読書のノートの書き方と選び方について、まとめて解説しています。
読書ノートの書き方には、テンプレートを使って書く方法もありますし、アプリに入力していく方法もあります。
またそれぞれの選び方についても、まとめて紹介しています。詳しくは各項目の「詳しくはこちらから」を御覧ください。
読書ノートの書き方と選び方
読書の仕方は十人十色です。ただ確実なのは、読書をしなければ、仕事においても人生においても人間らしく生きる部分の何割かを知らずに生きることになります。それは本を読まない分の知識が少ないという単純なことではなく、頭の使い方や見える世界までも違ってしまいます。
そしてもう一つ、読んだ本の記憶は一度読んだだけ(短期記憶)では確実に、すぐに消えて(翌日には7割忘れる)いくということです。しかし人間の記憶には半永久的に記憶を保持する容量無制限の長期記憶もあるのです。
読書ノートを作って、定期的に振り返りをすると、復習するたびに忘れる量が減少していきます。それが短期記憶から長期記憶に移行していく場面です。
重要なことが書かれている本に巡り合ったら、読書ノートを書き、復習では本の再読ではなく読書ノートの再読繰り返せば、再読時間を短縮し忘れにくくなっていくのです。
読書ノートの書き方は社会人にこそ必要
読解力・文章力が不足したままの社会人は多いです。仕事がうまくいかないこと・失敗したことを深く掘り下げていくと、読解力や文章力が不足しているために、起きたことだとわかることは決して少なくありません。
相手が言ったこと・メールに書いてきたことを正確に理解できないばかりか、相手の心への想像力がないままに文章を書いてしまい、炎上してしまうことがあります。
読書ノートには、記録管理をする目的と、理解を深める(考える)目的があります。読書ノートを書いていくことで、相手が言わんとすることが理解でき、いい文章を書けるようになる可能性があります。
読書ノートの作り方は目的で違う
読書ノートの作り方は決まったルールがあるわけではありません。ですので、自分のオリジナルの読書ノートを作っている方も少なくありません。ただ大きく分けると、3つのタイプに分かれます。
1つは、記録し管理することを目的としている書き方です。2つ目は感想文中心で、要約やあらすじも書いている書き方です。3つ目は、抜き書き(抄録)が中心の書き方です。
それぞれに目的が少し違います。
読書ノートはテンプレートで
汎用のテンプレートは、自分の理想と合う部分と合わない部分があるものです。
ただ読書ノートを書こうとすることに、読書ノートのフォームに多少合わない部分があってもなんの問題も合いません。逆に、仕方がないのでとりあえず使い始めたら意外に良いことに気付いたりします。
どうしても違和感が先に立ってしまい、マインドが低下してしまうようであれば、自作で作るのも良いと多います。読書ノートで重要なのは、形ではありません。続けることです。
読書ノートは自作すればさらに書きやすい
汎用のノートがどうしても気に入らない場合は、自作してしまいましょう。読書ノートは誰かに見せる目的で作るという人はいないはずです。つまり自分が見やすい書きやすいと思うフォームが一番ということになります。
あったほうが良い項目は、タイトルと著者・読了日・要約・感想の4項目ほどです。読書ノートの目的をどの部分に重視するかによって、項目の追加や削除をすれば良いです。
また最初は気持ちが高まっていますが、だんだんと読書ノートを書くことを面倒に思えてくる時があります。ですので、項目は多すぎないほうが良いです。
読書ノートはiPadにアプリで手書きが良い
紙のノートで読書ノートを書いている人が不便に感じていることが、iPadを使うと解決します。
それは、後日ピンポイントで読書ノートを紙で振り返るときに、とても検索しやすいことです。特に読書が進み、読書ノートが溜まってくると、紙のノートの場合、保管場所も必要ですし、劣化もします。
iPadアプリを使って読書ノートを作成すれば、アプリが手書き文字をテキスト変換をしてくれます。ですので、手書きの良さ(指で文字を書く作業は脳に影響しやすい)で書く場合のメリットも感じつつ、デジタル機器の便利な機能(検索できる)もで使えるのです。
読書メモのとり方はメモアプリに
読書ノートを読書の後で書くのか、読書と並行して同時進行的に書くのかにもよりますが、読書ノートを書き込む時間は、少なからず時間を消費します。また読書ノートを書いている間は、読書が一時中断することになります。。
そこで、スマホのアプリを使って入力する方法を検討してみてはどうでしょう。ボイスメモでメモをしてあとで文字にしても良いですし、音声入力でテキストに変換して入力できる方法もあります。声を使って入力している間、同じように読書は一時中断しますが、手書きでメモしている時間と比べると遥かに時間は短いです。
読書記録アプリを紹介
最もシンプルな読書ノートは、読んだ本を管理するために記録方法です。
感想や要約も2〜3行以内におさめるように、記録するのです。本の内容についての細かな情報は、別に管理したりノートに書いたりするのです。最低限必要な情報を記録として管理したいという方に向いているアプリを中心に、手書き用のアプリとしてフルに使いたいという方にも対応できるアプリまで紹介しています。
読書ノートに選ぶなら無印がおすすめな理由
無印のノートでは「A5サイズの手書きノート」を紹介いたします。正しい商品名は「週刊誌4コマノート・ミニ」です。
印刷されたコマの罫線が特徴です。記録に特化した読書ノートにしたい人、検索性は重要視しない人、に最適なノートです。読書記録に最低限必要な「読んだ日」「タイトルと著者名」「内容についての要約を超簡単に」「感想も1行だけ」という情報に特化して記入するのです。
1コマに1冊分の簡単な情報を書くことができます。
読書記録をノートに書いて行動に役立てる
読書ノートを書くことで、役立てられることはいくつかあります。
記録を管理する方法では、同じ本を2回以上買うような失敗をしないために、読んだことがある本を管理するということです。読書量が少ない方にしてみると、あり得ないと思うかもしれませんが、同じ本を2回以上購入してしまう失敗の経験がある方は少なくありません。
本を読んでインプットしたことをアウトプットすることの一つとして、読書ノートを書く人もいます。また脳に読書という刺激を与えることで、脳トレをするという考えの方もいると思います。早い速度で音読することで、脳が活性化することもわかっています。
また読んだ本の内容を長期記憶として保存するために、復習として読書ノートを書き、今後も定期的に読書ノートを再読するという方もいるのです。
ですので、読書ノートを有効に利用する方法はあるのです。
まとめ
読書ノートの書き方や選び方について、まとめて解説しています。
詳しく読む場合は、各項目の「詳しくはこちらから」をご覧ください。書き方については、これこそが読書ノートの書き方という決まりはありません。ですので愛用者の中には、自分のスタイルでさまざまな工夫をして、効果を上げている人もいますので、真似してみるといいです。
形から真似る・目的から真似てみるなど、ヒントが見つかれば幸いです。
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