「文章力がない」のに、何も対策をしてない人がいます。中には、「笑って」スルーしようとする人がいます。
同僚や上司は何も言わないかもしれませんが、仕事ができない人だとみなされている可能性がありますよ。
実際、大事な顧客や取引先の担当は、怖くてさせられません。
文章力がない社会人は仕事ができない人とみなされます
文章力がない・読解力が不足している・語彙力(ごいりょく)が不足してるのに、危機感のない社会人は、実は意外に多いです。
それでいて、例えば同期が先に評価されて出世したりすると、自分の評価に不満を口にするのです。
文章力がないことや語彙力が不足していることを甘く考えていると、後日、とても辛い思いをします。
文章力・語彙力がないのは読書をしないから
生まれながらにしても文章力や語彙力がある人間はいません。
皆、本を読んで少しずつ学んでいるのです。それが社会人になった時に、大きな差になっています。
語彙力がないということは、知らない言葉が多いということです。読書をしていけば解決していきます。
文章力がない人は、良い文章の形を知らないからです。読書をしていれば、良い文章の形を肌感覚で知っていたはずなのです。


本を読んで読書ノートを書くことで文章力がつくように
読書をあまりしない方は、本を読んでも、読んだきりで終えてしまうのです。
もったいないです。本を読んだら、感じたこと、学びになったことを、ノートに書いてください。もっといいのは、ノートに書いてから、学んだことを実際の行動の中で真似してみることです。
学んだことを自分の生活や仕事に、どう役立てるのかをノートに書いてください。新たな行動をすることで仕事に成功しやすくなりますし、何より文章力がつくようになります。


文章力を上げるには要約力をつけるのが効果的
また新たな能力か、と思われるかもしれませんが、本来は普通にやってることです。
大事な点=要点をまとめて、わかりやすくまとめて相手に伝えることです。
顧客や取引先は、よほどのことがなければ言いませんが、同僚や上司から、「君の話は何を言いたいのかよく分からない」と言われたことはありませんか。
もしそう言われたことがあるとしたら、文章力が不足しているだけではなく、要点をわかりやすくまとめる力も不足している可能性があります。
要点をまとめられないので、気になることを順番に報告したり、プレゼンしたりしてしまいます。結果的に相手は、大事なことがどのことなのか分からなくなります。
要約力をつけるのにおすすめする方法は、本を読んだり、新聞の社説を読んで、要約の練習を繰り返すことです。
これを毎日繰り返すことで、鍛えることができます。


まとめ
文章力・読解力・語彙力、そして要約力は、いずれも特別な能力ではありません。仕事で文章を書いたり、読んだり、相手と話したりするために必要な基本的で重要なスキルです。
ただ年齢相応の文章力がないと仕事できない人・頭が悪い人と思われてしまう可能性があります。


時々、その重要性に気づかないまま、30代40代になってしまっている人がいます。本来ならば、会社の中軸となり、大事な仕事の役割を任せられる年代のはずです。
もし、今がそうではないなら、理由は、文章力・読解力・語彙力・要約力が不足しているか欠落しているからです。大至急、身につけられるように、自分を鍛える必要があります。
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