読書レポートは「考察」の書き方が肝になる

読書レポートを書く場合は、考察にボリュームを割いて、そのために調べる時間をかける必要があります。

考察があることで、単純な要約ではなく、読書感想文でもない、レポートになるのです。考察を作るからこそ、レポート(報告書)の意味をもつのです。

当記事では、読書レポートの「考察」の書き方に注目し解説します。

目次

読書レポートは「考察」の書き方が肝になる

読書レポートを書くとき、高評価を得られるかどうかは、「考察」の出来具合にかかっていると言っても過言ではないでしょう。

読書レポートの本文は要約と考察

一般的に、読書レポートの構成は、「序文・本文・結論」で書く方が多いです。いわゆる分かりやすい文章構成の代表的なテンプレートだからです。

本文の中の構成は、要約と考察で成り立っています。本文の割合は、全体の7割から8割程度です。要約と考察の割合は、半々か多少考察の方が多くても良いでしょう。

さて、「考察」の意味を確認しておきましょう。「考察」とは、物事の内容を明らかにするために、考えて調べることです。つまり、読書レポートには、調べて考えたことをレポートするという意味があるのです。

ですので読書感想文では「私は・・・と思います。」という私見としての表現が普通ですが、読書レポートでは使われません。つい「私は・・・と思います。」と書いてしまう癖があるようなら、注意しましょう。

読書レポートは考察の書き方が肝心|調べて検討する

考察の書き方でベースとなるのは、「考えて調べる」ことです。

そのため、課題となる書籍を読むときには、クリティカルに読んでいく必要があります。クリティカルとはこの場合、批判的に見るということになります。否定的ではないことに注意してください。

批判的姿勢で読んでいくことで、課題書籍を深く理解することができます。結果、著者の主張の優れた点を確認できるはずですし、著者の主張に漏れや偏りがあるかもしれません。つまり問題提起すべき点がないかどうか、批評や評価はどうなるかを考えながら読むということになります。

そして問題提起するポイントや、批評すべき点を見つけたら、関連するテーマで書かれた文献(書籍など)から根拠を見つける必要があります。

読書レポートの考察では参考文献を根拠に

レポートの考察となる考えや意見が浮かんできたら、関連するテーマで書かれた文献を調べます。(参考文献については、課題書籍のように精読までは必要がない。根拠となる文節を引用したいので、目次から関連する内容が記載された記事を拾い読みする。)

読書レポートでは、参考文献から引用(後述する引用のルールも参照ください)することで、自分の考えや意見に客観性をもたせることができます。

参考文献は1冊ではなく、少なくとも3冊は参照するようにしましょう。1冊だけでは、参考文献としての客観性を担保できないからです。

考察の中で取り上げやすいのは次の3点です。

考察で取り上げやすい視点

1)課題書籍の著者が主張している共感できること

2)クリティカルに読んだときに、「?」と感じた問題提起するポイントや批評ポイント

3)本文の後の結論につながるポイント。今後に残る課題など。

また参考文献を具体的に示さなければ、根拠のない個人的な見解と思われてしまう可能性もあります。読書レポートにおいては、個人的意見(私見)は求められていない解答になってしまいます。

前述した「私は・・・・と思います。」という書き方も含めて、しないように注意することです。

引用については、間違った運用をすると著作権侵害に抵触します。各大学の指示書を確認してください。

読書レポートの評価は「考察」で決まる

文章構成からも、考察が占める割合は多いです。序文が10%、結論は10%〜20%、本文は70%〜80%です。

本文のうち、要約と考察が半々か考察の方がすこしほどの、ボリューム感です。

全体からしても、文字数の半分近くは「考察」が占めるのです。高評価を得るには、考察をしっかりと作り込むことです。

まとめ

読書レポートを書く際の重要な要素である「考察」について解説しました。

読書感想文とは、かなり違います。

高評価を得られますようご参照ください。

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読書レポートは「考察」の書き方が肝になる*当記事

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