ほぼどの会社にも存在するのが、「話が長い人」です。
もしかすると、頭が悪いのかもしれない、とさえ思います。
原因は要約ができないことにあります。
話が長い人に対する原因と対策のヒントについて解説します。
本人以外には解決できません。私たちにできことは理解することだけです。
話が長い人は仕事が出来ない|彼は要約ができない
話が長い人って、どの会社にも何人かいます。よくよく話を聞いたり、観察をしていると、いくつかのタイプがあることがわかります。
最悪なのは、中間管理職やリーダーの役割にいる場合です。チームは彼のせいで停滞します。
話が長い人は仕事ができない
話が長い人は仕事ができない印象を持たれやすいです。
外見的には、話好きな人が多いかもしれません。しかし仕事の場では彼(あるいは彼女)の話には無駄話が多いのです。人とコミュニケーションをとることが好きという側面もあります。ですので職場以外では、良い関係性のパートナーになります。話が途切れることなく無限に話題が湧いてくる印象すらあります。
しかし、職場あるいは仕事で協力し合って、良い成果を出そうとするときには、面倒なパートナーになる可能性があります。
彼(あるいは彼女)は、要点をまとめて要約するということができないからです。仕事は、常に取捨選択の連続です。仕事の上でいくつかの選択肢の中から、選択することを重ねていく必要があります。
業務の課題から要点を抽出する。
要点をまとめて要約し、上司や顧客に話し、報告や商談や交渉をしなければなりません。しかし、要点を抽出するにも、要点をまとめて、要約するにしても、取捨選択のまとめる作業が必要です。重要そうに見える部分でも、要旨に沿って考えるために、捨てる必要があります。話が長い人は、この「捨てる作業・判断」ができません。
話が長い人の原因は不安にある
話が長い人がはたらく原動力となるのは、「不安」です。
不安だから仕事を頑張ることにもなります。ですので、責任が小さい役割で働く場面では成果を出せる可能性があります。
しかし責任が増えてくると、不安で決定ができないために、周りを巻き込んで、ただただ話が長くなります。
しかし、どこまで行っても決定ができないので、不安を原動力にして、言葉を垂れ流します。
これが部下に向かうと、ハラスメントになる可能性があります。何時間話してもゴールには到着しません。
同僚や上司に向かって、言葉を発すると相手のイライラ度はどんどん高まっていきます。
話が長い人への対処法は理解すること
一般的に、その人の性格性質は、周りの人によって変わることはありません。ですので解決法はありません。話が長い人は、相手の都合を考えない話好きの人が多いです。
ですので、自分が話が長すぎることで他の人から敬遠されていることには、気づいていないはずです。
話好きで口は達者ですので、話し合いを避けた方が良いです。いくら会議をしても要点が絞られることはなく、要点が停められて要約されることもありません。
対処方法は、「かわすことと」「理解するだけ」です。可能な限り、同席をしないことです。可能な限り、議論をしないことです。そして、そういう人間性なのだと、受け入れて理解することです。
関連記事一覧
話が長い人は仕事が出来ない*当記事