自分の言葉や行動に自信が持てなくて悩まされた経験はありませんか。
もちろん全てにおいて、自分は正しいと考えるのはただの傲慢です。
しかし自分の言葉に自信が持てなくて、常に誰かの意見に左右されたり、社会やマスコミのアナウンスや流れに右往左往してしまっていては、誰の人生なのか分からなくなってしまいます。
何故そんなに不安を感じるのでしょう。それは知らないことが多すぎるからです。
何かを選択する場面や、意見を言う場面に、自分の考えていることで大丈夫なのか、不安で仕方がないと考える人がいます。
実は読書をすることで、少しずつ不安は減少していきます。
読書することで自信を持てると違う景色が見えてくる
世の中の全てを知ることはできませんし、全てを知る必要もまたありません。
しかし何かをするとき、考えるときに、自信を持てる程度になる事はできます。自信を持てたときにそれを実感することはないかも知れませんが、少なくとも不安を感じる場面が減っていることは感じることができるようになります。
すると、それまでに見えていた周りの景色(出来事や人の動きなど)が違って見えるようになります。そうなれば、周りに流されることも無くなり、自分が選ぶこと・決めることが人と違っていても、心が動揺することも無くなるはずです。
自信がないのは
自信がないという状態は、文字通り「自分がすること・判断すること・いうことを信じることができない状態」です。
自信がないと、人の言葉に左右されやすくなります。場合によっては、次から次へと自分の意見を変えることになるかも知れません。こうした行動は、周りの人からも信じることが出来ない状態になってしまいます。簡単に言えば、信用されないということです。
何故、自信がないのでしょう。それは、自分の言葉や行動を信用していいという根拠を持っていないからです。根拠とは何かというと、経験と知識情報です。
やったことがない事で、関連する知識も情報も無い状態で、考えたり行動することは不安でしかありません。当然のことです。経験がないことでも、関連する知識や情報を正しく持っていれば、人の意見に左右されることはないのです。
知識や情報を得る方法は、読書以外にも(講演会・セミナー・DVD視聴等のインプット)有ります。しかし、コストや時間を考えると、手軽な費用でいつでも知識情報を得る方法としては、読書は最適です。
読書をすることで不安が減少する|読書の効果
人は体験から学ぶことが多いです。しかし現実には1日の時間は限られており、体験できる時間も限られています。
それを補完してくれるのが、読書をして知識情報を得ることです。読書をすることで、様々な知識情報が蓄積されていきます。いくことで、「知らない」という不安が減少していきます。
もちろん全ての知識を得ることは無理ですが、自分の仕事に関する事(ビジネス書)や働き方に関する本(自己啓発本)を読むことで、「知らないために不安だ」ということが減少していきます。
小説を読むことでは、人の心の動き方を追体験することが出来るともいわれます。
相手の心の様々な動きを知ることで、現実の人の心を想像しやすくなります。
読書をすることで周りに左右されない自信を持てる
本に書かれていることは、一般的には著者が取材・調査・研究を重ねたことを根拠にして書かれています。しかし、著者の主観も入っているものです。しかし、同じジャンルの本を何冊も読んでいくと、偏りが少ない客観的な事実を知ることができるようになります。
知らないことが減少し、客観的な事実として認識できるようになると、人の意見に左右されずに自信を持つことができるようになります。ポイントは、何冊も読むことです。1冊の本を読んで盲信するのは危険です。
また新聞やテレビでアナウンスされることがあっても、簡単に左右されることが無くなります。新聞もテレビも、発行や放送には立場や利権が関係するものであり、偏りがあることにも気がつきます。
読書を重ねていくことで、知らないことが段々と無くなり、根拠のある自信を持って、発言や行動ができるようになるのです。根拠のある自信を持って話している姿勢は、相手に伝わります。信頼できる発言とみられるようになり、信頼できる人としてみられるようになっていきます。顔つきも変わってくると言われます。
自信をつける方法として読書は現実的な方法
自分に自信をつける方法として話題になる方法は色々と有ります。
例えば、自分をほめる・小さい目標を作りクリアして成功体験を重ねる・自己暗示をかける・他人と比べるのをやめる・ネガティブな考えをやめる・ゆっくり話すようにする・等々。
いずれの方法も間違いでは有りません。それらの方法が、合う人もいるかも知れません。しかしもっと具体的な方法は、当記事で紹介している「知識情報を増やして知らない不安を減少させる」ことです。
何故なら、知らないことに直面するたびに不安が自信を無くさせるからです。一般的に、人は一日に3万5,000回も選択決断をしているのです。知らない状態で選択決断する事が多いほど不安な気持ちが多くなり、自信が無くなってしまいます。漠然とした不安を感じるときは、知らないこと・分からないことがあるのに、選択や判断をしないといけない場面が重なったときです。
仕事だけではなく、日々の生活においても、知識情報という根拠のある自信を持って選択判断していくには、読書することが現実的な方法です。
まとめ
自信を持っていないときは、何をするにも不安がいっぱいで、根拠が不明瞭な他人の意見にも左右されてしまいます。自信がない姿で仕事をしていれば、相手には信用しても大丈夫なのか、と受け取られてしまいます。
また時によって、右往左往していることに自覚があると、自分自身が暗い気持ちになってしまいます。
根拠のある自信が持てるようになるには、読書が一番手軽でコストが少なくて済みます。但し、1冊の本を読んで盲信するのはよくありませんので、何冊も読むことをおすすめします。
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