音読とは脳を刺激する読み方|メリットとデメリット

音読

本の読み方には、黙読や速読、そして朗読や精読や音読などいくつかの読み方があります。

この記事でフォーカスする音読には、メリットもあるしデメリットもあります。

問題は価値観をどこにおくのかで、決まるのです。

目次

音読とは脳を刺激する読み方|メリットとデメリット

音読とは、声に出して読むことを指すのが一般的です。

反対の言葉として、黙読が紹介されますが、表面的には黙読でも心の中(頭の中で)で音読をしているケースなどもあります。

一般的には、音読には声に出して、漢字の読みや言葉の意味や流れを考えて読むために、語彙力や読解力も向上するメリットがあると言われます。

しかし反面、唇や喉などの器官を動かすことになり、読書スピードは遅く、読解力はむしろ黙読の方が高まりやすいとさえ言われます。

ある程度、個人差はありますが、大枠としては以上のメリットデメリットの指摘は正しいということになります。

ただ、冒頭にも述べた通り、価値観をどこにおくのかにより、メリットとデメリットの強さは変わります。

音読の効果は大人にとって有益|脳を刺激する役割がある

音読 (1)

音読の効果はかなり大きいので、個人によっては、黙読よりも音読を利用する場面の方が多い人もいます。

音読することで脳に良い効果

音読することが脳を刺激し、良い効果があることが分かっています。特に大人にとって有益でありメリットがいくつもあります。

音読の方法は、前述の通り、声に出して読むことです。

この時に発生することと聞くことを同時におこなっています。結果、黙読のように素早く読んで進んでいくことはできませんが、読んだ内容を脳に定着させやすくなります。

そして、音読することにより、セロトニンが分泌されやすくなります。セロトニンとは、神経伝達物質であり、精神を安定させる働きがあります。

音読することで脳の前頭葉を鍛える脳トレになる

音読により、前頭葉が刺激されます。前頭葉は脳の司令塔にあたる部分であり、意思・判断・行動・抑制など人間の行動の鍵となる働きをコントロールする部分です。

前頭葉を鍛えるには音読こそが最強とも言われます。音読することは、目で文字を判断し、情報を処理して音声を発生し、耳で聞くという連続した動作を行うことになり、前頭葉を刺激することになるのです。

脳の集中力は43歳がピークといわれます。しかし語彙力のピークは67歳とされていますので、音読をすることで脳を刺激していけば、少なくとも語彙力は67歳まで進化するのですから、活性化する効果が期待できます。ボケにくくなるということです。

つまり、音読することは、脳を刺激する脳トレになるということです。

音読と朗読には違いがあります

音読と朗読は、共に声に出して音を読むことであり、一見よく似ています。

音読は、自分のため、脳へ刺激を与え、定着させるために、声に出して読む読み方です。

しかし、朗読の場合、声に出して読んで聞かせる相手は自分ではない誰かです。朗読とは、誰か人に聞かせるために、声に出して読むということになります。

つまり朗読は、聞かせる相手に対して、イメージや想いを表現するように表現することになります。

前述の脳を刺激する音読からすれば、朗読することは、さらに表情が豊かになり、語彙力が増えるというメリットが強まります。

音読のメリットを得るためにやり方のコツを覚える

音読が脳を刺激して前頭葉を鍛えるということが、日常生活にもたらすメリットには次のようなことがあります。

・読解力が高まる
・滑舌が良くなる
・話し上手になり、コミュニケーション力が高まる
・頭に読んだ知識が定着しやすくなる
・黙読が集中できない時に音読に変えることで、スムーズに集中状態に入っていける

こういうメリットを感じるようになる頃には、仕事もうまくいくようになっている可能性が高いです。

これまでより、仕事の進み方がスムーズになったと感じるようになるはずです。

音読のやり方とコツ

さて、実際の音読のやり方の基本は、本を読む時に声に出して読むことですので、難しいことはありません。しかし、せっかくなら効果的になるやり方のコツを活用することをお勧めします。

あ以下のやり方を意識すると良い結果が得られやすいです。

1)音読は10分〜15分の間連続して行う
2)時間帯は朝が良い
3)読む材料は本が良いが、新聞などでも良い
4)読み慣れてきたら、スピードを上げることを意識する>高速音読はさらに効果的
5)毎日継続すると効果的。最初は1ヶ月継続することをお勧めします
6)集中しやすく、かつ声を出すので人の迷惑にならない環境を見つける
7)ヘッドホンなどで耳を塞ぐと、自分の声だけが聞こえる(骨伝導)ので、ささやく程度の声の音量でも効果がある

音読にもデメリットはある

良いことづくしのような音読にもデメリットはあります。

また、音読がいい、黙読がいい、と感じるのは個人によるものであり、メリットとデメリットを全く逆に感じる方もいます。

音読は、声に出して読んでいきますので、外部からその状態を確認できます。しかし、黙読は、外部からはどのように黙読が進んでいるのかが把握できません。

それに黙読は実際には眼球の動きから、かなり自由に読んでいることが分かっています。必要に応じて、読み飛ばしや読み戻りなど、自然におこなっているのです。

そして、音読と違い、文字認識を文字単位ではなく、単語や文節によって、読み取っていきますので、音読よりも黙読の方が、読書スピードは早くなり、読解力も高くなる傾向があります。

つまり音読のデメリットは、一語ずつ発音していくことで、読書スピードが遅くなることです。また黙読の場合は、「ここ重要」と感じた時に、自然に読み戻りをしています。音読は、発音することにも意識があるので、人によっては黙読の方が頭に入ると感じる人もいます。

しかし、黙読に集中しにくい環境下では、小さい声で音読する方が頭に入りやすいので、どちらの方が優れていると書かれた書籍や記事がありますが、個人的に環境に応じて試してみて効果を感じる方法を選択するのが良いということになります。

つまり、どちらの方法にも一理アリということです。

まとめ

音読といえば子供の読み方であるようなイメージがあります。しかし当記事で紹介したように、実は脳をトレーニングをすることに意識をおけば、普通に黙読するよりも脳を刺激する効果は高いのです。

脳トレとしての方法と考えると、音読は若い世代から高齢になっても効果がある読み方ということなのです。場所によっては、音読はしにくい場面もあります。しかし周りに迷惑をかける可能性がないなら、むしろ音読をする方が良いかもしれません。

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