心が病んだ時に読む本|きっと少しだけ心がラクになる

心が病んだ時に読む本

人生には年齢に関係なく、落ち込む時や心が病んで鬱になってしまいそうになる時があります。

自分自身がそんな状況になった時や自分の身近な人がそうなった時には、本を読んでみると良いです。「本なんか読んでも・・・」と思いがちですが、心が病んで鬱にまで進んでしまった人が読書と他の治療を併用することで、改善した事例があるからです。

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心が病んだ時に読む本|きっと少しだけ心がラクになる

心が病んで鬱になりそうなんていうことが、現実の社会には起きてしまいます。若い年代でも、中高年になっても、そんな状況になってしまうことがありえます。

誰かに相談することも難しいものです。もしそんな状況になってしまったら、本を読んでみてください。たくさんの本の中には、何か救いを感じられる本があります。読書をすることを治療に併用して改善した事例があります。ぜひお勧めします。

嫌な気分よ、さようなら

本書は「うつ病のバイブル」と言われている良書です。実際にうつ病患者の改善が確認されていると言います。病状が本格的に進んでしまう前に出会って読んでみることをお勧めします。自分自身で気づくことができる可能性があります。

嫌われる勇気

すでに説明の必要がないほど、国内だけではなく諸外国でも増刷されている作品です。

アドラー心理学がよく知られることになったきっかけの一冊です。変えることができない過去への後悔や、起きてもいない未来に対しての不安を、持つことの無意味さに気づくことができるかもしれません。大事なことは、いまなすべきことなのです。

人によっては、反発を感じる方もいるかもしれません。しかし自分を振り返るきっかけとなる良書です。

反応しない練習

本書を読むと、自分が思考するよりも先に反射的に反応して日々過ごしていることに気がつきます。SNSやツイッターに必要以上に反射的行動をとることによって、持つ必要がない悩みを持っていることに気がつき始めます。宗教を勧められる本ではないので、偏見を持たずに読んでみることをお勧めします。

道は開ける

デール・カーネギーの著書では「人を動かす」の方が知られているかもしれません。しかし「人を動かす」の約10年後に書かれた本書も名著として知られています。

特に有名な一節には、「今日1日を限りに生きよ」があります。明日ではなく、今日1日にフォーカスして生きるという考え方です。

我慢して生きるほど人生は長くない

苦しさを感じている時は時間の経過が遅く感じられ、早く過ぎ去ってしまうよう願うものです。しかし過ぎ去った後に、「あの時は」と考えると、意外にどうやって乗り越えたのか、何によって改善したのかも思い出せないことがあります。

そうして、気がつけば50代60代70代にもなっているかもしれません。これから向き合う10年間はかなり長い時間に感じますが、振り返ると人生が短いことに気がつきます。人生は長いようで長くはないのです。

「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ

人生の経験が増えてくると、挑戦している人ほど「死にたい」「消えたい」と考えてしまう経験が増えていきます。今住んでいる街での記憶を消して、他の知らない街での生活を空想したりするかもしれません。周りの人には、とてもそんなふうには見られない人でも、心の中では多くの人たちがそんな思いを持ちつつ、生きているのです。

本書では各分野の方々が、さまざまな声をかけてくれます。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

人間関係で問題が起きている時に考えがちなのは、相手に問題の原因があるということです。しかし実は解決すべき問題は自分の中にある場合があります。

そもそも相手の心の中にある問題については、こちらから変えることはできません。自分の中の問題に気づき改善していくことで関係性が変わっていきます。

何をやっても続かないのは脳がダメな自分を記憶しているからだ

何かを変えたいと考えチャレンジするのに、なかなかうまくいかないことがあります。例えば、ダイエットを続けたい・タバコをやめたいなどです。ダイエットを続ける理由について理解していますし、タバコを続けるリスクも理解しています。

何かを変えたいと考え、継続することが良いことだと理解しているのに続かなくて落ち込んでしまう人もいるかもしれません。ダイエットや禁煙が続けられない自分に幻滅してしまうかもしれません。しかし続かないのは、脳の仕組みに原因があるのです。本書では、脳の仕組みと習慣から問題解決の方法を気づかせてくれます。

怒らない技術

人生には思うようにいかないことがたくさん起きます。そして思うようにいかないことがあると、人は感情のコントロールがうまくいかず怒ってしまうのです。怒ってしまった後には、自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。自分はダメだと思う前に怒らないでコントロールする技術を学んでみてください。

本書ではその感情のコントロールを覚え怒らないで済む技術を覚えようとするものです。特に組織の中で、役割や責任が増えてくると、感情のコントロールが必要になります。感情の思うままにマネジメントをしているようでは、組織の成果は生まれません。

考えない練習

人間は毎日いろいろなことを考えます。考えるべき「今」についてではなく、すでに終わってしまっている過去のことを考え始めて頭の中でループしてしまうことがあります。あるいは、まだ起きていない未来についても考えてしまいます。考えていることの大半は考えても仕方がない過去と未来のことを考えているのです。それがイライラや不安へと連鎖し心が病んでしまいます。

本書では自分の体と心の操る方法を覚え練習することで、改善していく方法を示してくれています。

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