読書感想文のテンプレートについて紹介しています。
読書感想文を書こうとするとき、仮に白紙の原稿用紙や白紙のパソコン画面からスタートします。仮称でタイトルを付けた後、何からどういう順番で書いていけばいいかを頭の中をぐるぐるとアイディアが考えては消えていきます。
気がついたら、白紙のままで30分くらいはすぐに時間が経過していきます。
読書感想文を日頃から書いてる人以外は、白紙からスラスラと書いていけるものではありません。
しかし、テンプレートというレールをおいてあげると、楽に迷わないで進んでいけます。
読書感想文はテンプレートを使えば楽に迷わず書きやすい
読書感想文を書きやすくするためのテンプレートを紹介します。もちろん、この形でなければならないことは、ありません。あくまでも参考資料としてご参照ください。
当記事が紹介するのは、一つの参考例としての骨子です。
読書感想文は、骨組みを決まっている方が圧倒的に書きやすくなります。
読書感想文のテンプレートで同僚に差をつける|社会人
社会人になっても読書感想文があるのか、と思う人ばかりだと思います。
しかし、実際には、学生の頃より重要度は高いです。
あなたの上司や人事部では、今後のあなたを評価する際に、何度か確認されるでしょう。読解力や文章力が確かめられます。コピペは自分の首を絞める事になります。絶対にNGです。
社会人のテンプレートは以下のように紹介いたします。
1.この書籍をえらんだ理由
2.あらすじと対応する感想を書きます
3.疑問に思ったこと・自分の意見などかきます
4.読み終わって感じたこと・学んだことをかきます
読解力・語彙力・文章力・要約力について、評価されるのだと考えて作成してください。
読解力は、本の内容を正確に読み取れているかどうか判断されます。
語彙力は、言葉の意味を理解して適切つかいこなしているのか、を見られてます。
文章力は、相手に読みやすく分かりやすく書かれていることを確認されます。
要約力は、要点をまとめる力ですが、要点を的確に選び出しているかがポイントです。
以上の4つの力を判断されるのです。
読書感想文はテンプレートでレポート形式に|大学生
大学生の場合、授業中に紹介された書籍に関して、「感想文をレポートで提出」などという場合があると思います。
レポートとなれば、通常の読書感想文の構成を少しアレンジした書き方もありでしょう。
テンプレートは、2案紹介します。
一般的な結論先行で書く場合
1.結論|読書した後の感想
2.理由(根拠)|結論に対する根拠を書きます
3.事例|理由へつながる事例、書籍からの引用や他書籍の引用など
4.結論|最初の結論を再度主張しつつ、学びや影響によって変わったことなど
本の内容によってはこちらも有効
1.結論|感想
2.問題提起|問題解決の提案
3.状況説明|意見と理由説明
4.付帯情報
読書感想文はテンプレートで書けばスラスラ|中学生・高校生
中学生と高校生の読書感想文のテンプレートは、基本的には、小学生と同じ形式でも問題ありません。
大きく分けると、以下のようになります。
1.序文
2.本文
3.まとめ
序文は、書籍を読む前の段階でのことを書きます。なぜ選んだのか、読み始める前に持っていた印象はどんなものだったのか、などです。
本文は、あらすじと感じたことです。2か3つのブロックでかき分けてもいいです。感動したこと・影響されたこと・今後の自分に取り入れたいと思ったことなどについて、あらすじと並べて、2〜3のブロックで書くのが良いです。
まとめは、読み終わって、読む前との違いの比較や、全体的に感じたこと、学んだこと、明日からこうしようと思ったなどの総論です。
読書感想文が書きやすいテンプレート|小学生バージョン
ツイッターで話題になりご存じの方も多いと思います。
先生から生徒に渡された読書感想文テンプレートが書きやすくなっていました。
骨子が分かりやすくできているので、大学生・社会人もこれで良いと思えるほどです。
小学生のテンプレートはこれでOKです。
1.本をえらんだわけ(なぜこの本をえらんだのかかきましょう)
2.あらすじ(本のだいたいのおはなしをかきます)
3.こころにのこったところ(おもしろかったところ、かなしかった、ところ)
4.じぶんだったらどうするのか(ぼくだったら、どうするか)
生徒に配布されたペーパーには、上記の4つにスペースが分けられていて、例文も書かれています。上記の1〜4が見出しとして書かれていました。
まとめ
読書感想文のテンプレートは「コレ」と決まっているものではありません。
テンプレートを応用して独自に作っても構いません。テンプレートを作る理由は、書くべきことが項目で分かれている方が書きやすいからです。
上記のテンプレートをもう1段階細分化するのもOKですし、小学生のテンプレートのように、見出しをつけてしまってもOKです。狭い意味の範囲で見出しがついていると人は書きやすいのです。
全体がいくつかのブロックに分かれていて、それぞれ見出しがついていると、読みてもまた読みやすく感じるものです。
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