話が長い人には疲れる|原因と対策

話が長い人 疲れる

話が長い人に相手は疲れるって、知っていたはずなのに、気がつくと自分がそうなっているケースがあります。

真面目な人が認められて管理職やリーダーに昇格した後に、気がついた時に話が長い人になっているのです。何かのきっかけで自分も話が長い人になっていることに気がつくことができた人は、ラッキーです。実際には気付けない人が多いからです。

実際には、多くの管理職が話が長い上司に該当します。簡潔に要約をして部下に的確な仕事の指示を出している上司は、ほんの少数派です。部下の行動が心配で仕方がない上司や、自分の方針に従ってもらいたいと考える上司がほとんどであり、相手に伝えたいことがたくさんあると感じてしまいます。その結果、話が長い上司になります。

くどくどと言っているつもりがなくとも、部下には話が長いと聞こえています。話が長いと感じられてしまう原因は、要点をまとめて分かりやすく要約して話すことができていないからです。

ただ、話が長い人は上司だけではありません。部下の中にも話が長い人はいます。

当記事は、話が長い人に関して記事をまとめて解説しています。上司との関係、部下との関係のヒントになれば幸いです。

目次

話が長い人には疲れる|原因と対策

話が長い 疲れる

話が長い上司を見ていて、「あんなふうにはなりたくない」と思っていたのに、もしかすると自分がなっているかもしれません。もし「イヤイヤ、誰もそんなことを言ってないし」と思うのは違います。

利害関係のある相手で、本音を伝えるときは、最後の場面です。それが口に出たときは、もう戻れません。

つまり、思っていても口に出さない。むしろ、口から飛び出してきた時には、ほとんどの場合には修正ができません。部下から上司に向かって、言葉になって出る場面です。その部下が会社を辞めるか、自分を飛び越えて上席管理者に報告される場面です。

以下のケースに心当たりはないmmfですか。自分にはそんなつもりがなくても、相手を困らせている可能性があります。

話が長い人が相手の疲れる原因になっている場面

1)話が長い人は要点が不明瞭で無駄が多いので疲れる(話のゴールが見えない)

2)話が長い人は頭が悪いのかもと思う場面(時間が無駄に奪われる)

3)仕事の話は要約してくれないと疲れる(こちらから要点を確認する必要がある)

4)話の長い上司は自分がブレーキになっていることに気づいてないから疲れる(そばにいられるとストレスを感じる)

5)話が長い人が近づいてくると巻き込まれるのではないかと思うと疲れる(相槌や返事をしないといけない)

話が長い人は要点が不明瞭で文章も長い|相手は疲れる

話が長い人は上司かもしれませんし、同僚かもしれません。あるいは気がつかないうちに自分が思われているかもしれません。一般的には仕事ができない人だと思われがちです。

もともと話好きという性格の場合もありますが、多くの場合、無駄が多くて、要点が不明瞭な場合が多いです。そして、相手は「この話はどこに向かっているの?」「話のゴールはどこにあるの?」と感じています。相手の心は疲れてしまいます。

仕事の話でこの状態だと、かなり大変な状況です。話が長くて聞きたくないが、仕事の話なら聞かなくてはならないというジレンマ状態になってしまうからです。

話が長い人は頭が悪いと思われる|職場の仲間は疲れる

話が長い人が本当に頭が悪いのかは、確かめることは現実的ではありません。

ただ頭が悪いと相手に感じさせる行動をとっていることに気づいているでしょうか。同僚なら、興味を感じない話・共感できない話を、ゴールラインが見えないまま、話をされるケースです。時間の無駄遣いです。

上司と部下の関係の場合なら、論理的な話になっていない場合に、相手は「頭が悪い?」と感じています。上司と部下のどちらにも起こることです。感情が加わるとさらに長くなります。こうして相手は疲れるのです。

具体的には分かりやすく文章構成されていないということです。文章のゴールが見えないですし、要点をまとめて要約の形にするなどもなく、思いつくままに話す感じになります。

感情の高ぶりがおさまるまで長くなる可能性があります。つまり論理的に話せる状況ではないのです。それをコントロールできないこともまた「頭が悪い」と思われる原因を作ってしまいます。

話が長い人にはイライラする

話が長い人に対してイライラすることってありますね。

話が長い人は、自分の話を聞いてもらうことが好きな人が多いものです。そのため、自分の話を聞いてもらえないと、イライラしてしまうことがあります。

また、話が長すぎると、要点がつかめず、イライラしてしまうことがあります。さらに、話の内容に興味がないと、イライラしてしまうことがあります。

また、話が一方通行で、自分の意見を言いづらいと、イライラしてしまうことがあります。最後に、話が長すぎて、時間がかかると、イライラしてしまうことがあります。

またいつのまにか、自分自身が相手をイライラさせる人になってしまう可能性もあります。

話が長い上司はチームの業績を落とす|部下は疲れる

話が長い人が同僚や部下なら、スルーすることもできますが、厄介なのは上司が話が長い人の場合です。

この記事を読んでいるあなたが上司の立場にいる場合は、自分の言動に注意してみることです。部下に対して、同じような話を繰り返していないでしょうか。その度に部下を疲れさせている可能性があります。そばにいるだけでストレスを与えているかもしれません。

「部下の出来が悪い」という上司がいますが、ほとんどの場合は、上司が無策の場合が多いです。上司に逆らえない部下は、近いうちに会社を辞めるか、会社のトップに直訴することになります。

一般的に、要約力や文章力などの社会人としての国語力が不足している上司の元では、要約力がない部下や文章力がない部下が育ちます。もし自分の部下数人の全体傾向をイメージした時に、論理的に話せる社員や、簡潔に要約して話せる部下がいないとすれば、問題の原因は上司にあります。

上司が要約力がないからです。責任は上司にあります。その結果、チームの業績は落ちていきます。改善すべきは、部下の前に上司です。(特定の部下に問題有りの場合は、該当しません)

話が長い人が一緒だと仕事が停滞し疲れる

話が長い人が上司にいると、そのチームは業績を落とします。

では話が長い人が、中間管理職やリーダー・部下の場合ならと考えてみます。彼(あるいは彼女)と関連する人は、悪い方に影響され、仕事の生産性を停滞させる可能性があります。

少人数単位のチームや、同僚が足を引っ張られる可能性があります。話の長い人はブレーキになって、人の仕事の邪魔をしている可能性があります。そのことが原因で残業になったらと思うと、本当に疲れるのです。

話が長い人が近づいてくるとウンザリされます。話を聞かされる相手は、相づちを打ったり、話を聞いていると返事をしないといけません。

もし自分が話が長い人ならば、要約のトレーニングをお勧めします。文章や話の中から要点を見つけ、まとめて要約を作るトレーニングです。

話が長い人に疲れると感じたときの対策

話が長くて疲れる相手への対策は、相手との関係性(どちらが上司で部下なのか)によって、注意をしておかなければ後の関係性に悪い影響が出ますので、注意をしながら対処しましょう。

あるいは自分が部下や上司から対策を取られているなら、話が長い人で疲れると感じられている可能性が高いです。

話が長い人に対する対策

1)結論を先に言ってもらう(あるいは逆に「結論から言ってください」と言われていませんか?)

2)話の途中で時計を意識的にみる(逆に話の途中で時計を見られているのなら、話が長い人思われている可能性は大です)

3)メールやLINEで話の内容を書いて送ってもらう(もし言われたら、相手は同じような話の繰り返しに疲れている可能性もあります)

まとめ

話が長い人は、文章も長いし、頭が悪そうな人だと感じているかもしれません。しかし、自分がその立場に昇格した時に、同じことをしている人は、かなり多いです。

話が長いのには、いくつもの原因がありますが、大きなものは「要約ができていない」からです。その結果、特定の部下に対して、あるいはチーム全体の足を引っ張る上司になってしまう可能性もあります。

なかなか怖い話です。相手をコントロールしようとするほど泥沼化します。むしろ自分の要約力のレベルを上げる努力をすべきです。

関連記事一覧

要約

話が長い人は自分の話の長さに気づいていません

話が長い人に相手は疲れる|自分も例外ではないかも*当記事

話が長い人は頭が悪いというのは本当なのか?

話が長い人への切り上げ方|傷つけずに

話が長い人の特徴|要約力等がないのかも

話が長い人が上司だとチームの業績は停滞する

話が長い人は仕事が出来ない

話が長い人はアスペルガーの可能性があるのか

目次