読書感想文のコピペはバレるし危険!

読書感想文,コピペ

現時点で学生の方も社会人の方も、読書感想文を書く場面があった場合、多少下手でも自分の言葉で書くことが大事です。コピペは必ずばれますし、評価を落とし後悔することになってしまいます。

読書感想文の課題は、小学校の高学年から中学生になって、高校生になっても続きます。いつまで続くか知ってるでしょうか。企業によりますが、社会人になっても続きます。(読書感想文か読書レポートとして提出)

学校時代を読書感想文のコピペで切り抜けてきた人は、注意したほうがいいです。学校時代は、バレても問題にならなかったと思いますが、社会人でも続けると未来がなくなります。

読書感想文を書くのは面倒だし、成績にも大きな影響がなさようだしと考えてしまい、コピペでやり過ごそうと考えるかもしれません。しかし何度も書くタイミングがやってきます。その場しのぎのコピペを繰り返した結果、文章を書けない社会人になってしまいます。

社会人になってから、文章の書き方が分からず恥ずかしい思いをしたり、評価や給料にも差がついていくようになります。ですので、面倒でもコピペはお勧めできません。

目次

読書感想文のコピペはバレるし危険!

読書感想文,コピペ (1)

社会人になってからも読書感想文のコピペを続けていると、普通の文章が書けない人・評価されない人物になってしまいます。

読書感想文を書く機会は、企業によりますが学生の時ほど多くはありません。

もしコピペがバレたとしても懲戒等の処分はされないと思います。しかし昇進昇格の可能性はかなり低くなります。人事部の記録には残るからです。人事考課の評価は信頼性に問題ある人物という評価になります。その会社での未来は真っ暗になり、とても後悔することになります。

もしバレないとしても、仕事ぶりでわかってしまいます。社会人になって読書感想文の課題が出される理由は、語彙力・読解力・文章力の能力を確認されることにあるからです。

読書感想文が(コピペによって)うまく書けているのに、実務で文章が書けないとなれば、バレます。

読書感想文を書く能力が社会人に必要な理由

繰り返しですが、読書感想文は、社員の読解力・語彙力・文章力・要約力など、読み書きの基礎スキルのレベルを確認するために行われます。読書感想文を書いてもらうことで、言語力のレベルが分かるのです。

今の時代の会社員は、社内文書の他に、顧客や取引先との関係性においても、文章によってコミュニケーションを取っています。

その中で、社内文書については、過去の決裁済み書類などが新規の書類作成の手本となることはあります。しかし、社外の相手(顧客や取引先)とのコミュニケーションは、十人十色で、過去に使った文書を書き換えて使うことはありません。

ですので、上記の4つの基礎スキルを使って、文章を書くことが必要になるのです。(職人的な技術職の場合は、文章を書く機会があまりないかもしれません)

社会人の仕事では文章のコピペはありえない

特に社外との交流が多い営業や販売の仕事では、読解力・文章力が不足している場合、社員個人の問題にとどまらず、会社の損失に繋がります。かといいまして、過去のビジネス文書をコピペすることもまた、できません。似ているようでも、顧客や取引先とのコミュニケーションは、みな違うからです。

読書感想文のコピペは社会人では致命的

読書感想文のコピペは社会人では致命的です。なぜなら、社会人になると、自分の考えや意見を論理的に伝える力が求められるからです。コピペでは、自分の考えや意見を表現することができず、評価を下げてしまうことになります。また、コピペは著作権侵害にもなりますので、注意が必要です。

読書感想文を書く際には、自分の言葉で、自分の考えや意見を表現するようにしましょう。また、参考文献を引用する際には、必ず明記するようにしましょう。

ビジネス書の読書感想文ではコピペNG

ビジネス書は、ビジネスの成功に役立つ知識やノウハウが詰まっています。読書感想文を書くことで、本の内容をより深く理解し、自分のビジネスに活かすことができます。

また、読書感想文を書くことは、自分の思考力を鍛える良い機会にもなります。自分の考えや意見を、自分の言葉で表現することで、思考力が鍛えられます。

ビジネス書の読書感想文を書くときは、自分の言葉で、本の内容を理解し、感想を述べることが大切です。もし上司が提出された感想文を読んで、日頃の言動との違和感を感じれば、コピペチェッカーを使って調べるでしょう。

その結果、コピペだと判断されれば、その後の上司や人事部からの評価は低いものになってしまいます。

読書感想文のコピペはバレる|ばれない方法はない

読書感想文のコピペをする人が行う方法は、大きく2つでしょう。

一つはコピペサイトからコピーする方法です。もう一つは、知人友人ルートからコピーさせてもらう方法です。

読書感想文をコピペサイトからコピーすればコピペチェッカーで簡単にバレる

ネット上にある文章については、必ずバレます。コピペサイトの文章コピペすれば当然バレます。

また書評サイトや本の紹介サイトでも、感想文が書かれていることはあります。

コピペはコピペチェッカーで簡単に分かる

中学生・高校生の方は知らないかもしれませんが、実はネット上の情報データについてはコピー文について非常に厳しくチェックされています。「コピペチェッカー」というWebツールを使って、オリジナルの文章なのか、コピーした可能性がある文章なのかを調べられるのです。

コピペチェッカーでは、文字単位でチェック可能です。同じような意味の文章であっても、文章の表現が完全に違えばわかりません。接続詞や改行を増やしたりする程度では高き確率でコピペであると判定されます。

読書感想文のコピペ可能例文集はとてもハイリスク

Web上を色々検索して読書感想文を探すと、「コピペサイト」や「コピペ可能例文集」などを見つけることができるかもしれません。

見つけた人は、これで読書感想文のコピーができると大喜びかもしれません。しかしそのままコピーして使うことはとてもハイリスクです。そもそも読書感想文のコピペがなぜダメなのかについて解説します。

理由は2つです。一つは、コピペしてその場はやり過ごしても、文章を書くことは上手くならないので、大人になってから後悔するということがあります。文章を書く力がないと社会人になって大変なことになることは、前述のとおりです。

もう一つは著作権の問題があります。読書感想文も人が書いたものである以上は著作権が存在します。サイトの説明文をよく読むとわかりますが、あくまでも学校提出に限りなのです。もし学校がいい感想文だと判断してコンクールに応募し入賞でもしてしまうと大変なことになります。

盗作や著作権侵害の話に進展してしまいます。「まさか」と思う人がいるかもしれませんが、過去に何度か実話としてあるのです。受賞の取り消しはもちろんですが、盗作や著作権侵害に抵触し、もし訴えられると犯罪として成立してしまいます。

著作権侵害は親告罪なので、著者が気づいて訴えた時に犯罪として成立するのです。

読書感想文のコピペokサイトの嘘

読書感想文のコピペOKサイトは、学校で提出する目的に限り、著作権侵害にならないと主張しているサイトです。しかし、この主張は正しくありません。著作権法では、著作物を無断で複製したり、公衆に送信したりすることは禁止されています。読書感想文のコピペOKサイトは、著作物を無断で複製して公衆に送信しているため、著作権侵害に該当します。

読書感想文のコピペOKサイトを利用した場合、学校で不正行為と認定され、ペナルティを受ける可能性があります。また、著作権者から訴えられる可能性もあります。そのため、読書感想文のコピペOKサイトを利用することはお勧めできません。

丸写しで読書感想文をコピペしていなくても部分写しでもバレる

丸写ししているわけではないから大丈夫だろうと考える人はいるかもしれません。しかしコピペチェッカーは1万文字以上でもチェックできますし、文字単位で短時間でチェック可能です。

先生は、読書感想文を採点する際に、ネット上の文章と比較したり、他の生徒の読書感想文と比較したりして、コピペをしていないかを確認しています。そのため、たとえ部分的にコピペしたとしても、バレてしまう可能性があります。

部分的なコピペでもバレてしまいます。本の数行だけでもコピペは違法なのかという問題はあるかもしれません。しかし前述のとおり、著作権侵害は著者がそう思えば申告する可能性があります。

実際には、書いた文章が偶然似てしまう文章はあります。しかし、その前後の文章を見れば、コピペなのかどうかはバレてしまいます。

過去の読書感想文のコピペはバレる|小学生・中学生・高校生

小学生・中学生・高校生・大学生と読書感想文を書く機会があります。

ついつい軽い気持ち・その場しのぎで、コピペを使ってしまった事があるかもしれません。

コピペを提出しても何も言われてないから、ばれてない・大丈夫だと思っている人もいるようですが、実際にはかなり高い確率でバレています。(ネットからコピペしたものは100%バレてます)

仮に注意を受けなかったとしても、記録は残されます。(内申書に悪いことが書かれても文句は言えません)

最悪なのは、まれにコピーチェックしない先生がコンクールに提出してしまうケースです。下手に入賞などすると、なかなか大変なことになります。(盗作や著作権侵害)

盗作や著作権侵害は、決着するまで時間がかかります。その間じゅう、世の中にさらされることになります。

読書感想文には唯一の正解はないのだから安心して書けばいい

読書感想文とは、主観的なものです。他の科目のように、正解はありません。

どのように感じたのかを書くのです。正解がないのですから、点数がいい悪いの問題ではないので、下手でも自分で書いて提出するほうが、安心できます。

また、前述したように、コピペはほとんどバレてます。一般的には、コピペの疑いがあるので、再度提出しなさいと指示してくる先生はあまりいないと思います。しかし、「バレてるのかな」という思いや、「自分を信用してないのだろうな」という気持ち悪い感情が残ったままになります。先生の方も、気持ち悪い感情が残ったままのはずです。

コピペをしたくなる気持ちはわからなくはありませんが、そのまま文章の書き方を経験せずに社会人になると、前述の通り、とても困った事になってしまいます。

読書感想文のコピペは危険

学生であっても社会人であっても、自分の未来のためには読書感想文のコピペはしないことです。

前述の通り、単に自分の実力にならないということだけではなく、2つの大きなリスクがあります。一つは自分に対する評価を下げることです。もう一つは著作権侵害に問われる可能性があるということです。

自分に対する先生や上司からの評価は、レッテルとして長い間ついてきます。場合によっては、何年経っても消えない可能性もあります。簡単にコピペをする人だという悪い評価です。

また著作権侵害については、注意深く世間のニュースを見ていると気がつくことですが、逮捕される可能性があります。もし罪に問われると、刑事罰のほかに損賠賠償を請求される可能性もあるのです。

まとめ

世の中に公開されているWebサイトの中には、簡単に読書感想文のコピペができるようになっているものがあります。

下手でもいいですから、自分で書いたほうがいいです。読書感想文には、正解という書き方はないのですから。

それに、学生時代を乗り越えても、社会人になっても読書感想文を提出するよう指示される場合があります。

社会人になってもコピペをすると、評価は最悪になります。そもそも、コピペってほとんどバレてます。

 

 

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