語彙力がない人が多用する言葉|語彙力テストで自分も確認

語彙力がない人が多用する言葉

自分は語彙力がある方でしょうか。

もし、語彙力がないと自覚があるのなら対策はしてますか。仕事がうまくいかないこと人間関係がうまくいかないのは、語彙力に原因がある可能性があります。

もし語彙力はあると自覚があるなら、下記の多用する言葉とオンラインチェックをしてみてください。語彙力がない人は自覚している人もいますが、問題は低い人です。自覚がなく、気づいているのは、周りだけというケースが厄介です。

目次

語彙力がない人が多用する言葉をチェック

語彙力とは、言葉をたくさん知っていて、言葉を使いこなす能力のことです。ですので、「それ、聞いたことはある。けど意味は分からない(うまく説明できない)」という言葉は、知っているとは言えません。ボキャブラリーはないということになります。

語彙力がない人は、知ってる言葉が少ないため特定の言葉を多用する傾向があります。

自分自身も含めて下記のような傾向があると、実際の語彙力がどうかと関係なく、周囲の他人は「語彙力のない人」だと見なす可能性が高いです。下記のケースが思い当たるなら、あなたは語彙力が不足している可能性があります。

語彙力がない人は擬音語や擬態語を多用する

擬音語・擬態語・擬声語といわれる何かを動きとか様子を表現する言葉を多用する人が多いです。ザアザア・ゴロゴロ・どんどん・キラキラ・つるつる、などの表現です。日本語には確かに存在しますが、語彙力が低い人は多用する傾向があります。

ついつい使っていませんか。もし自分でも多用していると気がついたなら、あなたも周りの人から語彙力がない人だと見られている可能性があります。

語彙力がない人が多用するのは「やばい」「すごい」「超〜」「かわいい」など

若者言葉と言われる言葉です。語彙力がない人が、頭が悪く見えると言われる原因の一つにもなっています。また、すでに若者とは言えない社会人なのに、使っているのを見ると、痛い感じがします。

一般的な職場では20代〜50代まで年齢層は幅広いです。もし、仕事中にこういう言葉遣いをしてしまうと、仕事を任せて大丈なのか、不安に思われてしまいます。

語彙力がない人が多用するのは指示語

固有名詞を思いつかないために、これ・それ・あれ・どれを多用します。なんとかその場をしのごうとします。特に仕事の内容について、話している場面では、理解しているのかどうか非常に不安を感じさせます。

具体的な名称に触れていないため、何かのものを指しているのか、何かの書類なのか、互いに同じものについて語っているのかなどについて、心配になります。

語彙力がないのか・あるのかをオンライン語彙力テスト【自分チェック】

あくまでも参考レベルとしてですが、オンラインで自分自身の語彙力を確かめるテストがあります。語彙力があるかどうかを確かめてみると良いです。比較的、緩めに設定されています。

「日本語ボキャブラリーテスト」で、質問に答えていくと、語彙力のレベルを教えてくれます。

もし語彙力が低いと診断されたら注意!相手にこう思われているかもしれない

もし先の「日本語ボキャブラリーテスト」で語彙力が不足してると診断されたら注意しましょう。

多分自覚はないと思いますが、次のように思われている可能性が大きいです。

言葉を知らない人は疲れる

語彙力がない人は、上司や先輩から仕事を指示された時に、正確に理解できていなくても「わかりました」と言ってしまいます。その結果、言葉を知らない人は、理解できていない部分について、自分なりに考えて多分こうだろうという仕事をしてしまいます。

その結果、指示されたことと、全く違う仕事をしてしまいます。原因を確認されていくうちに、指示を正確に理解していなかったことが上司・先輩に知られ、言葉を知らない人は疲れる、と思われています。

語彙力がない人は話が通じないと思われる

前述の語彙力がない人の場合は、「わかりました」と答えるが、返事すらせずに無視するような態度をする人がいます。よくよく、観察してみると、無視をしているのではなく、思考停止状態なのです。話が通じていないということです。どの部分から通じていないかも分からないほどに、理解していない可能性もあります。

「話が聞こえてないのかな」と思うほど「ポカン」とした表情になります。

思い込みが激しく感情的になり最悪の場合キレる

原因が自分の語彙力不足で理解できていないことにあるのに、キレるケースもあります。

まず前述の場合のように、理解していないのに、自分で思い込みをします。理解ができていないことに触れられると、感情的になりキレる人もいます。ですから、語彙力がない人はキレやすいのかもしれません。

語彙力テストの結果が低いなら対策しましょう

テストの結果と多用する言葉が条件合致するなら、現在の状況は語彙力がないということになります。

ただ語彙力がないとしても、原因は明確で単純です。もしも病気であるとか障害の可能性があるというなら別ですが、ほとんどの場合は単純に本を読んでこなかったからです。文字を読んできた時間が少ないから知ってる言葉が少ないのです。

残念なことに日本人は大人になると、約半分近くの人が、月に1冊の本も読んでいません。そのような読書状況では言葉を知っているはずはありません。さらに、マンガが中心ならなおのことです。

自分は頭が悪いのか、と考えてる暇があるなら、本を読みましょう。おすすめするのは、音読を自分にできる範囲で早く読むことです。そして、できるだけたくさんの本を読むことです。最初から高速では読めないと思いますが、だんだんと早くしてください。

この方法は、東北大学の脳科学者川島先生が提唱する方法です。脳の活性化が進み、記憶力が良くなり集中力が上がり、頭の回転が良くなる方法です。

まとめ

語彙力が不足している人は、使える言葉が少ないために、ついついワンパターンに言葉を発する傾向があります。そんな中で、擬音語や擬態語を度々使います。

自分がなにかの言葉や表現を多用していると気づいたら、語彙力が低下している傾向にあるということです。最近本を読んでいないではありませんか?普段のインプット(読書など)は発する言葉にとても影響します。

社会人は、一つの物事について、相手や場面に合わせて話す言葉や書く文章に表現できないと、仕事がやりにくくなっています。一番カンタンな対策は、10分〜20分でも良いので毎日本を読むことです。

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