読書好きにとって、本を読んだ後に感想やメモを残すことは大切な作業です。
しかし、手帳やノートに書き留めるのは手間がかかるし、続かないこともありますよね。
そこでおすすめなのが、スマホの読書アプリ。今回は手軽に読書の記録をつけることができる、使いやすいアプリの特徴と活用法についてご紹介します。
読書記録を手軽に!使いやすいアプリの特徴と活用法
読書を終えた後に記録するアプリには、以下のような魅力があります。
1)記憶に残りやすい
読書を終えた直後に感想を記録することで、自分の印象や気持ちが鮮明に残ります。また、記録を振り返ることで、自分の成長や変化を振り返ることができます。
2)記録の精度が高い
読書を終えた後に、まとめて記録することで、書籍に関する記憶の精度が高くなります。また、一度にまとめて記録することで、漏れや誤字脱字の防止にも繋がります。
3)記録を管理しやすい
読書の後でまとめて記録することで、紙のノートや手帳よりも管理が容易になります。アプリによっては、本棚を作成することもできるため、自分が読んだ本を一覧で確認することができます。
4)自分史を残せる
読書の感想をアプリに記録することで、自分史を残すことができます。自分の読書歴や、興味を持ったジャンル、変化した趣味嗜好など、自分の過去を振り返ることができます。
5)コミュニティでの共有ができる
アプリによっては、他のユーザーと感想や書評を共有することができます。同じ本を読んだ人たちとの交流や、新しい書籍の発見ができるため、読書の楽しみが広がります。
読書記録アプリを選ぶには
最近の読書記録アプリはもっともっと進化してします。これから読もうと思っている本をメモしたり、同じ著者の他の本をさがしたり、どんなジャンルを読んだのかを確認したり、さらに今はSNSの機能もついています。
リアルで読書を共有する人がいない場合でも、オンラインで見つけることもできます。同じ著書や著者の話題で共感できるかもしれません。
どの読書アプリがいいのかではなく、それぞれの読書記録アプリが特徴をもたせて開発されていますので、自分が使いたい機能がついているのかどうかで選ぶと良いです。
また多くのアプリが無料で使い始めることができますので、試しながら見つけることも可能です。
口コミは参考になりますが、やはりそれぞれの人の主観ですので、試してみると意外にいいとか、使いづらいということがあるはずです。あまり、口コミ評価にとらわれすぎずに自分の感覚で選びましょう。
読書記録アプリのおすすめ5選
読書記録アプリは選ぶのに困るほど、たくさんあります。本記事では、それらの中から厳選して5つ紹介いたします。
1)読書管理Yomoo
2)My読書ノート
3)蔵書マネージャー
4)読書管理ブクログ
5)読書メーター
上記のアプリについて特徴と使い方を解説します。
読書記録アプリ|読書管理 Yomooの特徴
「読書管理Yomoo」は、美しいUIとシンプルな操作性が特徴の読書管理アプリです。以下では、その特徴について解説します。
1)見た目が美しい
「読書管理Yomoo」の最大の特徴は、美しいUIです。本棚に並べた本の表紙画像が大きく表示され、カラフルで鮮やかな色彩が目を引きます。また、読書の進捗状況を示すグラフや統計情報も、見やすく分かりやすく表示されます。
2)簡単に読書を記録できる
「読書管理Yomoo」は、シンプルで簡単に読書を記録できます。本のタイトルを入力するだけで、自動的に本の情報が検索され、表紙画像や著者名、出版社などが自動的に登録されます。また、読書の進捗状況や感想も簡単に記録できます。
3)読書の進捗状況が管理できる
「読書管理Yomoo」は、読書の進捗状況を管理することができます。本の進捗状況をスライドバーで設定するだけで、読書中、読了済み、未読などの状態を設定できます。また、読書にかかった時間や、読書開始日・終了日も自動的に記録されます。
4)読書履歴が管理できる
「読書管理Yomoo」は、読書履歴を管理することができます。自分が読んだ本の一覧を表示することができ、さらに、読書履歴からジャンルや著者などの検索が可能です。
5)カスタマイズが可能
「読書管理Yomoo」は、カスタマイズが可能です。本棚のデザインを変更することができるほか、本のジャンルをカスタマイズすることもできます。
6)SNSとの連携が可能
「読書管理Yomoo」は、SNSとの連携が可能です。読書の感想をSNSでシェアすることができ、また、他のユーザーの読書履歴を閲覧することもできます。
読書記録アプリ|読書管理 Yomooの使い方
- アプリをダウンロードしてインストールする。
- 「本を追加する」ボタンを押して、読んだ本のタイトルを入力する。
- 自動的に本の情報が検索され、表紙画像や著者名、出版社などが登録される。
- 読書の進捗状況を設定する。本棚から選択した本の詳細画面にある進捗バーをスライドすることで、読書中、読了済み、未読などの状態を設定することができる。
- 読書の感想を記録する。詳細画面の「感想を記録する」ボタンを押すことで、感想を自由に記録することができる。
- 読書履歴を確認する。メニューバーから「読書履歴」を選択することで、読んだ本の一覧を表示することができる。
- カスタマイズする。メニューバーから「設定」を選択することで、本のジャンルをカスタマイズしたり、本棚のデザインを変更したりすることができる。
- SNSとの連携をする。メニューバーから「SNS連携」を選択することで、TwitterやFacebookと連携し、読書の感想をシェアしたり、他のユーザーの読書履歴を閲覧したりすることができる。
- 検索機能を使う。アプリ内にある検索バーから、読みたい本のタイトルや著者名を入力することで、詳細画面に移動することができる。
- 複数のデバイスで同期する。アプリのアカウントを作成することで、複数のデバイスで同じ読書履歴を共有することができる。
読書記録アプリ|My読書ノートの特徴
「My読書ノート」は、読書記録アプリの1つで、読書の進捗状況や感想を簡単に記録することができるアプリです。以下に「My読書ノート」の特徴について詳しく解説します。
1)シンプルで使いやすいUI
「My読書ノート」は、シンプルで使いやすいUIが特徴です。読書の進捗状況や感想を記録する画面は、必要最低限の項目に絞られており、直感的に操作することができます。
2)豊富なカスタマイズ機能
「My読書ノート」では、本のタイトルや著者名、出版社、読了日などの項目に加え、自由にカスタマイズ可能な項目を追加することができます。たとえば、ジャンルや評価など、自分にとって重要な項目を追加することで、より細かく自分の読書傾向を把握することができます。
3)読書の進捗状況を管理できる
「My読書ノート」では、本の読書の進捗状況を管理することができます。読みたい本、読んでいる本、読了した本をそれぞれの状態で管理することができ、自分の読書進捗を一目で確認することができます。
4)読書の感想を自由に記録できる
「My読書ノート」では、読書の感想を自由に記録することができます。短文から長文まで、自分の思いを自由に記述することができます。また、感想に付随して写真や動画を添付することも可能です。
読書記録アプリ|My読書ノートの使い方
以下、My読書ノートの使い方について詳しく解説していきます。
1)本を検索して登録する
My読書ノートでは、まず読書したい本を検索してアプリ上に登録します。検索窓に本のタイトルや著者名を入力すると、登録したい本が表示されるので、選んで登録するだけです。
2)読書を開始する
本を登録したら、読書を開始します。読書中は、本のタイトルや著者名、読書開始日時、読書ページ数などをアプリに記録します。
3)読書を進める
読書を進めるにつれて、読書ページ数を更新します。My読書ノートでは、読書したページ数を入力するだけで、自動的に進捗率が表示されます。
4)読書を完了する
読書が終わったら、読書終了日時や感想などをアプリに記録します。感想は、星評価や自由に入力することができます。
5)読書履歴を確認する
My読書ノートでは、過去の読書履歴を確認することができます。読書中の本、読書を完了した本、感想が書かれた本など、いつでもアプリで確認することができます。
6)おすすめの本を探す
My読書ノートでは、他のユーザーが読んでいる本や、レビューが高い本を紹介する機能もあります。自分で探すのが面倒な場合は、こちらからおすすめの本を探してみるのもいいでしょう。
読書記録アプリ|蔵書マネージャーの特徴
蔵書マネージャーは、読書好きのための蔵書管理アプリです。本棚にある本をスマートに管理することができ、読書の記録を手軽につけることができます。以下では、蔵書マネージャーの特徴について詳しく解説します。
1)本棚の管理
蔵書マネージャーは、本棚の管理がしやすいアプリです。バーコードスキャン機能で本を登録できるため、手作業での登録作業が不要になります。また、ジャンルや著者、出版社などの条件で絞り込み検索ができるため、本を探す手間も省けます。
2)読書記録の管理
蔵書マネージャーは、読書記録の管理がしやすいアプリです。読書した本を登録することができ、その本についての感想や評価を記録することができます。また、読書中の本や読みたい本など、状態に応じて分類することができます。
3)SNS機能
蔵書マネージャーは、読書好きなユーザー同士が交流することができるSNS機能があります。読書に関する情報を共有したり、おすすめの本を紹介したりすることができます。
読書記録アプリ|蔵書マネージャーの使い方
1)アプリをダウンロードし、登録する
蔵書マネージャーを使うためには、アプリをスマートフォンにダウンロードしてから、登録する必要があります。登録は、メールアドレスやSNSアカウントなどを使って簡単に行うことができます。
2)書籍の追加
登録が完了したら、自分が所有している書籍を追加します。書籍の追加には、以下のような方法があります。
- ISBNコードを読み取る
- 書名や著者名で検索して追加する
書籍を追加することで、タイトルや著者名、出版社、発行年月日などの情報を自動的に取得することができます。
3)書籍の管理
蔵書マネージャーでは、登録した書籍を一覧で表示することができます。また、読了した書籍には「読了済み」のマークをつけることができます。さらに、以下のような機能があります。
- カテゴリー分け
- タグ付け
- 評価の記録
- 感想の記録
これらの機能を使うことで、自分が所有している書籍を効率的に管理することができます。
4)書籍の共有
蔵書マネージャーでは、自分が所有している書籍を友達や家族と共有することができます。共有することで、自分と同じ趣味を持つ人との交流が生まれるかもしれません。
以上が、蔵書マネージャーの使い方です。自分が所有している書籍を一括管理したい人や、友達との交流を深めたい人にはおすすめのアプリです。
読書記録アプリ|読書管理ブクログの特徴
ブクログは、日本の読書管理アプリの老舗的存在で、2007年にサービスを開始しました。以下に、ブクログの特徴について説明します。
1)豊富な書籍情報と管理機能
ブクログには、書籍情報が非常に豊富に登録されており、書籍の検索や登録が簡単にできます。また、読書の進捗状況や読書メモなど、様々な情報を管理することができます。
2)読書記録の共有
ブクログでは、他のユーザーと読書記録を共有することができます。また、書評や感想を投稿し、他のユーザーと交流することもできます。
3)読書チャレンジ
ブクログでは、読書チャレンジという機能があります。これは、ある期間内に読書をどれだけ進められるかを競う機能で、モチベーションアップに役立ちます。
4)読書の推薦機能
ブクログでは、他のユーザーが読んだ本や、類似するジャンルの本を自動で推薦してくれる機能があります。これにより、新しい読書の発見ができます。
5)無料で利用可能
ブクログは、基本的な機能が無料で利用可能です。また、有料のプレミアム会員になることで、より多くの機能を利用することができます。
読書記録アプリ|読書管理ブクログの使い方
1)アカウント作成
まずは、ブクログのホームページにアクセスして、アカウントを作成します。アカウント作成には、メールアドレスとパスワードが必要です。
2)書籍の登録
アカウントが作成できたら、書籍を登録します。検索バーに書籍名や著者名を入力すると、書籍情報が表示されます。それをクリックすると、書籍が登録されます。
3)読書の進捗管理
書籍が登録できたら、読書の進捗状況を管理します。読書中の本は「読書中」、読了した本は「読了」にして管理します。また、進捗状況に応じて、ページ数や読書時間を記録することもできます。
4)書評や感想の投稿
読了した本には、書評や感想を投稿することができます。投稿された書評は、他のユーザーと共有され、交流することができます。
5)読書チャレンジ
ブクログでは、読書チャレンジという機能があります。期間内に読書をどれだけ進めるかを設定し、達成度合いを競うことができます。
6)おすすめ機能
ブクログでは、他のユーザーが読んだ本や、類似するジャンルの本を自動で推薦してくれる機能があります。おすすめ機能を活用して、新しい読書の発見をしてみましょう。
読書記録アプリ|読書メーターの特徴
読書メーターは、書籍の読書記録を管理するためのアプリです。以下に、読書メーターの特徴について説明します。
1)豊富な書籍データベース
読書メーターは、書籍の情報が充実したデータベースを持っています。書籍のタイトルや著者名、出版社などを入力するだけで、自動的に書籍情報を登録することができます。
2)読書量の記録
読書メーターは、読書の進捗状況をグラフで表示することができます。読書したページ数や時間を記録することで、自分の読書量を把握することができます。
3)読書の感想の投稿
読書メーターでは、読書の感想を投稿することができます。投稿された感想は、他のユーザーと共有することができ、同じ書籍を読んでいる人たちと交流することができます。
4)フレンド機能
読書メーターにはフレンド機能があり、他のユーザーと友達になることができます。フレンド機能を利用することで、自分の読書記録を共有したり、他の人の読書記録を見ることができます。
5)オンライン書店との連携
読書メーターは、オンライン書店との連携機能があります。Amazonや楽天ブックスなどのオンライン書店で書籍を購入する際に、読書メーターに登録することができます。
読書記録アプリ|読書メーターの使い方
読書記録アプリの一つである「読書メーター」は、ユーザーの読書記録を簡単に管理できるアプリです。以下では、「読書メーター」の使い方について説明していきます。
1)アカウントの作成
まずは、「読書メーター」の公式サイトにアクセスし、新規アカウントを作成します。アカウント作成後は、ユーザー情報を入力し、自分のプロフィールを設定することができます。
2)書籍の登録
登録したい書籍を検索することで、データベースから書籍情報を取得し、書籍を登録することができます。書籍情報には、タイトルや著者、出版社、出版年月日、ISBNコード、ジャンルなどが含まれます。書籍情報を入力することで、書籍に関する詳細な情報を記録することができます。
3)読書の記録
書籍を読み終わったら、読書状況を記録することができます。例えば、「読書中」、「読了」、「積読」などの状況を選択し、感想や評価などを入力することができます。また、読書の進捗状況を入力することもできます。これにより、自分がどの程度のペースで読書を進めているかを確認することができます。
4)読書の分析
「読書メーター」では、自分の読書傾向を分析することができます。たとえば、どのジャンルの本をよく読んでいるかや、読書ペースなどをグラフや表で表示することができます。この機能により、自分の読書状況を客観的に把握することができます。
5)SNS機能
「読書メーター」には、SNS機能があります。ユーザー同士で本の感想を共有したり、おすすめの本を紹介し合ったりすることができます。また、ユーザー同士でフォローすることもできます。
読書の記録をアプリで|iPadでつかうには手書きで
読書も読書記録アプリもiPhoneで普通にできます。ではiPadを使う必要性は何かといいますと、手書きメモが使いやすいことです。
読書記録を紙のノートに手書きすることは、脳の記憶への定着率がいいことは分かっていることです。ただし、紙のノートには弱点があります。紙のノート自体の経年劣化と検索性能がないことです。
読書記録を残す理由の一つには、後日の振り返りがあります。「あのワード」について書かれている本はどの本だったかを探すようなことがあります。
特にビジネス書には時々起きることです。メモに書いた記憶があると探したくなりますが、紙の手書きノートでは、ほとんど無理です。
ですから、スマホの読書記録アプリのように検索ができて、文字は手書きで書いていけるiPadとiPadのアプリが使いやすいのです。
GoodNotes 5
片手に単行本や文庫本を持ち、片手にはiPadとApple Pencilの組み合わせが最強です。
手書きで書いた文字をテキスト変換も可能です。
PDF化されている本なら、アプリに読み込み、直接書き込んでメモすることも可能です。
Noteshelf – メモ、注釈
iPadの手書きノートアプリではGoodnotes5と人気を分けるアプリです。Apple Pencilへの反応の良さやテキスト変換の精度は、とっても優れています。
検索については、evernoteに同期させて、evernoteの強力な検索機能を使うほうがおすすめです。
読書を記録するアプリ|Kindleなら自動で記録
Kindleで読書をしている方ならすでに気づいていいると思いますが、Kindleのアプリは自動的に、読書記録をしています。
iPadとiPhone、そしてAmazonのファイアータブレットで、Kindleを起動させ、ホーム画面の右下にある「その他」をタップすると、次の画面に「読書の詳細情報」が表示されます。
ここをタップすると、これまでKindleで読んできた読書記録が表示されます。
カレンダーも連動しており、いつ頃よく読んでいたのか、何日連続で読んでいたのか、何冊読んだのか、などの記録を確認できます。
Kindleアプリでもデスクトップ版には、この機能はないです。Kindle専用リーダーのペーパーホワイトにも見つけられませんでした。
また、本文中の一部をシェアして書き出して記録することは、専用リーダーでもKindleアプリでも可能です。
まとめ
読書記録アプリはとても進化しています。
ユーザーの使いたい方向性に合わせ、シンプルなデザインのアプリから、他ユーザーとのSNSのつながりを強化した高機能型のアプリもあります。
手書きで記録したいというユーザーなら、iPadのアプリもおすすめです。ただ、口コミのおすすめに左右されすぎずに、試してみて使いやすいアプリを選ぶのがおすすめです。
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