行動経済学の本をおすすめ|購入する人の心は矛盾に満ちている

行動経済学、本

社会人になってビジネス書を読むときに、販売や営業関連の仕事をしている人には、全員関係するのが、行動経済学です。

言葉に馴染みがない人には難しく感じるかもしれませんが、さまざまなお店やコンビニの商品陳列にも応用されています。

自分の意思でその商品を選んだと思っているかもしれませんが、実は選ばさられている可能性があるのです。

行動経済学を学べば、お店の売上はもっと楽に上がる可能性があります。

目次

行動経済学の本をおすすめ|購入する人の心は矛盾に満ちている

主流派経済学では、「人間は自己利益を合理的に計算して追求するもの」と定義づけられています。

しかし、実際の私たちの行動の中には、合理性では説明できない矛盾がいくつもあることがわかっています。それが行動経済学によって示されています。

よく知られている理論には、プロスペクト理論・サンクコスト効果・アンカリング効果などがあり、人間の意思決定に影響をしてます。

プロスペクト理論

人間の損得に対する評価についての理論。損失回避を優先する傾向がある。

サンクコスト効果

すでに費やしてしまった回収できないコストを惜しむために、継続すれば損失拡大になるのにやめられない心理効果。

アンカリング効果

最初に聞いた数字や条件が基準となって、その後の判断をしてしまいそうになる効果。

人は、机上で客観的に判断する場面では、利益を守るにはどちらの方が合理的であると選択できるのに、現実に自分の状況として発生した場合には、上記の効果・理論のように、非合理的な選択をしてしまう傾向があります。

そして、世の中の販売活動やキャンペーンでは、行動経済学の理論が各所で活用されているのです。あなたが選んだお店もこの理論を応用しているかどうかは分かりません。

しかし、私たちは、自分の意思で商品を選び、自分の意志で購入や申込をしたと思っていますが、コントロールされている可能性があるのです。逆に知らずに失敗や苦労をしているお店や販売担当・営業担当もいます。

あなたはジャムを買うときに、6種類のジャムを置いてる店と24種類も置いている店、どちらで買いますか。答えは、当記事の一番下に紹介しておきます。

行動経済学の本おすすめは

最初にお薦めするのは、最初にお薦めするのは、ダン・アリエリー教授の著書。非常にわかりやすく具体例をもとに解説されています。自分自身の行動も含めて、何かを選択するときの人の行動は、罠にかけられているかのように感じます。

行動経済学の本でアマゾンがおすすめしてくるのは

アマゾンのおすすめは人によって違うはずだが、筆者にお薦めされたのは、行動経済学のジャンルでは最新作のこの本です。経済学者で、大阪大学特任教授の大竹文雄氏の著書。

高校生とのやり取りの内容が主になっています。行動経済学でよく知られる幾つかの理論についての解説です。

行動経済学の本でランキング上位にいつもある

マンガで行動経済学の理論が紹介されています。説明文は一応ありますが、少なめです。人の行動の不合理性が非常に分かりやすく表現されていますので、興味を持ってもらうための導入におすすめ。価格が高い気がしますが。

行動経済学の書籍で面白いのは

ノーベル経済学賞のリチャード・セイラー氏の著作。なかなかのボリュームがある分厚い本です。行動経済学についての自分史に関連して書き上げた読み物です。自伝のようでもあります。

手に取ると本の厚さに、やや抵抗を感じる人もいるかもしれません。(文庫では上下巻に別れてます)しかし、実際に読み始めると、すんなりと読めてしまうでしょう。

行動経済学の新書でよく知られているのは

新書サイズは電車の中でも読みやすいですね。ただし、内容は少し難しめです。読みやすさで言えば、本のタイトルが非常によく似ているこちらの本の方がおすすめです。

セブンイレブン創業者の鈴木敏夫さんが幹部社員に勧めた本として有名です。筆者もこの書からヒントを得て、自分のビジネスに応用した記憶があります。2008年の著書ですが、今も人間の行動の選択は、同じことを繰り返しています。多分、これからも。

行動経済学の名著といえば

名著の紹介はかなり迷いますが、ノーベル経済学賞のリチャード・セイラー氏のベストセラーは外せないと思います。

ただし残念なことが一つ。翻訳がおかしい箇所が数箇所あり、飛ばして読むしかないことが残念です。

行動経済学がマーケティングに利用しやすいことを学ぶ本

現在はリアル店舗のマーケティング以上にWebマーケティングが重要な時代です。すでにこの著書からヒントを得て、Webマーケティングに利用している人も多いと思います。人は、さまざまな背景によって選択の基準が変わります。多くのWebマーケが、いかにして選択をスムーズにできるように、行動させられるかに、利用している可能性が高いです。

まとめ

人によっては、行動経済学という言葉に馴染みがない方もいるかもしれません。

しかし、前述したようにノーベル経済学賞の受賞に見られるように、社会に非常に関係性が強く身近な経済学の一つです。「学」という言葉がつくと、抵抗感を感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、現実には毎日の生活に関係しています。お店に買い物に行ったら、少しずつ違う商品が、3つの価格帯で販売されていたときに、私たちは、どれを選ぶのかをコントロールされているのです。

行動経済学は、知ると面白く、でも少し怖くもあります。主流派経済学という数学ベースの学問に、実際には人間心理が強く関係していることを解明したものです。

冒頭の「ジャムのお店を選ぶ」問いの答えは、6種類のジャムを置いている店の売上の方が多いです。しかもその差は6倍です。人は、選択できないと買わないのに、選択が多すぎると、色々と理由をつけて「買わない」という選択をしてしまいます。結果、ちょうどよく選択させてくれる店から購入する人が多いのですね。

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