読書をしていると、心にピンとくる文章にめぐりあうものです。
また、読書している本の中での紹介で、更に深掘りしたい本が紹介されていることがあります。
何かの物事が紹介されていて、あとで深掘りしたいと思うようなこともあります。
読書メモの取り方はメモアプリにメモしながらがいい
読書メモをとるアプリは、今では、数多く使うことができます。
基本的には、個人的な好みで選ぶのがベストですが、手がかりとなるヒントを紹介します。
読書メモの取り方で重要なのは読書の邪魔をしないこと
読書の邪魔をせずに、読書メモをとるには、ノートに手書きでメモする方法もありますが、メモアプリの場合は、片手で操作できます。
また、音声入力も精度が上がっていますので、読書をしながら、簡単にメモをとることができます。
片手に本を持ち片手にiPhone等を持ちながら読書メモができます。
ノートにメモする場合のように、座らなくても可能です。
ここが、読書のメモアプリの素晴らしいポイントです。
読書メモの取り方・書き方には、大きく2つに分けられます。
1つは、「読書を記録・管理すること」です。
もう一つは、「読書を行動に活かす為にメモをとること」です。
読書メモの取り方|読書を記録管理する
読書したことを記録し管理していきます。
必要になる項目は、整理番号・読み終わった日付・著書名・著者名・書評です。
読書によって得た内容・感じたことを、記録していくのです。
読書メモの取り方|読書を行動にいかす為にメモをとる
読書から、仕事や日常に役立てるためのメモの取り方です。
必要な項目は、本から得たポイント・どのように応用できるのか・具体的に何をするのか、です。
つまり、読書から得たポイントを、仕事(プライペート)にどのように具体的に、いかせるのかを考えて、メモをするのです。
読書メモの取り方|第3の方法
音声で記録を残す方法も有ります。
ボイスレコーダーアプリで、音声の記録として残していく方法です。
また、音声入力で、テキストとしてメモをとる取り方もあります。
音声入力のテキスト認識の精度は、年々間違いが少なくなっています。
キーボードやアプリによる入力には、時々間違えて入力してしまうことがあります。
音声入力のテキスト認識率は、手による入力方法と比べても、ほぼ変わりはありません。
入力のスピードを考えると、入力完了までの時間は、それでも明らかに、音声入力の方が早いし、想像以上に正確です。
読書メモのタイミングはメモしながら読むのが良い|特にビジネス書
読書メモのタイミングはいつが良いのか、と思うかもしれません。
方法は2つあります。
「本を読み終えてからメモする」と「本を読みながらメモする」です。
結論から言えば、本はメモしながら読むのがおすすめです。
読書スピードを考えると、本を読み終えてからメモする方が、全体スピードは速くなる可能性があります。
すでにある程度の理解のある物事について書かれている本を読むときには、読み終えてからメモをするのでも、良いと思います。
しかし、自分の血肉にしようと本を読むときやビジネ書から学びを得ようとするときなど、より理解度・吸収度を高めたいと読むときは、本はメモしながら読む方がおすすめです。
読書スピードが多少遅くなったとしても、本から得る知識情報は、メモしながらの読書の方が、理解度は高くなります。
当然、役立つ読書方法にもなります。
読書メモには手書きノートも有効
デジタルツールとしての読書メモを紹介してきましたが、昔から馴染みのある手書きノートによる読書メモにも、有益性はあります。
読書メモを手書きにすると忘れにくい
ノートとペンが不要
人間の体の中で、脳と密接に繋がっているのは、手の動きです。
更に指の動きもそうです。
手書きのノートには、検索機能や整理する機能は、ありません。
しかし、手の動きが脳と密接に繋がっている関係で、指先を使って記録した内容は、直接脳に蓄積されるようです。
その為に、現在に近い過去の記録は、記憶に残ることが多いのです。
読書メモにiPadを使う有益性
手・指を使って、手書きでメモすることの有効性とデジタルツールとしての読書メモの有効性は、iPadを使うと、両立できます。
iPadには、手書きで入力できるメリットがあります。
evernoteやAppleの標準メモを使う方法に加えて、iPadには、Goodnote等のように、手書き入力が可能となるアプリがあります。
それらの手書き入力の多くが、手書き文字をテキスト文字に変換できるようになりました。
この方法を利用すると、手書きノートの良さと、過去何年もの古い記録からでも検索可能というデジタルツールの良さも、両立します。
読書のメモアプリ
読書をしている時、メモを取りながら読んだ方が、理解力が深まるのではないかと思ったことはないでしょうか。
確かにメモを取った方が、読書の内容は理解しやすくなります。
しかし、実際に読書のメモをとるのは面倒であるし、どういう風にメモをとれば良いか分からないと考えるかと思います。
そこで今回は、読書でのメモを気軽に行えるよう、スマートフォンのアプリを用いた読書メモの活用法や、メリットについてご説明させていただきます。
読書メモアプリ|evernoteなら検索機能がスゴい
evernoteは、よく知られたアプリです。
読書のメモ以外にも、写真やデータなど、何でも保存できるアプリです。
Evernoteが特徴的なのは、月の保存容量の制限しかないことと、全ての書類についての検索機能がスゴいことです。
evernoteは画像の中の文字まで検索可能なアプリ
検索機能は、画像の中の文字でさえ、検索可能です。
evernoteには有料と無料があり、無料の方は制限がありますので、ご注意ください。
無料のevernoteベーシックプランの場合、使えるデバイスが2台までです。
全てのデバイスで使いたい場合は、月360円で、evernoteプラスのプランになります。
evernoteアプリの検索機能を使うなら
evernoteプラスを選択しますと、メールをevernoteへ転送し、保存する事も可能になります。
読書のメモをした後で、以前の読書メモを振り返る時には、メモアプリの検索機能が、役に立ちます。
evernoteで、検索機能までを使う場合は、evernoteプレミアムのプランになります。
Officeの文章の中のワード検索も可能になります。
月額の保存容量上限が、10Gに増えます。(evernoteプラスは1G上限)
普通に検索するだけで、テキスト以外に、PDF等はもちろんですが、画像の中の文字を検索してくれますので、初めて経験する時には、感動すると思います。
evernoteの弱点があるとすると、起動する時間が少しかかる事と動きが多少モッサリしていますので、iPhoneは、新しい機種でなければ、アプリの重さを感じるかも知れません。
読書のメモアプリで、iPhoneに親和性が高いのは、iPhone標準メモアプリ
アプリストアには、膨大な数のメモアプリやノートのアプリがあります。
しかし、もし使っているスマホがiPhoneならば、最も使いやすい読書のメモアプリは、iPhoneの標準アプリ一択となります。
読書メモアプリでiPhoneのメモを使うと起動が瞬時
何より、起動が一瞬だし、即入力可能な画面になります。
読書を邪魔しないメモには、最適です。
evernoteのようなモタつき感もない。
音声入力の反応も素晴らしいです。
iPadProを使う場合なら、Appleペンシルで、ロック画面にタップするだけで、標準メモを立ち上げる事もできます。
また、読書メモ以外の場面でも、瞬時にメモを取る事ができます。
保存は、iCloudにされます。
どんどんメモが増えていくと、iCloudの無料容量5Gを超える可能性はあります。
iPhoneメモアプリの保存先はiCloud
iPhoneのバックアップをiCloudに取っている人は、その可能性があります。
ただし、iCloudは有料でも低額の使用料で使う事ができます。
無料の10倍の50Gで、月130円です。
200Gでも、390円という驚くほどの価格設定です。
写真を保存するアプリならGoogleフォトが上
写真もかなりの数、保有しているという方なら、2Tの容量で月1300円のプランもあります。
ただし、写真のために、容量増加を考えるのであれば、Googleフォトを利用する方がおすすめです。
Googleフォトに写真を保存する場合、自動的に画質等の調整がされますが、無料で、しかも容量制限なしに使えます。
メモを主体に考えるのでしたら、iPhoneのバックアップを考慮したとしても、50Gか200Gのプランを選択で、十分ですね。
読書メモアプリ|その他のアプリ
evernoteとiPhoneのメモアプリが、使い勝手や機能性は群を抜いています。
しかし、他にもたくさんのメモアプリがあります。
読書アプリを調べると、たくさんの読書の記録や管理にかんするアプリがあります。
当記事では、読書メモに特化して、アプリの紹介をします。
最終的には、使ってみた上での個人の好みとなります。
主要なメモアプリのいくつかを紹介します。
マイクロソフトのアプリOneNote
Windowsユーザーなら馴染みのあるアプリです。
機能的には、evernoteに迫るレベルの高さです。
アプリの利用は無料でできますが、保存先のOneDriveの利用料金がかかります。
ただし、低価格のiCloudのほとんど同じ設定なので、本当に安いです。
ただし、アプリの起動に関しては、多少モッサリ感があります。
キビキビとして使えるのは、iPhoneの標準メモ(iCloud経由)が、一歩抜けています。
Bear-プライベートメモアプリ
テキストエディタとして、使うのであれば、Bear-プライベートメモもおすすめです。
見た目はシンプルで、意外に高性能なアプリです。
メモ同士を簡単にリンクできるのが面白いところです。
読書メモアプリとして、考えると、読書のジャンルなどの整理がしやすいです。
もっともエバノートも、タグをつけて、管理をして、大量なメモを瞬時に整理できます。
「空白の本」という名のアプリ
Appleユーザーには、「空白の本」も向いているかも知れません。
特徴なのは、ノートに書くというよりも、キャンパスに書いていく感じになることです。
キャンパスは、何処までも拡がるようです。
まとめ
読書メモの最適アプリやメモの取り方の最適解は、使うユーザーの好みで、変わると思います。
デジタルツールとしての読書メモアプリの検索の素晴らしさと紙のノートへの手書きによるメリットを、実際に自分で試してみて、読書メモの最適解を見つけて下さい。
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