速読方法と身につけるコツは想像以上に簡単

速読方法

読書をする人、本を読むのが遅い人なら、「速読」に関心を持ったことがあると思います。

しかし、速読方法の広告には怪しいものを感じたり、うさんくさいと感じて、ためらってしまう方が多いのかもしれません。(筆者も詳しく知るまではその一人でした)

本当に効果のある速読方法を身につけると、読書スピードが上がり、勉強や仕事の効率が上がることは確かでした。試してみてください。

目次

速読方法と身につけるコツは想像以上に簡単

速読方法 (1)

速読とは、その文字が表す通り「文字を速く読む」ことです。

速読に関心を持つ人は、どこかで速読についての情報を聞いて「1分間に数千文字、読むとるってすごい」と思ったのかもしれませんし、今現在の自分が文字を読むことが遅いことに悩んだり困ったりしているのかもしれません。

文字を読むのが遅いことが勉強や仕事でマイナスになってしまうことは確かにあります。文字を読む時間を短縮できれば、それだけ思考に使える時間が増えますし、同じ時間内で考えれば得られる知識量が増えることになります。

速読方法は複数ある

速読、つまり速く文字が読めるようになる方法は複数あります。自分が使いやすい方法があるかどうかをチェックしてみてください。一般的に速読と言われる方法には次のような方法があります。

目の動きをコントロールする方法

個人差はありますが、黙読をしているときに、目の動きが本を読むスピードに関係しています。文字を読むのが遅くなる原因の一つは、目の視点が文字の上をなぞっていくスピードです。もう一つは、戻り読み・返り読みと言われるもので、読み終えたはずの単語やセンテンスの上を2度3度となぞってしまうという癖のようなものです。

本を読むのが遅いという人に多いケースです。特に戻り読み・返り読みは、なくするだけで読書スピードは2倍程度のスピードになります。

方法は、指先で文字をなぞりながら読むことです。これでスピードをコントロールし戻り読み・返り読みを防止します。

一般的には1分間に400文字〜800文字が読めるとされており、なぞるスピードコントロールと戻り読みを止めるだけで、1分間に2000文字以上読めるようになります。

一般的なビジネス書で、1冊あたり8万字〜12万字と言われます。ページで言えば、200ページから300ページ、1ページは600文字ほどですので、1分間で3ページ程度読める感じです。慣れると、さらに加速します。

斜め読み・拾い読みをする方法|飛ばし読み

文章の中の重要と思われる部分を拾いながら、飛ばしながら読んでいく方法です。

実際に、文中の重要部分は、数%と言われますので、重要部分だけを拾って読むのは合理的な方法です。ただし、取りこぼしがあります。

単語ごとに読み取りをする方法・視読

文字を読み取るときに、脳内で一文字ずつ音読をするのではなく、単語ごと・センテンスごとにまとめて、画像に近いイメージで読み取る方法です。

脳内で音読・発音することをやめると、読み慣れてる単語は、単語ごとに脳にインプットできるようになります。広告の見出しやチラシなどをみるときに、自然とすでに行っている可能性があります。

視読と言われる方法ですが、ブロック読みとも言われます。

画像的に読み込んでいく方法・フォトリーディング

これは、文章の1ページを写真を撮影するように、読み込んでいく方法です。過去に話題になったこともあります。

ただ、実際の方法が難しいことで、一般的には使える方が限られます。身につけられると、1ページあたり、1秒のスピードで読み込むことができるといいます。

スーパー速読・ためしてガッテンで紹介

日本速読協会で紹介されているスーパー速読です。

推奨されるトレーニングとイメージ力を使う方法です。

自分で試してみるというには、すこすハードルが高くトレーナーに教わる必要があります。

他にも、右脳を使う速読法で「瞬読」という方法もあります。詳しいメソッドについては、有料で公開されております。Zoom体験会が開催されているので、具体的なトーレーニング方法やメソッドについては、有料で参加する必要があります。

速読がうまくなるコツ

速読方法の中でも紹介があったように、本や文章を読むのを遅くしているのは、脳内で音読していることが原因です。口からは発音していませんが、脳内で発音をしている状態です。この発音している状態を止めることが速読できるようになるコツです。

速読を身につける方法・練習方法

上記で紹介した速読法には、具体的なメソッドなどが有料公開の方法もありますが、前半の方法(目の動きをコントロール・拾い読み・視読)は、、今すぐにでも試してみることが可能です。

身につける方法としては、実際に試してみて、やりやすいものを選んで繰り返してみてください。脳内の音読が止められないという人は、頭の中で「あー」と声を出しているイメージで進めてみるとうまくいくかもしれません。

まとめ

速読方法について紹介いたしました。速読の方法は複数あります。

脳内音読の癖がついている方は、脳内で発生するのを止めると理解が浅いような気がするかもしれませんが、脳の力は、自分の想像以上にレベルが高いものです。

速く読むと理解がついていかないのではなく、ほとんどの場合、脳内音読のスピードがついていかないのです。今すぐ試せる、指でなぞる方法で、何度か「スーッと」なぞってみてください。

実際には、なかなかのスピードで読み取り、理解もできていることに自分で驚くかもしれません。

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この記事を書いた人

社会人経験約40年。仕事において強い必要性があり読書に目覚め、その後年収も急上昇。上場企業にキャリア入社し、50代に入り独立起業し会社経営。自分自身の読書に救われた経験から、読書によって人生が変わることを伝えたい。

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