仕事や人生に役立てるために読むべき本は、ビジネス書と自己啓発本です。
読むべき人は、社会で働く全ての人です。ビジネスマンに限りません。例えば、専業主婦が読んで、夫婦や家族・親子関係に生かせると感じるヒントも読み取れるものがあります。
本を読まなければ、人は自分で経験した事でしか学びを得る事ができません。特にそれは、失敗体験からです。
しかし失敗体験からばかり学んでいたのでは、メンタルが持ちません。本の著者や先人の成功や失敗の体験や研究や思考について、本を読むことで疑似体験する事ができ、学びを得る事ができます。
人間の悩みの9割は人間関係からきています。10割だとする心理学者もいます。人間関係の問題を解決まででなくとも軽減する事ができるヒントは、本の中に書かれています。
読むべき本は小説・ビジネス書・自己啓発本でOK
多くの人は、社会人になって仕事になれ始める頃に、ビジネス書を読み始めるのではないでしょうか。
しかし、ビジネス書は、表面的には、「ビジネス」を表していても、内容は組織やチームの中で人が生きていくことについて書かれている本は少なくありません。個人経営の小さなお店にも、家族というチームにも活用できるのです。
読むべき本は小説とビジネス書と自己啓発本です。
当記事は、それらの中から新社会人や学生にフォーカスした記事をまとめたものです。詳しくは、それぞれの”読んでみる”からご覧ください。
疲れた時に読む本|脳を癒やし楽にする
本を読むことがストレス解消になると聞いたことはないでしょうか。
実はこれは木のせいではなく、科学的根拠があります。人間の脳はシングルタスクしか出来ないように設計されています。シングルタスクとは、同時に2つのことは出来ないということです。
女性の場合は、同時に2つのことができるのではないかという指摘がありそうです。化粧をしながら電話をすることなどができるからです。しかし実際には2つのことを同時に行っているのではなく、短期間にスイッチを切り替えているのです。
ですので、本を読むことに意識を集中すると、ストレスとなっていることに意識を向けにくくなるのです。
寝る前に読む本|面白くて夢中になりそうな本は避ける
寝る前に少しだけ本を読もうとする時、ついつい面白い本を選んでないでしょうか。
睡眠に入るときには、面白い本はNGです。本を読むことに夢中になり、眠れなくなってしまう事があるからです。
普段あまり読んでいないジャンルの本や、少しだけ難しい内容が書かれた本の方がいいかもしれません。少しだけ本を読もうと思っていますが、本を片手にベッドや布団に入る場面で、最重要なことは穏やかに睡眠に入ることです。
間違っても、「次の場面はどういう展開になるのだろうと、ワクワクドキドキするような」本を選ばないことです。
最悪の場合、明日の朝は寝不足になってしまいます。
高校生へおすすめする本|読書時間は勉強時間と同様に大事です
高校になると読書率が急激に落ちます。
中学生では、8割以上の中学生が読書をしていますが、高校になると約5割の人が読書をしなくなります。そして本を読んでいる人のほんの数は、中学生の4分の位置ほどに下落します。
問題集中心の勉強をしている人は、読書に十分時間をとっている人に比べると、学力の伸びが良くないと言われています。原因は読解力不足にあります。読解力と本や文章を読んで意味を正確に理解することや、相手が何を言っているのかや、明確に言葉にしていないが何か言わんとしていることを読み取る能力です。
読解力は、本を読んでいないと身につかない能力です。また読解力が不足していると、試験問題の問題文の理解が低く、間違った認識をするケースもあります。
中学生におすすめする本|高校になっても読書習慣を継続すること
実は全国学校図書館協議会の学校読書調査によれば、中学生の読書率は意外に高く85%ほどあるのです。しかし残念ながら高校生になると、読書率は約半分にまで落ちます。
すでに読書をすることが習慣になっている人は、高校や大学生になっても続けてください。社会人になる頃には、読書をしていない人との差は、とても大きな差になっています。
読書をしない人は、読書を単なる趣味だと捉えている感があります。しかし読書をしている人は、明らかに読解力などの国語力力が高く試験問題の理解度も高いです。ベネッセ教育総合研究所の調査でも明白ですが、アメリカやイギリスの調査でもコミックを読む人の読解力が読まない人より低いと指摘されています。
まとめ
読書について、ビジネス書ばかりを読む人は、小説を読むことを軽んじる傾向があります。
確かにビジネス関連の書籍のほうが、一般的な小説を読むよりも、知識や情報を身につけやすいような印象があります。
しかしビジネス書ばかりを読んでいる人は、意外に読解力が高くない場合があります。典型的なのは、行間を読むことが苦手な人がいることです。明確に文章にしていないと理解が出来ません。例えば、メールのコミュニケーションで明らかな言葉の表現がされていないと理解できません。
相手の言わんとすることを理解できないのです。今の時代は、メールの文章から行間を読んだ対応をすることで、差別化される時代です。
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