新書マップを使えば予想外の本を検索できる

新書 マップ

読書経験が少ないうちは、読書習慣を身につけるために、興味や関心を感じる本を選ぶものです。

しかし読書による成功体験が増えてくると、新たな本との出会いを求めるようになります。もっと知らない世界に触れたいなどという気持ちが高まるようになります。

実は見識を拡大していくには、新たな本との出会いが必要なのです。自分が興味を感じる本だけを選んでいては、同じ傾向の本が続くようになってしまいます。つまり新たな本との出会いが生まれにくくなり見識が広がるチャンスが少なくなります。

新書マップを使うと、普段の自分では選ばないような本を見つける事ができるようになります。

目次

新書マップを使えば予想外の本を検索できる

新書マップとは、大学の附属図書館や県立図書館でも紹介される本選びのツールです。

どの本を読もうかと考えている時間は、本好きな人には楽しみの時間でもあります。しかし読書経験の少ないユーザーにとっては本選びの作業はすぐにめんどくさいと感じる作業になってしまいます。

新書マップを使えば、目指す本を探すときのキーワード検索とは違い、入力した単語や文章から関連性がありそうな本を連想検索してくれます。キーワードは含んでいないが関連性が高そうな本を選んでくれるのです。

新書マップとは?本選びの画期的なツール

新書マップでは一般的なキーワード検索と違い、連想検索をしてくれます。

例えば、新書マップの検索窓に2語〜3語のキーワードや文章を入力して検索すると、タイトルだけではなく、連想検索から読むべき本を提案してくれます。その検索結果は、オンライン書店のキーワード検索とは違い、キーワードがタイトルに直接含まれていない本までを関連する本として紹介してくれるのです。

その感覚は、本に詳しい人に関連性が高い本を紹介してもらう感覚に近いのです。本のタイトルにキーワードが含まれていない本は、一般的な書店の検索では検索されないものだからです。

2022月10月20日現在、2万2172冊のデータが収録されているとしています。

新書マップの検索方法について深堀り

新書マップの独自の検索方法について深堀りしておきましょう。

私達が通常ネット検索を中心に使っている検索とは、「キーワード検索」です。通常は1語から3語程度のキーワードを、どれか含める・全語含める・一語を含めずに検索するなど、キーワードそのものを手がかりに検索するものです。

新書マップに採用されている検索エンジンには「連想検索エンジン(汎用連想計算エンジンGETAssoc)」が採用されています。キーワード検索と違うのは、キーワードそのものだけではなく、入力した単語や文章から類語・言い換えや同義語も検索対象としていることです。

人間の思考により近い発想ができるのです。結果、入力したワードを含んではいないが、前後関係から同じ意味のことと思われる内容を含んでいる本も検索結果に現れるのです。

それはまるで、本に詳しいコンシェルジュのようです。「こちらの本がおすすめです。タイトルからは分かりにくいですが、あなたが興味ある◯◯◯のことについて書かれています」と紹介してもらう感覚に近いのです。

新書マップの使い方

新書マップは、後述するWebマガジンのなかに、新書のポータルサイトとして設置されています。使い方は簡単です。

1)新書マップの検索窓に、キーワードや文章を入力してください。検索ボタンをクリックすると別のウインドウが開き、丸いマップのようなもの(新書マップ)が表示されます。

2)丸いマップの外側には、関連するキーワードが表示されます。丸いマップの内側には、入力した言葉や文章に関連するテーマが表示されます。

3)マップの内側のテーマに関心を持てる単語や短文があればクリックします。すると、別のウインドウが開き、新書が紹介されます。

4)丸いマップの中に、ピンとくるテーマがない場合はマップの外側に並んでいる関連ワードを選んでクリックします。すると、再検索されて、同じようにマップの外側に関連キーワード、そして内側には再検索された10のテーマが表示されます。

5)この繰り返しで、自分が想像していなかったテーマやワードの新書を絞り込んでいき、見つけることができます。

新書マップの書棚が面白い

新書マップで面白いと感じるのは、検索結果の本が並んだ書棚がリアルな画像で表示されることです。

これが単なるイメージ画像ではなく、検索結果に表示されている新書の背表紙が並ぶのです。これがなかなかユニークです。

検索結果は基本的にリストとして表示されます。縦にスクロールして見ていくのも良いですが、見落とす可能性があります。しかし関連する書籍だけが書棚に並んでいる画像では、すぐに読みたい本が見つかります。

残念ながら、画像の中の本のタイトルから本の詳細ページへのリンクはありません。

新書マップが使えないというのは

ごく一部には、新書マップが使えないという声もあるようです。

新書マップは連想検索という検索エンジンのため、どの本を読んでいいのか定まらない時など、自分が想像していない本を紹介してくれるところに魅力があります。

逆にある程度見つけたい本が明確な場合は、普通のキーワード検索で、Amazonなどのオンライン書店で見つけるほうが良いです。ですので、本を探そうとするときの具体的な目的に合わせて使い分けるのが合理的です。

新書マップの連想出版が作るWebマガジン「風」

先に紹介しましたように、新書マップは、Webマガジン「風」のポータルサイトです。

Webマガジン「風」では新書に関する様々な情報が発信されています。Webマガジン「風」に掲載されている情報は、新書のテーマに沿ってコラムやインタビューなどが紹介されています。

サイトの運営は、NPO法人連想出版です。連想出版は新書マップを構築した国立情報学研究所 高野研究室の研究プロジェクト「新書マップレス」から、2005年12月に「新書マップ」の運営を引き継いでいます。

新書マップ「想」

Webマガジン「風」には、新書マップの他に、「想」という検索サイトも設置されています。1語〜3語程度のキーワード検索で複数のデータベースから、同時に複合的な検索を可能としています。

使用されるデータベースは、以下のとおりです。

  • 「日本の古本屋(国内最強の古書データベース、書籍データは610万件超)」
  • 「BookTownじんぼう(神田神保町の在庫35万冊のデータ)」
  • 「WebcatPlus(全国の大学図書館の書籍概要がわかります。和書300万冊、洋書600万冊)」
  • 「ウイキペディア」
  • 「文化遺産オンライン(文化財7000点の概要が公開)」
  • 「松岡正剛の千夜千冊(1700を超えるブックナビゲーションサイト)」
  • 「明治大学図書館(104万冊の蔵書データを収録)」
  • 「るるぶの観光情報」
  • 「東洋文庫図像資料(シルクロード関連重要資料110冊が公開)」

まとめ

新書マップを使えば、人が思考するようにして、キーワードそのものを含んでいないが関連する書籍を提案してもらえます。

検索結果を見れば、「なるほど」と感じるかもしれません。連想検索ならではの検索結果が、読書意欲を掻き立ててくれる可能性もあります。

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