理解力を鍛えるのは何歳まで可能|50歳までピークに達しない

理解力 鍛える

個人差はあることですが、社会人になって数年後、自分の理解力不足に気落ちしてしまうこともあったかもしれません。

また上司に「理解力がない」と指摘されてしまったかもしれません。

幸いなことに、体と違って脳は、社会人になった後も成長を続けます。自分自身が、自分脳能力を高めたいと思うなら、50歳までピークに達しないと言われたらどうでしょうか。

体力は男子が17歳女子が14歳でピークをも迎えることがわかってします。しかし、脳の方は、その後も進化成長を続けます。

目次

理解力を鍛えるのは何歳まで可能|50歳までピークに達しない

アメリカのMIT(マチューセッツ工科大学)の認知科学者ジョシュア・ハーツホーン氏の研究によれば、10歳〜90歳までの人物を対象に研究した結果、脳の能力は、さまざまな能力によってピーク時の年齢が違うことがわかっています。

当記事で注目してる理解力(この研究では新しい情報を学び理解する能力と定義)については、50歳前後まではピークに達しないというのですから驚きです。もう一つの驚きは、当サイトで注目しているもう一つの能力=語彙力は、なんと67歳前後がピークとされています。

しかもあくまでもピークです。私たちは経験的に、体力のピークを過ぎたとしても、運動をする事で体力の減少を抑えられていることを知っています。脳にも運動のように刺激を与えれば、仮にあなたが50歳を過ぎていても、脳の機能はすぐに大きな減少はしないということです。

理解力を鍛えるのは何歳でも可能|50歳未満ならまだ成長期

当記事を読んでいるほとんどの人は、理解力を鍛える年齢とは十分に間に合うはずです。何しろ50歳前後まで脳の理解力の成長はピークに達していないのですから。

さて具体的な「理解力を高める方法」は次の記事で具体的に紹介していますのでご覧いただければと思います。当記事では理解力を鍛えるポイントを大きく分けて3つ紹介します。

理解力を鍛えるポイント

1)言葉を知ること

2)先に全体から考える

3)疑って考える

理解力を鍛えるにはまず言葉を知ることと本を読むこと

物事を理解するという作業には、必ず「言葉」が関係します。何かを知る・見る・聞く・味わう・感じることがあった時、全て言葉を通じて表現します。

具体的に物事を理解する時のことを思い出すとわかります。何かの物事を理解するとき、人は五感を使って観察し、記憶のデータベースと照合し比較します。データが不足していれば想像力を使って思考し判断します。

この作業の結果、記憶のデータになければ、「知らない」「分からない」になります。記憶のデータが少ないときは、「多分」「もしかすると」などと考えます。

これらの作業は瞬時に行われ、言葉に変換します。ですから、理解力を鍛えるには記憶のデータベースを増やすことと言葉を知る必要があるのです。

記憶のデータベースは、基本的に体験からできています。読書によって得られる追体験や疑似体験もその一部です。追体験は登場人物に自分を重ねて実際に体験をしているように感じることです。疑似体験は、実際には経験しないかもしれないことを疑似的に体験することです。

人には時間という制限がありますので、自分自身の体験できる量は限りがあります。しかし読書による追体験や疑似体験をしていくことで経験値は高まります。そのためには考えながら読書することです。

また言葉を知るには、分からない言葉に出会って調べることを繰り返す作業が必要です。実際には読書をすることで、知ってる言葉を増やすことができます。

つまり「読書をすること」で、知ってる言葉を増やし、経験値を高めることができるのです。時々読書をしても役に立たないという声を聞くことがあります。それは字面だけを見る読書になっている可能性があります。読書速度は落ちますが、思考しながら本を読むことで、追体験や疑似体験が進みます。

理解力を鍛えるには全体の意味から解明

例えば、本を読むとき、あるいはパソコン操作を覚えようとするとき、など何かを理解する場面を想定してみてください。理解する順番は、「全体」から解明することです。理解できなくて苦労する場合、多くのケースでは細部の理解につまづいています。

例えば本を読んで理解するなら、「この本を読んで○○○について理解する」と全体を通じてのテーマに意識を置くことです。1ページめの1行目から読んで理解していくという方法だと、詳細部分から理解しようという作業になる可能性があります。本のテーマ(著者の意図することは要旨といいます)は、本のタイトルと本の初めか終わりに現れています。

テーマに意識をおいて読むと、詳しく読んだほうがいい部分と浅くていい部分があることに気づきます。

パソコンの操作も同様です。「今何を覚えようとしているか」に意識をおいて操作方法に向き合わないと、細かい部分に目が向いて意味がわからず疲弊してしまいます。

何かを理解しようとするときには、まず全体から理解することです。詳細部分はその次です。少し難しい文章を理解しようとするときなども、「誰が何をする」と考え、「主語と述語」に注目する方法でも良いです。

あるいは数行のブロックにまたがって難しい場合なら、5W1Hに当てはめてみてください。1つのブロック全体として、何を言っているのかが見えてくるはずです。

理解力を鍛えるには情報をクリティカルに考えしらべる習慣

理解力を鍛えるための3つ目のポイントは、情報に対してクリティカルに考えることです。

クリティカルとは、批判的という意味があります。つまり疑ってみるということです。私達は、比較的身近な誰かの意見には「本当かな」というクリティカルな思考をするのに、本や新聞やテレビにたいしては、なんの疑いもせずに受け入れる傾向があります。

クリティカルに考えることは、否定することでは有りません。深く理解するための糸口を探るための方法です。「本当かな」と発するだけではなく、調べることと考えることがセットです。調べて思考をしなければ、ただの批判や否定になります。とても強力ですが、取り扱いには注意が必要です。

事実、テレビや新聞にも間違いがあったり、政治的圧力がありまちがった情報が流れていたり、隠されていたりします。今はネット時代で自分の国の情報がまちがっていたということを、外国のニュースから知ることができます。

また本についても、情報に間違いある可能性はあります。ほとんどの場合に著者が一人で調査し、調べて確認したことを著者の主観で書いているからです。主観には偏りがある可能性があります。ですから本を読むときには、「書かれている情報は本当なのか」「前提としていることに間違いはないのか」などという視点を持って、読むのです。それがクリティカルに読んで考えることになります。そして理解力を鍛えるには、気づいたことがあれば、調べることです。

クリティカルに読んで調べることで、理解力は非常に鍛えられます。極めつけは、自分自身です。自分自身の思考や判断について、クリティカルに考えてみるのです。「本当にその選択で良いのか」「他に方法はないのか」「どこかに漏れはないのか」

逆に身近な人の言葉に対して、クリティカルに考えるのは、経験的に「百害あって一利なし」という気がします。話し方を間違えると「否定的」に聞こえるからです。人間関係を壊す原因にもなりますし、自分の成長を導いてくれる人たちの信頼を失う可能性があるからです。

本に書かれていることやマスコミ、そして自分がクリティカルに考える対象です。否定するのではなく、調べて考えることで深く理解できるようになります。

まとめ

理解力を鍛えることに「もう遅い」ということは、ないのです。

新しい情報の理解のピークは50歳、語彙力は67歳なのですから。更に体力と同様に、ピークを過ぎていても鍛えることで維持できます。

理解力を鍛える大きなポイントを3つ紹介しました。読書をすることは、読解力を高めるだけではなく、理解力を鍛える上でも有益であることが分かります。

読書は読み方次第で、様々な能力を伸ばしてくれる方法ということです。

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