知的好奇心の高い人の特徴|読書は知的好奇心を刺激する

知的好奇心 (1)

子供の頃には、「なぜ」「どうして」という好奇心を皆が持っています。

好奇心自体は、動物も持っているものです。しかし、知的好奇心は人間に固有のものです。知的好奇心があるので、新しい事を覚えて、勉強が出来るようになったり、仕事が出来るようになったりするものです。

そして知的好奇心の強い人は、読書を習慣にしている人が多いです。

もしかすると、逆なのかも知れません。読書を習慣にしている人が好奇心が強いのかも知れません。

ですので、もし知的好奇心のセンサーが低下していると感じたら、高めるために脳を刺激しないといけません。

知的好奇心について紹介してまいります。

目次

知的好奇心の高い人の特徴|読書は知的好奇心を刺激する

知的好奇心とは、知的分野についての物事に対して、興味や関心を示し、知識と理解を深めたいという気持ちのことです。子供の頃には、知的好奇心があったはずなのに、大人になったらいつの間にか感じなくなっているという人はいないでしょうか。

知的好奇心と好奇心の違い

知的好奇心とは、3つの好奇心の内の一つとされます。

その3つとは、「知的好奇心」の他に、「拡散的好奇心」と「共感的好奇心」があるとされます。

「知的好奇心」には、先に示したとおり、知的分野について知識と理解を深めたいという気持ちがあります。

「拡散的好奇心」は、まだ知らない物事全般について、興味や関心を持っている気持ちです。

「共感的好奇心」は、他者の考えや感情に興味や関心を持つものです。

一般的に、小さい子が持っている、様々な物事に、興味を示している様子は、拡散的好奇心とされます。

知的好奇心が高い人の特徴は

本を読む事が習慣になっている人は、知的好奇心が高いとされます。

知識を得ること・情報を知りたい・分からないことがあれば、調べるという欲求が高いことが特徴です。好奇心が感じられることには、時間が経つのを気にせずに調べ続けます。

読書をするときの知的好奇心は、普段の仕事でも発揮される傾向があるのです。そのまま仕事への成果に繋がり高い評価を受けることになります。知的好奇心が高い人に共通する特徴は以下の通りです。

知的好奇心が高い人の特徴

1)知識欲が強い・・・物事について分からないことをスルーしたままにしておかない

2)語彙(ごい)数が多い・・・言葉の意味についても分からないたびに調べるので言葉をよく知っている

3)理解度が高い・・・様々な物事に対する理解力が高い

4)頭の回転が速い・・・脳の情報処理速度が速い

5)行動力がある・・・知識を得るだけではなく行動が早い

6)読書の習慣がある・・・読書量や頻度が多い

知的好奇心が高い人は、いわゆるアンテナが常に立っている状態にあり、様々な情報や状況に対して、疑問を持ちやすい人です。分からないことがあれば、スルーしたままではいられません。できるだけ早く調べて疑問を解決しようとします。

それは分からない情報や状況だけではなく、言葉に対しても機敏に反応します。できるだけ早く分からない言葉の意味を調べ理解しようとします。それらの一連の動きによって、理解度が高いレベルにあります。

表面的には、頭の回転が速く行動力のある人として見られることが多く、社会人においては「仕事ができる人」「評価されやすい人」として見られます。しかし実際にはもともと仕事ができるわけではなく、知的好奇心が高いことがその原因となっています。日常的な習慣の特徴には読書があります。

読書は知的好奇心を刺激する|探究心へと昇華し信頼と評価になる

読書をすることが習慣になっている人は、読むたびに新しい知識や情報、それに新しい言葉に触れる機会が多くなります。この状態が知的好奇心を刺激している状態です。

知的好奇心を刺激されると、知識欲(知識を得たいという欲求)がさらに強くなり、探究心も深くなる傾向があります。探究心とは、深く掘り下げて、知識を深めること、原因を究明する姿勢です。ですので難しい問題に直面しても、途中で投げ出すことなく、納得できるまで向きあいます。

仕事の場でこの才能が発揮されると、知的好奇心は探究心へと昇華し、プロジェクトや事業の成功を諦めない責任者となっていきます。その仕事ぶりには上司や部下からの信頼や評価は当然高いものになります。

その信頼と評価は、出世と年収アップへとつながる可能性が高いのです。

知的好奇心がない人は

知的好奇心は、個人によって強弱はありますが、子供の頃から皆持っているものです。

知的好奇心は、子供であっても、大人であっても、前向きに自分で調べて勉強や仕事をしようとする姿勢につながる重要かつ必要な性質です。

もし知的好奇心がない人とすると、「無関心な人」ということになってしまいます。程度の違いこそあっても、知的好奇心が低ければ、知らないことがあっても気にならない状態になってしまいます。

学校以外の勉強には興味を示さないが、例えばアートや音楽に関心を持てるのであれば、そういう才能なのかも知れません。

しかし、何に対しても、興味を示さないという無関心な人になることは避けたいものです。

知的好奇心が高い人は仕事ができる

一般的には、日本の教育の場合、学生は知識を増やすことが求められ、知識の記憶を確認するテストが行われます。

しかし大人になり社会人になると、記憶力だけでは仕事の成果を生み出せないことに気づいていきます。現実社会では記憶だけではなく、問題を解決していくには情報を集めて状況を判断し、決断をする必要性がある場面を経験していきます。

つまり知的好奇心を高く持って、物事の関連情報に注目したり判断する必要があるのです。単純に知識があるだけではなく、想像力と思考力を使う場面が増えますし、最終的には何かを決定する場面での判断力も必要になります。これらの一連の流れをクリアしていくには、知的好奇心が高いことが求められます。

知的好奇心を高いレベルで研鑽していくには、読書をすることが大いに役立ちます。学校読書調査の結果を見ると、小学生と中学生では、読書をしている人の割合は高く、読書量も十分(月に4冊以上)と言う方も比較的多い傾向にあります。

しかし、高校生から大学・社会人へと進む中では、読書率も読書量も激減します。知的好奇心が高い人も減少傾向にある印象があります。

前述したように、大人になりますと、単純に知識があると言うだけでは仕事の役に立つとはいえません。社会人1年の時点から、想像力や思考力を使う場面や、何かを判断する場面に遭遇します。キャリアのない社会人1年にはそれなりの解決すべき問題が起きてきます。学校の試験問題のように、どこかに回答のページがあるわけではありません。

目の前に起きてる事象について、想像し思考することが必要です。そして判断し選択していくことになるのです。むしろ大人になってからは、知的好奇心を意識して刺激していかなければ、想像も思考もできなくなってしまいます。

知的好奇心を高める方法

もしも自分の知的好奇心をが低下していると感じたらば、知的好奇心を高めるためのチャレンジをおすすめします。

子供の頃なら親が構ってくれます。しかし、大人なら「自分の機嫌は自分で取るもの」という言葉もあるくらい、自分で自分を動かすことです。読書を始めとして、色々物事にふれ合うチャンスをつくる事です。

紹介する知的好奇心を高める方法は次の通りです。

1)朝目覚めたら、今日やりたいことを紙に書いて下さい。仕事以外にです。
2)通勤には、いつもと違う道を歩いて下さい
3)いつもの自分ならやらないことをやって下さい
4)以前やってたのにやらなくなった趣味のことに触れてみる

3番目は、かなり範囲が広くなります。いつも食べないような食事を食べてみる。いつもは飲まないお酒を飲んでみる。いつもなら読まない本をあえて選んでみる。音楽でもいいです。以上のことに集中して数日間過ごしてみて下さい。

新しい自分になるとか、そんな大それたことではありません。そうでは無く、ルーチン的な活動しかしなくなっている脳を活性化してみるのです。

ですから、やるべきことは、1つか2つではなく、いくつか複合的にやって下さい。いつものと違う脳の活動をさせるのです。小さなことなら、利き手と逆の手で数日間食事をするでも良いと思います。

月に4冊程度の読書を考えながら続ける方法は、前述の1番から4番までの方法と同様に、脳を刺激することになります。月に4冊と言うと、概ね1週間で1冊読む程度の読書速度です。特に早くはありませんが、のんびりと読む感じの読書ではありません。少し急いで読み続ける読書が脳を刺激し、考えながら読むことで、知的好奇心も刺激を受けます。

知的好奇心を刺激する簡単な方法|ランダムに本を10冊買って読む

さらに知的好奇心を刺激しやすい方法は、実は簡単な方法(実行するのは少し大変)があります。

自分が興味がある分野ではないジャンルも含めて、ランダムに読書をすることです。好きな分野に特化して深く読み込む方法も悪くはありません。しかし知的好奇心の刺激を優先して考えると、知らない分野に目を向けることが良い刺激になります。

書店に行って、タイトルをよく見ないで10冊買ってきて読む方法がおすすめです。あるいは、Amazonなどのネット通販から、ランキングの1位から10位までを購入するということでもよいでしょう。

もちろん中古本でも構いませんし、無料の電子書籍を読む方法でもよいです。この時に選んでもプラスにならない本はマンガです。アメリカやイギリスの研究でも明白なのですが、マンガ(コミック)を読む人ほど読解力が低いと言う研究結果が出ています。

まとめ

知的好奇心は人間固有のものです。

知らないことを調べて納得したい。何故だろう。どうして。という知的好奇心を絶やさず持っていることで、仕事で成果を上げて成功し、評価や信頼を高められるようになります。

もし、知的好奇心が低下していると感じたら、それは重大事件です。自分の脳に働きかけて、知的好奇心を取り戻しましょう。

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この記事を書いた人

社会人経験約40年。仕事において強い必要性があり読書に目覚め、その後年収も急上昇。上場企業にキャリア入社し、50代に入り独立起業し会社経営。自分自身の読書に救われた経験から、読書によって人生が変わることを伝えたい。

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