本代は惜しまないしケチらないことで未来への投資になる

本代

月に1冊の本も読まない人が半分いるという現状の中で、一方には毎月10冊以上の本を読んでいる人たちがいます。

ビジネス書の平均価格はおおよそ1,400円と言われますので、月に14,000円のコストがかかることになります。本をよく読むという人たちは、年間で約17万円の本代を惜しまないでかけていることになります。もちろん、もっと高額の人もたくさんいます。

経営者や上級管理職など高年収の人たちの多くが、本をたくさん読む人たちです。本を読むことがノーリスクハイリターンの投資であると言われる理由がここにあります。

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本代は惜しまないしケチらないことで未来への投資になる

本代1

本題に月々いくら使っているでしょう。冒頭に毎月10冊という例えを紹介しました。実は月に10冊はかなり少数派です。文化庁の国語に関する世論調査によれば、月に7冊以上読む人は4%ほどという結果があります。

本を読むと答えている人の平均読書量は概算で2.9冊になります。概算の本代は4,000円前後ということになります。

本代を惜しまない人は月にいくら使うのか

本代を惜しまない人の定義は決まったものはありません。文化庁の世論調査から、月に7冊以上読む人を、本代を惜しまない人と仮定してみます。

ビジネス書に換算すると約1,400円ですので、本代を惜しまない人と仮定した月7冊以上読んでいる方(全体の4%)は、毎月1万円以上のお金を本代として使っていると分かります。

実際にはかなり偏りがありますので、本代をもっと使っているという人もいます。また一人の人の読書量としても月によって偏りがあります。

本代をケチらない方がいいと言いますが節約する方法もある

本代にかけるお金は未来の自分への投資になることから、ケチらない方がいいと言います。

しかし、投資は数年後に資産として形成されるものです。投機的な投資ではありません。つまり将来の資産になるまで時間がかかります。それまでの間を本代をケチらないで続けていけるかと考える方もいるかもしれません。2020年から発生したコロナ禍による、不況の影響を感じている人は本代を節約せざるを得ないという人もいるでしょう。

本代をなるべくかけないで、本代を節約して読書をする方法は以下の通りです。

本代を節約して読書する方法

1)図書館を利用する
2)電子書籍で無料の本を読む
3)中古本を買う

本代を節約しても読書の効果はある

読書の効果は、「知識情報を得ること」と「本を読むことで脳がトレーニングされる」ことの2つあります。つまり必ずしもお金を出して新刊を読まなくても、読書の効果はあるのです。

全国には7,300以上の図書館があります。図書館の規模によって蔵書数には違いがありますが、無料で読書ができるのは大きなメリットです。近くの図書館を探して一度行ってみると良いです。カーリルのアプリを使えば、全国の図書館の貸し出し状況もわかります(事前登録が必要)。

また無料で読める「青空文庫」という電子書籍があります。著作権がなくなった作品や著作権者の許諾が得られている作品を、ネット上で無料で読むことができます。有名な著書の名作がたくさんあり、無料で読めることは非常に大きなメリットです。(2022年6月時点の蔵書は1万7051冊)

本代を節約するには中古本を読むのもおすすめです。古本屋が近くにない方は、Amazonで1円(送料は別途)から購入できます。中古本の特徴で、かなり古い本は逆に高い価格がついている場合があります。また本の状態は、あくまでも中古だと理解することです。まれに新品と変わらない状態の本もある反面、クリーニングされていない本もありますし、傷や書き込みもあります。

最新の知識情報は新刊を買うしかありませんが、古くても今に通じるビジネス知識もあります。また小説の名作は、スマホやタブレットにアプリをインストールして、青空文庫を読めば、読み尽くせないほどの数を読むことができます。

本代は年収の何%?|月3万円と言いますが

本代は年収の10%かけるという説があります。日本人の平均年収は400万円ほどですので、換算すると月々約3万円が本代になります。しかしビジネス書の平均価格1400円で換算すると、21冊以上になります。なかなか現実的ではない読書量になります。

そのくらいの読書量を実践している人も実際にはいますが、一般的ではないです。本をよく読むと言われる人でもその3分の1程度です。です。

ただし、もし本代に月3万円かけることができるのであれば、未来が楽しみになります。単純に字面だけを読むのではなく、意味を考えて読み、そして読書ノートでアウトプットもするなら、会社員なら昇進昇格する可能性は非常に高いです。

大学生の本代は月いくら

様々な読書に関する調査によれば、大学生は約半数の人が月に1冊の本も読んでいないというデータもあります。一方では、月に5冊6冊と読んでいるという読書家の人もいるようです。

大学生の本代は、読む本の種類や、図書館やレンタルショップを利用するかどうかによって異なります。

一般的には、月に1,000円~2,000円程度かかると考えられます。ただし、専門書や参考書をよく読む場合は、月に3,000円~4,000円程度かかることもあります。

本代を節約したい場合は、図書館やレンタルショップを利用することをおすすめします。図書館では無料で本を借りることができ、レンタルショップでは安い価格で本を借りることができます。

また、古本屋やネットオークションで本を探してみるのもおすすめです。古本屋やネットオークションでは、新品の本よりも安い価格で本を買うことができます。

ただし、本代を節約しすぎると、必要な本を読めない可能性もあります。本代を節約する際には、自分が必要な本を読み続けるかどうかをよく考えてから決めるようにしましょう。

本代を経費にできるか|勘定科目では何費

本代を経費にできるかどうかは、本を使用する目的によって異なります。

  • 仕事で使用する本については、経費として計上することができます。勘定科目は「新聞図書費」となります。
  • プライベートで使用する本については、経費として計上することはできません。

ただし、プライベートで使用する本でも、仕事で使用する可能性が高い場合は、経費として計上することができます。たとえば、仕事で使用する可能性が高い分野の本を読んだ場合や、仕事に役立つ知識を得るために本を読んだ場合は、経費として計上することができます。

また、本代の他に、書籍の購入にかかる送料や消費税などの費用についても、経費として計上することができます。

本代を経費に計上する場合は、領収書やレシートなどの証明書を必ず保管しておきましょう。

まとめ

本代を惜しまないで使うことができるのなら、自分自身の大きな投資になることは間違いありません。

そして、上位4%の月7冊以上の読書を続けたとしても、月に1万円程度の本代になります。

本代にかけるお金は、自分の未来に対するノーリスクの投資になります。また本代を節約する方法も紹介しました。

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