コロナ禍の影響があるとはいえ、出版業界は紙と電子を合わせて、3年連続(2019年〜2021年)で前年を上回る状況にあるといいます。
今回の時期に、読書を始めた方もいるのかもしれません。
Kindleで読書|デバイス間の同期機能が便利すぎ!
紙の本と電子書籍のどちらがいいのかという議論は、もはやなくなり、ユーザーが使いやすさで選択するものに定着してきました。
電子書籍の筆頭は、なんと言ってもkindleです。民間調査機関インプレス総合研究所の調査によれば、kindleは定額読み放題サービスも含めると、シェア率33.5%と圧倒しています。(一方でマンガのアプリやサブスクリプションのシェア率が高いことにも驚きがあります。)
kindle版での本の読み方がわからない

amazonでkindle版を購入したときの本の読み方について、解説します。
書籍のデータがどこに保存されているのかを心配されて、kindle版の本の読み方が分からないという方もいるようですが、そのような心配は不要です。
次の手順で確認をしてください。すぐに読める状態になっているはずです。
1)もしお使いのデバイスに、kindleアプリがインストールされていないなら、まずアプリをイントールしましょう。アプリのダウンロードはAmazonからです。
2)デバイスは、iPhone・Android・iPadやPC・Macなど選びません。状況で使い分ける方は、それぞれのデバイスにインストールしてください。
3)ただし、kindleのペーパーホワイトなどの専用端末には、すでに内蔵されています。
4)インストール後には、AmazonのIDとパスワードでログインをしておきましょう。
5)Amazonのホームページで読みたい本を見つけましたら、kindle版を選択し注文確定ボタンをクリックします。(注文ボタン近くにデバイスの選択ボタンがありますが、今は「お客様のkindleライブラリ」になっているはずですので、そのままでOKです。)
6)読みたいデバイスで、「ライブラリ」に入るとAmazonで購入した本のアイコンが表示されていますので、タップしてダウンロードをすれば、開いて読むことができます。
kindleで本を読むには2つの方法がある
kindleで本を読む方法は大きく分けると2つです。
1つは、kindleの専用端末(予算や容量で選ぶ)で読む方法です。
もう1つは、kindleアプリをインストールしたデバイスで読む方法があります。
kindle端末で読むメリット
ペーパーホワイトを代表とするkindle専用端末は、電子書籍リーダーとして専用に設計されたデバイスですので、たくさんのメリットがあります。
まず、軽くて持ちやすいが一番です。ペーパーホワイトが重さ182gです。また外装の仕上げが滑りにくくできていますので、手から滑り落ちるということはめったにありません。(つい寝落ちしてしまうときくらい)
さらにブルーライトがありませんし、液晶画面のように反射することがありません。
そしてバッテリーが長持ちです。
前回はいつ充電したか、などは記憶に残っていない状況になるでしょう。公式には、ワイヤレスオフにして、1日30分使用で最大6週間と記載されています。
kindleの読書アプリをインストールして読む
kindleの読書アプリをインストールする場合、デバイスは選びません。
スマホ、タブレット、パソコンなどのデバイスや、Windows・MacなどのOSもえらびません。
アプリの動きも軽々と軽快です。
ただ注意の一つとしては、特にスマホの場合、スマホのメモリが小さい機種の場合、ダウンロードした蔵書が増えていくと、挙動が重くなる可能性はありえます。
ダウンロードする蔵書がテキスト中心であれば、そのような心配は不要ですが、漫画等の画像が多い方は、スマホの空き容量が不足してくると、重くなる可能性があります。
kindleをスマホで読むなら
スマホでkindleを読むメリットは、画質の違いがあります。
kindleの専用端末はバッテリー持ちが良いとか軽さや持ちやすさなどのでメリットがありますが、デメリットが少しあります。
一番大きいのは画質の違いです。ブルーライトが関係しているので、スマホのクリアな画質が全面的に有利ではないのですが、kindle端末の画質は、e-inkのため、スマホの画面と比べるとぼやけて見える印象があります。
もう1つは、アプリの挙動です。専用端末は、読み始めると気にならなくなるのですが、端末の起動や書籍を選んだりするときに、動きがもっさりで、液晶画面と比べると、タップに対する反応もかなり遅いので、このネックのために、専用端末を開くよりもスマホやタブレットで読むことのほうが増えるという人もいるでしょう。
スマホはブルーライトが出ていますので、目は疲れやすくなりますし、バッテリーの持ちは比べられないくらい、悪いです。デバイスも大きさの割にはスマホの方が重いです。
ユーザーによって、kindleをスマホで読むのか端末で読むのか、分かれる場面です。
kindleをパソコンで読む方法
パソコンでkindleを読む方法も難しいことはありません。
kindleのアプリをダウンロードし、インストールしたら、Amazonにログインをするだけです。
パソコンのデスクトップ版アプリは、パソコン上で通常のアプリケーションの操作と同じように使えます。
個人によって感じ方の違いがあるかもしれませんが、やはりスマホやタブレットの画面で見るよりも、大きい画面で、書籍を読むことができますので、視力が良くない方ならパソコンで読む方法が読みやすさでは一番かもしれません。

kindleで読書するとすべてのデバイスで同期するのがとっても便利
kindleはすべてのデバイスで書籍を読んでる状況を同期してくれます。
これが実は慣れると地味なことですが、非常に便利な機能なのです。
iPhoneを家の外でも室内でも持ち歩き、リビングにはiPadをおいて、ベッドの枕元にはkindleのペーパーホワイトをおいて、Macにはkindleアプリをインストールしておくと、どこにいても、都度ブックマークを挟まなくとも、kindleアプリを開けば、どこにいても、続きから読むことができます。
ちなみにデバイスの上限は、1アカウントで6台です。

kindleアプリで読書記録を確認できる
専用端末とデスクトップ版では、確認できていない機能です。
kindleアプリを立ち上げて、ホーム画面の右下の「その他」を開くと、「読書の詳細情報がありますので、タップしますと、これまでのkindleを使って読まれたことがある読書履歴に関する履歴を確認することができます。何月ごろに一番読んでいるのか、何日間続けてkindleを読んでいるかなどの記録を確認することができます。
まとめ
kindleでは、古い本から新刊までたくさんの書籍が電子書籍化されています。
定額読み放題サービスも充実していますし、読みたい本が電子書籍になっていない場合、リクエストをすることも可能です。(いずれ電子書籍化する可能性があります。)コロナが収束したあと、今回の時期に増えた読書需要が減るのかどうか、分かりません。しかし紙の本の販売は減少し、電子書籍は、つまりkindleは今後も増えていくのでしょう。
関連記事
読書時間はスキマを集めてでも作るべき!読書は時間の無駄じゃない
社会人に読書が必要な理由|本読んでないと出世する人にならない
Kindleで読書|デバイス間の同期機能が便利すぎ!*当記事
コメント