読書感想文のあらすじって何を書けばいい

読書感想文,あらすじ (1)

読書感想文を書くときに悩むことの一つに「あらすじ」があります。

何を書けばいいのか、そもそも書いたほうがいいのか、書かなくてもいいのか、書くんだったらどのくらい書けばいいのか、などについて解説しています。

先に、大前提を2つ紹介します。

1つは、読書感想文は個人の感想を書くものであり、ただ一つの正解はありません。

もう1つは、あらすじをうまく書くことの意味があまりありません。特に大学生と社会人の場合、間違った解釈であらすじを書けばマイナスにすらなります。

では、学生には不要ではないかと思う人がいるかも知れませんが、中学高校で読書感想文が書けないと、社会人になったときに、読み書きができないことで恥をかいてしまいます。書き方を覚えることにはプラスしかありません。

目次

読書感想文のあらすじって何を書けばいい

読書感想文,あらすじ (2)

「あらすじ」とは漢字で書けば、「粗筋」「荒筋」となります。意味はおよその筋道、概略、大まかな内容、などとなります。

読書感想文を書くときには、一般的に「あらすじ」を書くとされています。

あらすじについて、どの部分をどんな感じに書けばいいのか、どのくらい書けばいいのか、いるのかいらないのかという話もあり、書き方以外にも気になることがあります。

読書感想文にあらすじはいるのか?書かないとマズイのか?

読書感想文にあらすじが必要かといえば、必須ではないということになります。ただし読書感想文を提出する状況によって違いがあります。

例えば、小学生・中学生・高校生の場合なら、多くの場合、読書感想文の題材となる本は、自分で選ぶことになります。しかし、大学生や社会人の場合は、題材となる本が多くの場合、指定されています。

題材が指定されている場合、読み手はすでに本の内容を知っているので、あらすじは「なし」で問題はないです。

しかし生徒のほうが自由に題材となる本を選ぶという場合、読み手はどんな内容の本なのかを知らずに読むケースが多くなります。この場合、「あらすじ」が書いてあるほうが読み手は理解しやすいです。

大学生や社会人が、指定された本に対しての読書感想文を書く場合は、「あらすじ」は必須ではないと説明しました。ただし、感想文の中で、自分の感想を述べていくときに、本の内容のどの部分に「刺激を受けたり、感銘をうけたのか」を、引用や部分要約することは必要です。具体的に、指し示すほうが読み手は理解しやすく感じるものだからです。

読書感想文のあらすじはどのくらいの量を書くのがいいか

読書感想文は文字通り「何を感じたのか、なにか影響を受けたのか、今後の生活や仕事や生き方になにか変化があるのか」などについて、個人的に主観的に書くものです。

他の科目のように、何点という評価がつくものではありません。(大学と社会人の場合は、読書感想文といいつつも、論文レポートとして評価される可能性が強いので注意しましょう。その後にも影響は大です。)

あらすじについては、何枚書けばいいのかを、気にする人には、おそらく提出する感想文の文字数か原稿用紙の枚数指定があるものと思います。つまり、あらすじで文字数を稼ぐという考えを持っている可能性があります。

あらすじは、どのくらいの量を書くべきか、全体の割合では、どのくらいが適正なのかについて、考えるのは、意味がありません。

あらすじ自体には、長くても短くても特に評価がないことに注意してください。むしろ長くなる分だけ、評価対象の感想文本文が少なくなる可能性があります。

ですから、あらすじだけで何枚書いてもプラスの評価は付きません。マイナスはあってもプラスはないものですから、本全体のあらすじを書くのは、短く要約して書くことで十分です。

感想文がほとんどあらすじだけで終わってしまったとなれば、とてもまずい事です。あえて点数をつけると限りなく0に近い評価になります。(あらすじを書くのが上手という評価はありません)

読書感想文のあらすじで結末を書いてネタバレしてもよいのか

読書感想文,あらすじ (3)

結末を書いていいのか、ネタバレになってもいいのか、などと気にする人は、読書感想文の意味やあらすじの意味を誤解している可能性があります。

あらすじは、冒頭に紹介しましたように、大まかな筋道・概略・大まかな内容という意味です。あらすじについて、改めて少し極端にかつ簡単に説明しますと、「この本は、◯◯について書かれた本です」や「誰と誰の何々についての物語です」で表すことができるものです。

ですので、小説なら細かなストーリーの展開は不要(大まかな流れがわかればいい)のものです。

ビジネス書ならば、1〜2行の結論について書かれているはずです。書籍には、その結論に至る背景や根拠などが書かれているはずですが、あらすじで細かく説明することは必要ではありません。

もちろん、感銘を受けた言葉や、一つの段落のつながり、などを要約や引用で紹介することで、読み手に分かりやすく伝えることは、有益です。

あらすじは、学校でならう5W1Hで説明するだけで、十分なのです。結末を書いてもOKですし、ネタバレになっても問題はありません。ただ、そのことについてどう感じたのかを書かなければ、意味がありません。

読書感想文のあらすじの書き方のポイントは3つだけ

読書感想文のあらすじを書く場合に注意するポイントは3つだけです。

あらすじを書く場所は定位置

読書感想文は、書き方の定型や手順についてのルールは明確化されていません。

しかし、読み手にとっての読みやすさ(同時に書き手の書きやすさでもある)を考慮すると、序文・本文・まとめの3ブロックで構成するのがおすすめです。

序文では、本を選んだ理由や読む前に持っていた印象を書きます。

本文に、読書して感じた感想や影響を受けたことなどを、部分ごとに書きます。

まとめでは、読み終えたときに感じた全体的感想や今後に活かせる学びについて書きます。

あらすじを書く場所は、本文の始まり部分で紹介するのがおすすめです。

あらすじは5W1Hで整理する

あらすじは、本の内容を細かく説明するものではありません。「大まかに言えば、こういう内容が書かれた本です。」と説明的に書くものです。

ですので、5W1Hに従って、整理しつつ、詳細に立ち入らないように、注意して書くことです。場合によっては、ほんの数行で終わる可能性もあります。

題材が小説で、場面が様々に展開していくとしても、要所ごとの場面に注目し、5W1Hで整理するのです。要所かどうかの判断は、その場面が書かれていないことで、結末に影響がなければ、あらすじに必要な要所ではないと整理すればいいです。

あらすじは順番通りに

大きな場面ごとに、5W1Hで整理して、展開の順番通りに書き並べます。

細かな部分まで書く必要はありません。それは読書感想文の読み手は決まっているからです。社会人なら上司と人事部。学生の場合は先生です。

また、読書関連サイトで、感想文を投稿する場合があるかもしれませんが、他の人の感想文を読みたい人はすでにその本を読んでいる人です。正確なあらすじを知りたい人は、要約サイトでプロのライターが書いた要約文を閲覧します。

つまり、あらすじを正確に緻密に書くことに意味がないのです。特に、大学と社会人については、本が指定されているはずですので、読み手は内容をすでに十分知っています。

もし、間違えた解釈であらすじを書いてしまえば、そちらのほうがマイナスの問題になってしまいます。

読書感想文のあらすじの書き出し・書き始めは

読書感想文を書き始めるときに、悩まれるのは、書き出しについてとされています。

確かに、白紙の状態で1行目から書き始めていくと、なかなかしんどいかもしれません。

しかし、読書感想文のテンプレートを使った書き方をすれば、それほど迷うこともないのではないかと思います。

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書く内容をテンプレートごとのブロックで考え、文章を書き始める前に、ブロックごとに見出しをつけましょう。

例えば、小学生のバージョンなら、4つのブロックごとに、見出しをつけます。

ブロックは、「本をえらんだわけ・あらすじ・心に残ったところ・じぶんだったらどうするか」と分かれています。他の言葉に置き換えてもいいですし、このまま見出しにしてもらっても構いません。

そのブロックに特化して、書き始めていくと、書き出しに悩むことは少ないと思います。

一番最初の書き出しは、「私が今回「◯◯◯」を選んだのには、理由があります。それは・・・・」などとすればいいでしょう。

あらすじの書き出しについても同様です。「この本のあらすじは、・・・・〜と書き始めて、何の問題もありません。

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