もし夫に対して、思いやりがないとか、話が通じない、一緒にいる意味がないなどと感じたことがあるなら、この本を読むことをおすすめします。男と女の脳の使い方が違うのです。それが分かることで、夫の言葉の意味が理解できるようになるかもしれません。
かわいいままで年収1000万円
刺激的なタイトルの本です。なお「かわいいまま」とは、自分らしく、女性らしくという意味のようです。起業して、自分らしく働いた(スタイリングサロン)ら、年収1000万円が実現できた、というお話です。やったことは、ブログのみのブランディング集客で全国からお客さんが来るサロンを作り上げた、ということなので、そう簡単なことではありません。今の時代は、起業して働くことは、女性にも具体的な選択肢になっています。そういう願いがある方には参考になる本です。
人生はニャンとかなる
「人生はワンチャンス 仕事も遊びも楽しくなる65の方法」の猫版です。68枚の猫の写真と272の偉人の逸話と名言が添えられている自己啓発本です。著者は「夢をかなえるゾウ」でおなじみの水野敬也氏と長沼直樹氏です。
自己啓発本は、読者の頑張ろうとする気持ちにヒントや気づきを与えてくれるものと考えると、本書も十分にその役目を果たしてくれます。猫の写真に癒された後に、添えられた一言について考えます。そして次のページには関連した逸話と名言に「なるほど」と感心してしまいます。
30歳から伸びる女30歳で止まる女
著者によれば、30代は女性が艶やかに輝く年代であり、40代は成熟して力を持つ年代としています。仕事や人生の面白さも充実感を得られる時間も、30代以降にあるのです。どんな人が30代からも伸びていき、30歳で止まってしまうのはどんな行動をしているのかが50項目にわたって記されています。タイトル通りの内容ということです。
言葉の表現も平易で分かりやすいですし、内容についても著者自身の経験をもとに各項目が書かれているので、読者は共感しやすいと思います。出版が2010年ですが、今でも十分に通用する内容だと思います。
自己啓発本のおすすめ|40代女性へ
40代は人生の後半の始まりとも言われます。しかしさらに先の未来、例えば60代から振り返ると40代は可能性に溢れて見えます。もう40代と思う人もいるかもしれませんし、まだ40代とも言えます。折り返しのスタート地点です。
40代女子のための”魔法の習慣”
40代になって美容と健康について考えることが増えていきます。体の状態は20代30代とは違いますので、ダイエットの効果も現れにくくなります。本書は、著者のエステティシャンとしてのキャリアと40代の日々の習慣によって、50代になってもなお美と健康を維持できている経験から書かれた本です。心の習慣から、食事と体のメンテナンスの習慣、運動や生活の習慣について、61の習慣が紹介されています。
執着を手放して「幸せ」になる本
著者はプロカウンセラーです。よく言われることですが、辛いと感じている時、人は何かに執着しています。その捨て方について、カウンセラー目線で書かれた本です。
物事に執着していて辛い思いをしているのだから、「執着を手放せば楽になる」と理屈ではわかってもなかなかできるものではありません。本書では「手放しワーク」として基本編と実践編が紹介されています。具体的な内容について解説されています。今現在執着が手放せないで、辛い思いや苦しい思いをしている方は、読んでみてください。
お母さんの自己肯定感を高める本
著者は松村亜里さん。自身の体験から本書が書かれています。子供が幸せであるためには、ママの幸せが必要としています。それは自己肯定感です。本書では、自己肯定感の正体が何なのか、何から始めればいいのか、ママの幸せが子供に伝染していくことなどが解説されています。中盤には、具体的に実践するための14のワークが用意されています。
自己啓発本のおすすめ|50代女性へ
人生の後半戦は50代の過ごし方で決まると言います。これまでにやってきたことをさらに進めることもできますし、やりたかったのにしてなかったことに挑戦することもできる年代です。家族や自分の健康などの不安要素が出てくる年代でもありますが、パートナーがいる方は思い出を作れる年代でもあります。
女性が50代を後悔しない51のリスト
著者の櫻井秀勲氏は31歳で女性週刊誌「女性自身」の編集長に抜擢されて以来、55歳で独立するまで編集長を務めあげ、伝説の編集長・女学の神様とも言われた方です。そんな著者が50代女性に向けて、51のリストを提案しています。その内容は、夢・仕事・人生・結婚・家族・恋愛・美と健康についてです。中には大胆で、どきっとするような項目もあります。
女性50代からのキャリアデザイン
自身が50代女性である著者がキャリアコンサルタントの視点から、50代女性にエールを送っている本です。人生は100年生きる時代なんだから、50代と言えばまだ50年生きる可能性がある。後半の人生は男性よりも女性の方が楽しめることがたくさんあるとしています。50代は知性・自由・未来が揃った最高の時代。キャリアコンサルタントの著書ですので、働くことに軸が置かれた内容になっています。
まとめ
当記事では、女性向けの自己啓発の本を紹介いたしました。
年代の違いで環境の違いもありますので、それぞれの年代ごとに自己啓発本を紹介しています。
特にランキング表示はしていませんが、評価が高い本を中心に紹介いたしました。まだ読んでいない本がありましたら、チェックしてみてください。自己啓発本は読むことで、一時的であっても元気になれたり、気づきがあれば、読んだ甲斐があるというものです。参考になれば幸いです。
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