読書メーターは読書をする人の中でも利用者が多い読書記録管理アプリの一つです。
当記事では、読書メーターアプリでできることや特徴について解説しています。
読書メーターアプリでできることと特徴
読書メーターとは、読書に関する記録を記録管理し、読書メーターを通じて他の読書好きユーザーとコミュニケーションをすることができるサービスです。ブラウザとアプリから利用できます。
読書メーターの特徴であり注意点でもあることは、読書メーターには読書量に注目し管理する仕組みがあることと、SNSとの合体にあります。読書を軸にしてSNS的なコミュニケーションをもつことが魅力なのです。
ですので他ユーザーさんとコミュニケーションをとることに、興味を持っていない人には、SNS的な機能はマイナスになる可能性があります。またレビューには、255文字という文字数制限もあります。単純に読書を記録管理することに特化して使いたいという人には、ブクログの方が合うかもしれません。
読書メーターアプリでできること
読書メーターアプリでは、自分の読書量をグラフ化してみることができます。感覚的に思うことと、事実はかなり違う場合があります。記録することで自分の読書量の実態が分かります。毎日かなりの読書量だと思っていたら、意外にそうでもなかったり、その逆の場合もあります。
また本の状態を4つに分けて管理できます。読みたい本・買ってからまだ読んでいない本(積読)・読んでいる本・読み終わった本です。それぞれ記録することで、管理状態の精度が高くなります。まだ読んでいないと思って購入してしまうこともなくなります。
また読書メーターアプリのユーザーと比較や共有ができます。読書の傾向が同じ人が次にどんな本を読んでいるのかは、参考になります。また本棚の整理は、タグ付けをする感覚で本棚整理ができます。
つまり1冊の本が複数の本棚に整理されることになります。本をカテゴリー分けするための余計なストレスがたまりません。ただ書評は255文字しか登録できません。(もう一つの読書記録管理アプリのブクログのレビューには文字数制限はありません)
読書メーターアプリの特徴
読書メーターの具体的な使い方については、下記の記事で解説しています。
読書記録管理の2大アプリ|ブクログと読書メーター
読書メーターと比較されることが多いアプリのサービスに、ブクログがあります。似ているようで使う方向性が微妙に違うために、両方利用しているという人が意外に多いです。
読書感想をしっかりと書いて残したい人は、ブクログを選ぶユーザーが多い傾向にあります。読書メーターでは、感想を書く時には255文字しか文章を入力することができません。読書メーターの文字数制限を利用して、ブクログにしっかりと記録し、その要約を読書メーターに記録するという方法をとっている二刀流の方も複数います。
読書記録管理アプリで、ブクログを選ぶか、読書メーターを選ぶのかのポイントは、他の読書家ユーザーとコミュニケーションをとりたいと考えるかどうかにあります。他の方の意見や傾向も知りたいと考えるなら読書メーターです。自分のためだけに記録を残すのであれば、ブクログの方が適しています。
読書メーターとツイッターの連携
読書メーターのサービスを利用するには登録が必要です。アカウント作成は、メールアドレスの他にFacebook・ツイッター・Googleの3つの外部サービスのアカウントから登録ができます(スマホアプリではゲスト利用も可能)。
世の中の様々なサービスやアプリで別々のアカウントで登録すると、IDとパスワードの管理が面倒になります。Googleアカウントやツイッターのアカウントで登録しておけば、新たにIDとパスワードを覚える必要がなくなります。とても便利です。
またツイッターでログイン設定をすると、ツイッターのアカウントへのリンクを表示させることや読書メーターへの本の書評を投稿すると同時にツイッターへの書評ツイートもできます。前述のブクログもツイッターの連携はできますが、同時投稿をするなら255文字の制限がある読書メーターの方が、ツイッターの140文字に運用しやすいかもしれません。ブクログにはレビュー(書評)の文字数制限がありません。
ただし外部サービスのアカウントを利用して登録する場合は、注意点があります。
それは退会する場合です。読書メーターを退会する場合、メールアドレスとパスワードが必要です。外部サービスのアカウントから登録した場合には、退会の時にメールアドレスとパスワード登録が必要になります。
読書メーターとKindle連携
読書メーターは実はKindleとも連携しています。
ですので過去にKindleで読んだことがある本や、これから読みたいと考えている本を読書メーターに登録し管理することができます。紙の本だけではなく、Kindleで購入した過去の電子書籍も重複購入のリスクを回避できます。
Kindleの本を探す時は、読書メーターの「本を探す」の検索窓からKindleを選択して調べることができます。検索結果はアマゾンのKindleストアに接続され表記されます。つまり読書メーターを介して、オンラインショップで各お店に紙の本を注文するだけではなく、Kindleの電子書籍も検索できてしまうということです。
読書メーターにキーワードを登録すれば新刊情報も届く
読書メーターの新刊チェックを使えば、新刊情報について、メールで受け取ることができます。操作は簡単です。
マイページのホームにある「あなたの読書データ」の「新刊チェック」をクリックして、キーワード編集に、タイトルのキーワードや著者名を登録しておくのです。PCや須磨の画面から「本日発売」や「もうすぐ発売」をチェックできます。
メールアドレスを登録しておけば、新刊情報の通知を受け取ることも可能です。
読書メーターを退会するときは
読書記録管理アプリにも、それぞれ使いやすさや個性があります。読書メーターを使ってみた結果、有益ではないと感じることもあるかもしれません。その場合は、「退会」を選択するしかありません。
ホーム画面の右上の「メニュー」から「アカウント設定」を選択し、画面下の右にある「読書メーター退会」リンクから手続きできます。メールアドレスとパスワードが必要です。
ただ退会をしても「本の感想」「つぶやき」などのデータは残ったままになります。一括削除などはできません。もし残ってしまうことが気になるようなら、コツコツ1件ずつ削除する作業をすることになります。
読書メーターでは読書家検索ができる
読書メーターには、読書検索という機能があります。
さすが他ユーザーとのコミュニケーションに特徴がある読書メーターならではの機能です。
さらに「みんなのつぶやき」もあり、タイムラインを見るとほとんどほかのSNSと変わりません。
ただし自分と同じ趣味傾向の方を検索で探そうとするのは、検索機能が弱いので、なかなか手間がかかります。
読書メーターのスマホ版アプリ
読書仲間とのつながりに関心を持っている方は、すぐに読書メーターのスマホ版アプリをインストールしましょう。
読書仲間の感想を読んだり、つぶやきのタイムラインも楽しめます。
読書仲間が、これまでにどんな本を読んだのか、を知るのも興味深いです。
ただし読書アプリに、コミュニケーション性を望んでいない方には不要の機能になるかもしれません。
読書メーターの特徴|コミュニティ
読書メーターの特徴の一つです。ユーザーがオンライン上に好きなコミュニティを作ることができます。
メンバーを限定してクローズなコミュニケーションを作ることもできますし、誰でも参加できるオープンなコミュニティにもできます。ブクログにも「ブログ談話室」というチャットルームがあります。
ブログ談話室では、誰かが質問のメッセージを投稿すると、他のユーザーが教えてくれます。
読書メーターのコミュニティの方が、自由にコミュニケーションをとっている感じの印象があります。
読書メーターをゲスト利用する際には注意
読書メーターのスマホアプリから利用する場合、通常の会員登録をせずにニックネーム登録だけでゲスト利用としてログインすることが可能です。
ユニークなのは、ゲスト利用でもほとんどの機能を通常登録した場合と同様に利用することができます。ただログアウトした場合やスマホの機種変更をした場合、同じアカウントとしてログインすることはできません。
ですのでゲスト利用でログインしていた時のレビューやつぶやきを引き継ぐことはできません。つまり過去の履歴について追加や削除などはできないので、ゲスト利用には注意が必要です。
なお、PCのブラウズから利用する場合、ゲスト利用のボタンは表示されません。また外部サービス(SNSのアカウント)で登録する場合には、万が一将来読書メーターを退会する場合には、メールアドレス等の登録が必要になります。
まとめ
読書の記録管理アプリといえば、読書メーターとブクログの利用者が多く、次いで新興勢力のアプリを利用する人という構図があります。
数多くの読書記録管理アプリやサービスが、生まれてなくなり、読書メーターとブクログに淘汰された感があります。中にはこの2つのサービスを併用している方もいるほど、同じ読書記録管理アプリでありながら、特徴が違います。
一番の違いは、読書について誰かと共有するかしないかにあります。両方使ってみて判断するといいかもしれません。
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