本の読み方は、読書が苦手な人にとってみれば、なかなか分かりにくいことでしょう。
でも、コツがわかれば、苦手な読書でも、読み進めることができるようになります。
本の読み方のコツを得て、読書のメリットを受け取ってください。
本の読み方のコツ|頭に入りやすく効果的に!分厚い本でも同じ

本の読み方のコツは、読みやすくなり、記憶に残りやすく、なるための方法です。
最もまずいことは、1ページから、順にページをめくり、途中で興味関心が続かず、辞めてしまうことです。
むしろ、極論すれば、本を読んだことの価値は、分厚い本の中の数行か1ページほどに凝縮していますので、そこを読み取れればいいのです。
本の読み方は付箋に目を書き込み
頭に入る本の読み方には、個人差があります。
一つには、付箋を貼る方法です。
付箋の色に、自分のルールを持たせたり、重要度によって、色を変えたりなどの方法があります。しかし、付箋をつけるだけでは、不十分なんですね。頭にはいるようにと、という狙いで考えるならば、2回か3回、同じ本・同じ箇所を読む必要があります。
実は、付箋をつける方法は、もう一度読むときの、目印になります。頭に入る読み方は、「1回目」に、大事だと思ったページに、付箋をつける。次に、2回3回と、付箋の箇所だけを読み返す。これで頭にはいる確率は、ぐんと高まります。
もう一つの方法は、読書ノートに書くのでなく、本に直接書き込む方法です。
気付きや感じたこと、自分の状況に合わせた活用の仕方など、を直接書き込むのです。3色ボールペンやマーカーを使って、本に直接マーキングやメモをしていくことで、自分だけの本を作ってみてください。自分専用の教科書のような、役立つ本になってくれます。本は綺麗な状態で、読む必要はありません。

本の読み方は目次から読むのがコツ|全文を読まなくて大丈夫
ビジネス書の読み方では、効率的な本の読み方があっています。仕事の上のヒントを探す場合もあります。読みたい内容が具体的であり、効率的に読む必要もあるのです。
ですので、行間までも味わって、ゆっくりと読みたいという読書のすすめとは、まったく異なります。ストーリーや文章表現をも味わいたいという小説の読み方とは、まったく異なるものです。
小説を効率良く読もうとすると、ストーリーだけを読み進めることになり、小説の良さは、まったく味わえなくなってしまいます。つまり、効率的な読み方とは、ビジネス書の読み方にこそ馴染むものです。
効率的に、長い時間をかけずに、本を読むと考えると、問題解決となる答えを探すような考え方に基づいています。となれば、効率的な本の読み方が見えてきます。目次から、期待する答えが書かれているページを探すのです。本文と、目次のページをいったり、来たりしながら、知りたい答えが書かれているページを探すことが最も効率的な読み方です。

家で読書に集中できない
ワクワクして本を買ってきたのに、いつの間にか、置いておくだけの積読(つんどく)になってしまう人がいます。読書に集中できないのは、理由がいくつかあります。
読書に集中出来ないのは、「ながら読書」のせいかもしれません。
よくあるのは、「スマホのながら読書」です。ついつい、気になり、スマホを見てしまい、そのままスマホを見続けてしまう。LINEを見たり、ニュース速報を見たり、等。
ついでに、ネットサーフィンまで。
「ながら読書」の対策は、原因となるものを近くに置かない事です。スマホなら、すぐ近くに、置いておかないことです。

読書に集中できない時は、環境づくり

読書をすることで、様々な学びが得られます。
習慣化したいと考えます。でも集中できない、という人は、集中しやすい環境を作ることです。環境づくりには、まず「場所」です。
自分にとって、集中しやすい場所に、身を置くことです。次に時間を作ることです。
1日の中には、行動から、次の行動への隙間時間がたくさんあります。それを利用する方法もあります。しかし、できれば、かたまりとしての時間を作れると、非常に良いですね。

音読とは脳を刺激する読み方|メリットとデメリット
音読をすると、脳を刺激します。文字を認識し、処理をして音声を発します。このときに、自分の声を聞きます。音読では、この一連の動作を瞬間的に行なっていき、人の行動を管理する脳の前頭葉を刺激します。
体力は男女共に10代でピークを迎えますが、脳は良い刺激を与え続ければ、脳の能力は50代60代まで進化します。特に語彙力は67歳がピークとされており、良い刺激を与えることで成長していきます。

小説の読み方
小説の読み方にも、実は色々あるのです。ストーリーだけを読むという方法にこだわらないと、他の読み方も見えてきます。
場合によっては、モノや言葉にこだわって読むという読み方もありますし、受験生のように、感情移入をしないようにして読むという読み方もあります。

まとめ
「読書するぞ!」と意気込まずに、まずは気楽にチャレンジしてみましょう!
上記の「おすすめな読み方」のように、「気持ち」を大切にしても、紙媒体から電子書籍に変えても、はかどらない・・・。という方は、読書する場所を選びましょう!
自宅で読書をすると、ベッドやお気に入りの漫画、DVD・・・。数え切れない誘惑があります。しかし、カフェや図書館に場所を変えれば誘惑から切り離されます。書店と併設されているカフェ、おしゃれな図書館など、お気に入りの読書スポットを探してみてください!
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