本を読む女性や男性についての印象を根暗とかネガティブなイメージで見ている人は、もう古い先入観だということに気づきましょう。
世界の国々では、日本より遥かに沢山の本を読み、明るい人達はたくさんいます。(日本の不読率は深刻です)
また男性も女性も自分のパートナーになる人が本を読まない人であることを望んでいません。相手には知的でいろいろな知識を持ち、頼りになる人を望んでいます。
本を読む女性の印象と本を読む男性の印象
本を読む女性(男性)と本を読まない女性(男性)では、それぞれ明確に印象が違います。
ただし先に断っておく必要があると思いますが、「印象」とは見たり聞いたりしたときに感じられたものことです。注意が必要なのは、事実かどうかではないということです。
本を読む女性(男性)・本を読まない女性(男性)に対して、世間一般的に思われている印象のことです。ネットのリサーチを中心に、本を読む人の印象と読まない人の印象について紹介しています。
本を読む女性の印象
本を読む人の印象が根暗なイメージというのは、もはや過去のことです。もし、未だに根暗の印象を、自分や他人に向けているのだとしたら、それはもう古いです。
日本は世界の先進諸国の中でも、本を読まない人の割合がトップクラスに高い国です。
世界の潮流として、本を読まない人のほうが、少数派でカッコ悪いのです。さらにGfKの読書頻度に関するグローバル調査によれば、所得が低いほうが本を読まないことも指摘されています。
以上のことからも本を読む人のほうが好印象ですし、本を読む女性には、知的で聡明、清潔感や優しそうという素敵な印象を持たれます。
読書女子の方がかわいい
民間ネット調査の好印象調査によれば、22歳〜39歳の社会人男性へのヒアリングアンケートで「電車内での女性の行動について、スマホ女子と読書女子」では、圧倒的に読書女子が好印象の結果になっています。(読書女子は約88%、スマホ女子は約12%)
今日からでも、電車の中では、スマホは鞄にしまい、文庫本を片手に持った方がいいです。男性はその方がかわいい印象があると見ています。
読書好きに美人はいないは間違い
数年前に芸人の光浦さんがテレビ番組で発した言葉、「読書好きに美人はいない」は、一部の人に共感や反発の影響をしたようです。
しかしこれは光浦さんの個人的すぎる見解です。実際に読書好きで知られる美人芸能人はたくさんいます。そして、彼女たちに共通しているのが、知的で控えめで物静かなで笑顔が素敵な好印象しかありません。
現実社会でも同じことが言えます。根暗・陰気・理屈っぽいなどというイメージは、本を読む女性の全体ではなく、一人ひとりの個性です。
読書好きの女性の中には、自分に対するイメージが悪いと思いこんでいる人がいるようですが、実際には全くそんなことはなく、一人ずつ違う個性を持っています。むしろ、自分の彼女には読書好きの女性がいいと思っている男性は少なくありません。(この理由は後半の「本を読まない人の特徴」で分かると思います)
読書する女性の魅力は知的であること
読書する女性は、知的で物静かな印象であることに魅力があります。男性は話していて飽きない女性に惹かれるものです。
スマホ時代に生きてる人は、常にスマホを中心に見ており、言葉を知らない人が多いです。スマホでも小説を読めるので、小説ならいいことなのですが、多くの場合はSNSが主です。
SNSの弊害は、短い簡単な文章しか、触れないことです。ですので、十分に大人の女性なのに話してみると、会話の言葉が小学生レベルの人という人がいます。仮に見た目が素敵であっても、男性は話すと飽きてしまうものです。
本を読む男性の特徴と印象
読書をする人には、頭がいいという印象もありますが、やはり多いのは知識があることと、言葉をよく知っているという特徴があります。
実は女性も話していて飽きない相手に好印象を持ちます。一つの目安が、「話が途切れない」ということです。ただし、確かに途切れないが、内容が自分のことばかりならNGです。
読書で覚えた知識であってもよく理解していて、自分の言葉で話せるようだとGoodです。ですので、読書で読む本のジャンルは、できればオールジャンルがおすすめです。狭く深く勉強するような読書は仕事の役に立ちますが、相手と共有できなければ、退屈な会話でしかありません。
ですから、普段の読書はオールジャンルがおすすめなのです。
読書する男性はかっこいいのか
女性が男性に対してかっこいいと感じるのは、一切自慢気にしていないのに、何でも知っている男性、人の気持ちをわかってくれる人間力の高い人です。
男性にも女性にも共通することですが、その人のカッコよさや可愛さが、内面から発生している場合、相手は飽きることがありません。
しかし、外見だけの場合は、長続きしないです。
本を読んで見に付けた知性や人間性は、素の自分になっても、服装や化粧のようになくなるものではないので、相手には好印象を伝え続けられるのです。
いろいろなことを知っている男性は、頼りになる存在です。気持ちをわかってくれる人間性も持っていれば、かっこいいという印象しかありません。
本を読まない人の特徴・印象
本を読まない人は、物理的に仕方がないことですが、言葉を知りません。難しい言葉を知っているから、偉いとか偉くないのではないのです。
本を読まない人は言葉を知らないという印象=語彙力がない
本を読まない人は言葉を知らないという印象(語彙力がない)は正しいです。そのまま、特徴でもあります。さらに言えば、あまり良い特徴ではありません。自分自身も損しますが、仕事の上では周りに迷惑かけます。
言葉を知らないために、仕事ができないことになります。上司が何を言ってるのか理解できない。顧客が言ったことを正確に理解できない。取引先からの要望や条件の内容が理解できない、などという状況が起きます。
既に社会人の人ならば、知ってるとおり、会社が研修などで教えてくれるのは、最初の数ヶ月だけです。もし新卒ではなく転職となれば、知ってる前提で、会話がなされていきます。言葉を知らないままにしているので、話す言葉も書かれている文章もわからないことだらけです。
同じチーム員・仕事のパートナーがこんな感じだと、正直なところ困ります。彼(彼女)の語彙力が低いことを想定して打ち合わせをしたりなどするのは、余計な負担がかかります。
本を読まない人は浅いという印象は正しいのか
浅いというのは、思慮が浅いということです。思慮とはよく考えて判断するという意味があります。つまり、思考が浅いということでもあります。この印象は、必ずしもそうとは言い切れません。
現実には、本を読む人でも思慮が浅いという人はいるからです。しかし、本を読まない人は、言葉を知らないことと同様に、知識や情報は少ないので、本を読まない人は知識が浅い、という印象は事実であり、本を読まない人の特徴でもあります。
本を読まない人は会話でわかってしまう
本を読まない人は会話でわかるという印象があります。残念ながら、本を読まない人は会話でバレてしまいます。これは事実であり、本を読まない人の特徴でもあります。なぜなら、使う言葉のほとんどが小学生レベルだからです。
この状況は会社の中でもありますし、つきあい始めた男女の関係にもあります。なんとなく明確なマイナス理由がないのに、別れてしまうケースは、ここに問題があります。前述したように、男性は読書好きの女性が知的で素敵だと感じる原因でもあります。同じことは、女性にも言えると思いますが。
ただ本を読まない人同士だと、話してわかるということは起きないかもしれません。実際に月に1冊以上の本を読む人の割は、約半分ほどしかいません。さらに月に3冊以上となると15%ほどになります。
これらの割合は実は管理職の割合や年収の分布割合とほとんど一致します。過去30年間、日本の平均賃金は横ばいを続けています。しかし本を読む人たちは高い賃金を獲得しています。読書することを選べば、収入アップの可能性は大きいです。
まとめ
本を読む人の印象に、根暗・陰気などの印象がありました。しかし、これらは事実ではなく、個人の個性の問題です。
本を読まない人にだって、根暗で陰気な人はいるからです。こんな間違った印象を持ってしまったことで、日本は先進国の中でも、本を読まない国になってしまったのかもしれません。しかもショッキングなのは、年収と関係しているということです。
世界の平均年収を見ると、2020年日本は22位です。日本が過去30年間給料が上がっていないことは、世界でもよく知られています。ちなみに、アメリカ人の国民性に根暗・陰気のイメージはないと思いますが、日本人より遥かに本を読み、平均年収は日本の約2倍に近いです。
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