dブックは無料でどこまで使えるのか

dブック

dブックはNTTドコモのイメージが強く、他のキャリアユーザーには縁がない感じがします。

しかし実際には他のキャリアユーザーにも普通に使えますし、試し読みなら会員登録などしなくても手軽に読むことができます。当記事では、「dブックが無料でどこまで使えるのか」という点に注目し、掘り下げて解説しています。

目次

dブックは無料でどこまで使えるのか

今や電子書籍の運営会社各社が、無料で電子書籍を読めるというサービスを行っています。

dブックは名前の通り、NTTドコモが運営しています。

電子書籍運営会社各社は、それぞれ微妙に異なるサービスを展開しています。

dブックとは

dブックは、前述の通り株式会社NTTドコモが運営する電子書籍サービスです。

NTTドコモでは、dマガジンという同じく電子書籍サービスをもう一つ事業展開しており、そちらは雑誌に特化したサービスになっています。

dブックの特徴は、個別購入です。dマガジンは月額制プランのサブスクリプションです。カバーしていている書籍のジャンルを変え、提供するサービスの仕組みを変えています。

dブックでは、無料漫画や試し読み、そしてたくさんの割引キャンペーンが目を引きますし、ポイント還元がdポイントであることにも特徴があります。

dポイントは、当然電子書籍の購入にも使えますが、コンビニなどのdポイント加盟店で買い物に使えるのが特徴であり、魅力です。

dブックは無料でどこまで使えるのか

dブックのジャンルは、幅広く蔵書数は60万冊以上です。ジャンルは、女性マンガ・男性マンガ・ライトノベル・小説・文芸・ビジネス・実用・趣味・暮らし・写真集・ハーレクイン・雑誌・TLマンガ・BLマンガ・TL小説・BL小説です。

実はdブックでは無料で読む方法が2つあります。

dブックの試し読みフルも無料

書籍の一覧に「試読」や「試読フル」の表示がある書籍が無料で読めます。

書籍の詳細ページへジャンプすると、「丸ごと試し読み」と表示され、期限も表示されています。

「試し読みフル」は1冊丸ごと試し読みを無料で読むことができます。書籍によって、シリーズの最初の1冊か複数冊が限定されています。

この試し読みをするには、「丸ごと試し読み」をクリック(タップ)するだけです。会員登録などの手続きがありません。これはすごいです。

ちなみに「丸ごと試し読み」や「試読フル」の表示ではなく、「試読」の場合、詳細ページへジャンプすると「試し読み」と表示されています。

試し読みの場合は、本1冊ではなく最初の数ページが無料で読める範囲です。

dブックには試し読み以外に無料で読める本が6000冊?

dブックに登録をしてたくさんの本を読むには、dアカウントの登録が必要です。無料で読めるコンテンツは最大3000冊という表記があるページがありますが、検索すると6000冊以上ヒットします。

dアカウントを登録すると少女・女性マンガ5040冊(2022年10月現在)、少年・青年漫画1116冊が無料で読めるようになります。トップページ>(上部の)¥0無料・割引>【無料】少女・女性マンガの「もっと見る」>(上部タブ)無料をクリック(タップ)すると、無料で読める本が表示されます。

少女・女性マンガは、実に驚きの5000冊超です。簡単に読み切れる分量ではありません。少年・青年マンガにしても1000冊以上ありますので、当分の間、無料で読めるのではないでしょうか。

dブックの利用にはdアカウントの登録が必須|申込も会費も無料

dアカウントは、有料プランや商品購入をしない限り、会費的な費用がかかるシステムではありません。(2022年10月時点)ですので、ドコモユーザーでなくとも会員登録をしておいた方がいいです。

dアカウントは、ドコモユーザーでなくとも登録可能です。dアカウントはドコモユーザー限定のものと思っている方は多いです。

dブックで本格的に無料で電子書籍を読むためには、dアカウントに登録しましょう。dアカウントは登録無料ですし、毎月いくらという会費はありません。

dブックのトップページの上部メニュー>dアカウントログイン/発行するから登録ができます。dアカウントの登録には、メールアドレス・パスワード・名前などの基本情報・携帯電話番号が必要です。(クレジットカード払いを選ぶ場合はクレジットカードの情報も必要)

dブックで料金が発生するのは月額いくら

dブックには月額制プランはありません。個別購入です。ですので、電子書籍を購入しなければ、お金はかかりません。

当然、試し読みと無料で読むだけを読んでいる場合は、費用は0円ということになります。

またdブックを有料で購入し、料金を支払うようになった時に「お得感」を感じるのは、ユーザーの読書頻度によります。

毎月2冊〜3冊以下しか読まないユーザーであれば、dブックの割引やポイント還元のキャンペーンを利用するとお得です。「dブックデーのポイント20%還元」や「新規当月キャンペーン50%還元」や「翌月キャンペーン50%還元」など、たくさんのキャンペーンが行われています。他の電子書籍ービスでもポイント還元サービスは行われています。dポイントの加盟店を利用することが多いユーザーなら、dコミックはおすすめです。

しかし毎月かなりの数を読み続けるユーザーであれば、月額980円で読み放題(一度に20冊を上限に何冊でも読める仕組み)Kindle Unlimitedを利用するのが得です。

ただしdブックには、前述紹介した無料で読める約6000冊に試し読みがあります。マンガをコツコツ読んで時々購入などという人はdブックがポイントもたまって、お得です。

また本を読むのは、ほぼ雑誌という人はdマガジンのサブスクが440円で一番得かもしれません。

dブックの解約方法について

dブックには月額が発生するプランがありません。つまり月額会員の入会手続きがないため、解約や退会の手続きもないのです。

まとめ

マンガをいろいろ無料で読みたいという方なら、dブックは登録しておくべき一つです。

マンガの好みはあると思いますが、そう簡単に読み切れないほどの無料本があります。

また雑誌を読みたい人で一番安いのは、dマガジンがおすすめです。月額440円のサブスクです。

月額980円のKindle Unlimitedは、小説やビジネス書も毎月かなりの数を読むという方なら、おすすめです。Kindle Unlimitedは、Amazonの公称では200万冊(日本語の本が現在何冊かは不明、過去の記録ではその時点で12万冊)を読めるという事ですが、必ずしも読みたい本が対象になっているとは言えません。

もしAmazonのプライム会員なら無料でプライムリーディングが1000冊程度は読み放題です。これもかなりお得です。

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この記事を書いた人

社会人経験約40年。仕事において強い必要性があり読書に目覚め、その後年収も急上昇。上場企業にキャリア入社し、50代に入り独立起業し会社経営。自分自身の読書に救われた経験から、読書によって人生が変わることを伝えたい。

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