文章を書くのが苦手でも手順どおりにやれば書けるようになる

文章書くのが苦手

文章が書けない人は、白紙のキャンパスを前にしてどんな絵を描こうかと悩んでいる姿に似ています。

絵を描くことに慣れないうちは、何を描くのかを決めたあとは「この辺に○○を描いて、この辺には△△を描いて」と構図を決めながら下絵をデッサンして進めていきます。

文章も同じです。

何をテーマに文章を書くのか、どんな結論にするのかを決めたら、文章を書くための知識情報を整理し準備し、何の内容をどういう順番で書いていくのか、文章構成を決めて進めていきます。

文章を書くのが苦手と言っている人は、これらの手順を踏まずにいきなり書き始めようとして挫折してしまうのです。

文章力が高いレベルになっていなければ、いきなり白紙の状態から文章を書いていこうと思っても、そう簡単には書けるものではありません。この記事で紹介している原因に心当たりがあるのなら、紹介している対策の手順を試してみてください。はるかに簡単にかけるようになるはずです。

目次

文章を書くのが苦手な人でも手順通りにやれば書ける

文章書くのが苦手

結論から言えば、文章を書くのが苦手・文章を書けないのは準備不足なのです。なのに準備不足を解決せずに、ゼロの状態から書いていこうとするから文章を書けないのです。

書く技術(文章力)が高くなっている人は、白紙から文章を書きながら自然に展開が生み出されていき、最初に考えていた以上の出来具合になる場合もあります。

そういう文章力が高い人でも、テーマ・あらすじ・結論(ゴール)は、書き始める前に決めています。文章を書けない人や文章を書くのが苦手な人は、そもそも文章力がない状態です。下絵をデッサンして描き始めるぐらいの準備をしてから書き始める必要があります。

文章を書くのが苦手な人は書くための準備ができていないのに書こうとする

文章の書類によっても多少違いはありますが、書くための準備が必要なのは共通して大事なことです。

また文章を書く準備は、文章を書くのが苦手な人は、頭の中でイメージするくらいでは不足なのです。文章を書けない原因となっている準備不足は次のようなことがあります。

文章を書くのが苦手な人が書けない原因

1)文章内容のテーマと具体的な結論が決まっていない

2)文章を書きすすめるために関連する知識情報が、十分に調べられていない

3)相手(読み手)が文章を読んで、どう考え感じるのかについて想像していない

4)書いている文章内容の構成(順番や文字数など)が具体的になっていない

5)最初から順番に書こうとするために、始められないか、順番に行き詰まる

文章が書くのが苦手な人は文章のテーマ・具体的な結論(ゴール)が具体的になっていない

文章内容について、何を書こうとしているのかが、曖昧なために文章を書けないのです。

当然、何を書こうとするのかについてイメージは持っているはずですが、具体的にノートなどに文言化されていない可能性があります。頭の中にぼんやりとあるだけではないでしょうか。

また何について書くというテーマは決まっていても、最終的な結論はどうするのか、相手に何を伝えるのか、何を分かってもらいたいのか、について決めていないケースもあります。

この場合、なんとか書き始めたとしても、文章がまとまらない状態になります。相手からすると、この文章は何を言いたい文章なんだろうということになってしまいます。

情報が不足している(結論に対する理由と根拠)

文章を書くためには、文章量の何倍もの材料や情報を用意しておく必要があります。

文章化されるのは、準備した中の一部分だからです。もし準備をしていない場合、調べながら書いていくか、書いてる途中で行き詰まってしまうか、のどちらかになってしまいます。

例えば、結論として伝えたい事があるとします。なぜその結論になるのか、その理由を書かねばなりません。そして理由には、裏付ける根拠が必要です。もし根拠がなければ、自分が「そう思う」という単なる個人的意見にしかなりません。

ただの個人的意見なると、相手にしてみると信頼性や信ぴょう性の点では不足です。

ですので、ビッグデータや公的な文言や書物など、結論と理由について裏付けるための情報を集めておく必要があるのです。情報不足の状況では、やはり途中で行き詰まってしまい文章を書けない状態になります。

読み手に対する想像力がない

文章を書くのが苦手という人には、相手(読み手)が文章を読んで、どう考えるだろう、という想像力がない人がいます。形としての文章を書けたとしても、相手にとって読みやすくわかりやすい文章にはなっていません。

また専門的なことについての文章の場合、相手の理解度レベルがどのくらいなのか、想像力を働かせる必要があります。想像力がないままで文章を書くと、エンドユーザーに向けて専門用語がたくさんある文章などの理解しにくい文章になります。その逆なら、書き手の理解力に不信感を感じることになります。例えば、取引先が相手のケースです。

また相手が何を求めているのか・求めていないのかについての想像力がないと、損失の多い商談になってしまいます。例えば、営業に関して言えば顧客は常に安い価格を望んでいるわけではありません。しかし、顧客が求めるのは「安い」ということだという思い込みを持っている営業は、商談に失敗します。

文章を読む相手に対する想像力は重要です。読みやすい文章・伝わりやすい文章は、相手が感じるものです。相手への想像力が不足していると、読みにくくわかりにくい文章になってしまいます。

読み手に対して想像力を働かせ、「もしかすると○○○と考えるかもしれない」という仮説を立てておくほうが良いです。その仮説に対する情報についても不足しているなら調べておきましょう。

白紙からいきなり本文を書こうとしている

文章を書こうとする時、白紙の状態から本文を書こうとする人がいます。それはかなり書き慣れている方のやり方です。熟練者は、白紙に向かっているように見えて、すでに頭の中に明確にあらすじや結論が見えています。

文章力がないレベルでは、熟練者と同じやり方にチャレンジするのは、無謀です。

文章力がない段階で、白紙状態を目の前にして、どうやって書こうかと頭の中でぐるぐると考えている時間だけが過ぎていく状態になります。

文章を書くのが苦手なら対策は

文章がかけない人・文章を書くのが苦手な人は、そのたびにどう書いていけば良いのか考え込んでしまいます。社会人になると、文章の種類は違っても、「文章を書く」という場面がたくさんあるはずです。少なくとも1日1回程度はあるでしょう。

そのたびごとに、「さて、どうしよう」では時間がかかって仕方がありません。自分なりに文章を書くことについての手順を仕組み化することをおすすめします。

文章作成を仕組み化する

社会人が文章を書くのは、日報や週報などの業務報告や、計画書の作成、伺書や稟議書など、実にたくさんの書類があります。営業マンなら、この他に顧客や取引先へのメールを書くことは、毎日何件もあるでしょう。

しかし、いずれの文章作成においても、相手が読みやすく分かりやすい文章を書くことは共通しています。相手が読みやすいこと・分かりやすいことを軸にして文章作成の手順を、自分なりに仕組み化するのです。特に、毎日何件ものメール分を書くような仕事の方は、案件ごとに白紙状態から書いていたのでは時間が足りなくなってしまいます。

自分なりのテンプレートを作るように用意しておくと、あとの作業がスピードアップされていきます。

文章を書くのが苦手な人は設計図を作ると仕組み化しやすい

文章を書く際には、パソコンを使いアプリを立ち上げて書いていくのだと思います。文章力が高くなるまでは、いきなり文章を書いていくのではなく、別紙やノートに文章の設計図を作ることをおすすめします。

文章作成の設計図(例)

1)書くべき文章内容のテーマを決めます。

2)次にゴールを決めます。最終的に何を伝えるのかを認識するのです。

3)次に文章構成を決めます。ここではPREP法に基づいて解説します。他の方法でも構いませんが、一般的にPREP法の構成が論理的で分かりやすいとされています。大枠の流れ(文章の構成)が決まります

4)本文では、テーマとゴールを前提にして構成に合わせ、大見出しを決めます。見出しをつけない場合は、段落ごとの内容を決めます。

5)大見出しの下に、大見出しを支える中見出しを具体的に決めます。場合によっては小見出しまで決めます。見出しや段落の構成だけではなく、具体的に決めます。

文章構成を決める

上記設計図の3番の文章構成について解説します。

具体的には「序文ー本文ーまとめ」の本文部分に「結論(主張)ー理由ー具体例(根拠)」を入れて、まとめでは結論を再度伝えます。

序文は導入部分であり、何について文章なのか、何が分かるのか、などを示します。ですので、序文とタイトルは最後に書くほうが書きやすいです。

見出しを決める

本文を書き始め前に、設計図に見出しを書き並べます。

テーマとゴールを意識して、大見出しを中見出しが支えるような関係になっているのが望ましいです。見出しを書かない文章の場合でも、段落のブロックごとに、何を伝えるのかを具体的に決めることです。

見出しや段落ごとの内容を具体的に決めることで、本文が書きやすくなります。

実際に文章を書いていくときには、小さい見出しや段落から書いていくと書きやすくなります。小さい見出しの内容は、狭い範囲のことに限定されているはずですので、迷いなく書き進められます。

文章を書くのが苦手な人は小さい見出しから書いていく

文章力がついてきたら、最初から書いていくことは可能ですが、文章力がついてないうちは、設計図に書いた見出しの小さい方から書いていく方法をおすすめします。

小さい見出しや小さい段落の方から書いて、中見出し、大見出しの文章へと進めていきます。小さい見出しの文章内容は小さい範囲で限定的になるはずですので、文章は書きやすくなります。中見出しでは小見出しの文章内容をまとめ、大見出しでは中見出しの文章内容をまとめます。

相手が最初に目にする序文は、最後に書きます。今回の文章で何を伝えたいか、読むと何が分かるのかを書いていきます。タイトルがある文章なら、最後にタイトルを付けます。

そして書き終えたら、通読して誤字脱字のチェックをします。合わせて、文章の流れが自然かどうかを確認し、必要があれば修正します。

まとめ

文章を書くのが苦手な人の主な原因は、準備不足によるものです。

いきなり文章を書き始めたりせずに、書くべきことに関してよく調べることです。そして、結論やそこに至る理由とその根拠などについて、情報が不足していれば調べるのです。

紹介したようにノートや紙に文章作成についての設計図を作るのがおすすめです。

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