本を読むことで知識を増やすことは仕事の役に立つ

本 知識を増やす1

本を読む事で得られることには、いくつかのメリットがあります。

その中の一つは、知識が増えることです。しかし一方では、「本を読んで知識だけ増えても、仕事の役に立つのかは疑問がある」という声もあります。ただ、この声は本を読まない人が本を読まないことを正当化する声でした。

実は、本を読まなかった頃の筆者も同じように考えていたので、よく分かります。机上の知識と現実に起こる仕事上の様々な事は、相容れないと考えていました。今となっては恥ずかしい限りです。

本を読む事で知識を増やすことは、間違いなく仕事の役に立ちます。現実に起きる仕事の問題を解決するヒントは、本の中にあることが非常に多いです。

本を読まずに仕事をしている人は、例えて言えば、地図を持たずに山の中を探検しているようなものです。方向が合っているのか、ゴールまでどの位なのかも分からずに、山の中を探検している人が本を読まないで仕事をしている人の状態です。

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本を読むことで知識を増やすことは仕事の役に立つ

本 知識を増やす

多くの本を読まない人が持っている思いが、「本を読む事で知識を増やすことが仕事の役に立つ」とは思えないことにあります。

本を読まない人にとって、本を読む事は趣味の一つにしか思えないからです。時間を取られる面倒な趣味程度にしか思えていないのです。

しかし本を読む事には、大きく2つの意味があります。一つは当記事のテーマでもある知識や情報を増やすこと・知らないことを知ることができることです。

もう一つは、本を読む事で脳を鍛えている状態になり、能力アップになります。アップする能力はたくさんありますが、特に社会人になってよく使うものでは、読解力・語彙力・文章力・要約力です。この主要な4つの能力は、社会人が仕事をする上で必須となる基本能力です。(社会人として優秀と言われる人・経営者や経営者に近い人が皆本を読む人であることと一致します)

社会人として、知識量が多いことと、基礎能力が高いことは大きなアドバンテージになります。

本を読まない人ほど「読書ばかりしてても仕事の役には立たない」という

学生の頃には、受験のために本を読んでいた人たちは、無事大学生になると、多くの大学生が本を読む事をやめてしまいます。しかし残念ながら、企業に入社するまでは学歴は影響していたかも知れませんが、社会人として活躍して評価されていく中で、評価の基準になるのは、学歴ではありません。

前述の基礎能力の違いや仕事の成果によって、評価に差がつくようになります。新卒数ヶ月の段階で、評価の差はわずかですが、ほとんどの場合、評価の差は年々開いていきます。

本を読まない人で特に20代の人は、読書ばかりしてても仕事の役には立たないと考えているように思います。しかし、20代後半から30代になると段々と言えなくなります。

同期入社で本を読んでいた人が自分の上司に出世していくからです。評価がおかしいなどと不満を口にする人もいますが、この時点ではその差は誰が見ても明らかになっています。

本を読まない人は読書を単純な趣味だと思い込んでいる

読書が単なる趣味の一つであるのは、子どもの頃の話です。学生の頃には、受験勉強のためであっても多少なりとも本を読んだはずです。受験のために知識が必要だったからです。

社会人の場合でも同じです。趣味として読書を続ける人もいます。しかし、少数ですが仕事のために読書をする人が増えます。本を読まない人は、相変わらず読書は趣味であり、仕事とは関係がないと思い込んでいます。

しかし、本を読む人は読書することで、知識を増やすことと同時に、基礎能力(読解力・語彙力・文章力・要約力)を高めることを、日々行っているのです。

ですので、本を読む事は単なる趣味のように見えて、実は脳トレをしている状態ということです。

本を読んで知識を増やさないから収入が増えないことに気づくべき|一部の人は増えてる

会社やお店など、働く人の数が多ければ、その中で仕事ぶりが評価され出世し、収入が上がっていきます。一般の企業では評価を明確にする試験などがあるわけではありません。

多くの場合、上司から与えられた新たな役割で仕事ぶりを試され、その結果、出世をして収入が増えていきます。では、新たな役割を与えられるという評価の基準はどのあたりにあるでしょう。

真面目に働くことは社会人として最低限の常識です。評価の基準は勉強している努力の跡が見られることにあります。それは本を読んで知識を持っていること、基礎能力が高いことが関係しています。評価基準の目安には以下のようなことがあります。

・真面目に誠意と責任を持って働いていて、言行が一致している
・仕事について改善や問題解決を考えて行動をしている
・商品知識だけでなく仕事に関する一般的な知識までよく勉強している
・相手(顧客や上司)が言うことを正確に理解出来ている
・話す言葉や書く文章がわかりやすく考えられている

日本は、過去30年給料水準が増えていない国として、有名になってしまいました。だから、自分の収入が高くならないのは仕方がないと思うか、転職をするのだと思います。しかし30代以降の転職は、年代が高まると転職後の給料が減る人の数が増えています。

どうしようもないように感じられますが、一部の人はそんな厳しい状況の中で、昇給したり、転職で収入アップしています。一部の人とは、上記の評価基準と一致する人であり、本を読む人です。

本を読まない人は約半分いるのに仕事で文字を使う機会は急速に増えている

日本は世界の先進国の中でも意外に読書率が低い国(17カ国中15位)です。それは収入にも比例して高くない状態に(2020年OECDデータは22位)います。他にも文化庁の読書率のデータなどから推測すると、半分近くの人が月に1冊の本を読んでいないのが現実です。

しかし、現実の仕事環境では、ネットの高速化やデジタル技術の進歩により、大企業から中小や零細企業であっても、社内社外共に、文字によるコミュニケーションが増えています。

つまり、文章を読んで相手が言いたいことを正確に理解して、相手が分かり易い文章を書けることが、必須の能力になっています。現代の仕事の環境は、本を読まない人には猛烈なアゲンスト状態ということです。

本を読んで知識を持つ人ほど自らチャンスを増やせる

本を読む人・知識を増やしている人は、上司からすると頼りになる存在になることが多いです。この関係性が強まれば、上司から仕事の依頼を受けるチャンスが当然増えていきます。

ゆくゆくは、受けるチャンスが新たな役割へのチャレンジの機会になる事は、当然の流れです。

本を読む事で知識を増やすのは浅くても広い方がいい

本を読まない人が読書の必要性を感じ始めるときに、よくある話題が「どんな本を読めばいいのか」です。これは、どんな本を読めば、自分にも仕事のチャンスが回ってくるようになるのかという考えが基にあります。

しかし本を読む事で知識を増やし出世していく人が、これまでに読んできた本の数を想像すれば分かるとおりです。少なくとも年間で100冊〜200冊は読んでいるはずです。

本を読む効果に即効性を求めてはいけません。体のトレーニングと同じです。毎日のようにトレーニングをして、体ができてくるには、少なくとも数ヶ月はかかるはずです。同じです。ただ、一般人がトレーニングしても収入は増えませんが、読書は1年間継続すれば、収入は増えるます。

知識を増やすために読む本を選ぶコツは、一つのジャンルに絞らないことです。広くて浅い方が有益です。どこのどんな場面でどの知識が役立つかは、人や仕事によるからです。色々なジャンルの本をたくさん読むことが有益です。

知識は整理されていると自らを助けてくれる|整理するにはアウトプット

本を読む事は、知識をインプットしている状態です。単にインプットしただけでは、使いたいときに使えません。

「聞いたことがある・読んだことがある気がするが、詳しく覚えていない」という状態です。知識が整理されていないので、こういう状態になります。知識を増やしたら整理すると脳に定着しやすくなりますし、取り出しやすくなります。

知識を整理するには、アウトプットすることがおすすめです。アウトプットは、書く事・話すこと・実践することです。後者になるほど効果があります。但し、実際には実践しにくいこともありますし、話す場面も相手も同じ本を読んだ人か内容に興味を持ってくれる人である必要があります。

最も簡単で一人でできるのは、書く事です。読書をしていて、「なるほど」と思ったことがあったら、ノートにメモをすることです。要約して書いても良いですし、原文のまま書き写しても良いです。電子の書籍の場合は、コピペでノートアプリへ保存する方法も有ります。

ただ、簡単にできるものほど記憶に残りません。ノートに手書きで記録する方法は、手間はかかりますが、実は記憶にも残りやすいです。読書専用にノートを1冊用意して、「読書ノート」を書いていくのがおすすめです。

目的なしに本を読むよりどんな知識が得られるのかと興味を持ってから読む

実は、自動的に整理される方法も有ります。自分が好きな物事について書かれている本の知識は、一度読んだだけでも、長い間記憶に残り続けます。また必要な場面で取り出しやすい記録として脳に保存されるようです。

ですので、興味を持って読んだ本のことは、記憶に残りやすい可能性があります。

書店や図書館で、その時点では深い興味もなく、広く浅く知るために選んだ1冊かも知れません。ただ実際に読み始めるときには、タイトルを見て、「はじめに」を読んだ段階で、一呼吸おいて想像してみることをおすすめします。

この本はどんな知識を与えてくれるだろうか、と想像してみることをおすすめします。自分から主導で興味を作ってみるのです。その興味をベースにおきながら読んで下さい。

何となく漠然と読んだだけの読書よりも役立つ知識として、インプットされ知識を増やすことができるはずです。

まとめ

本を読む事で知識を増やすことは間違いなく仕事の役に立ちます。例え小説であってもです。

本を読まない人が新しい事を覚えられるのは、体験することからしか得られません。本を読む人は、本を読むたびに知識は疑似体験として記憶に残っていきます。

そして必要なときに仕事に役立つ知識として、頭に思い浮かんでくるようになります。また同時に社会人としての基礎能力をトレーニングしている状態になります。経営者や優秀なビジネスマンが読書をよくするのは、知識を増やすことと脳をトレーニングするためです。

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