読書に最適な椅子選びのポイントとおすすめ

読書 椅子

読書には場所や時間帯など、読書環境を最適化するための要素があります。中でも、椅子は特に重要なアイテムです。

最適化された椅子に座って読書をしますと、読書中の体の負担は軽減され、疲れにくく読書効率もよくなります。

当記事では、読書に最適な椅子を選ぶポイントについて深堀りし紹介いたします。ヒントになれば幸いです。

目次

読書に最適な椅子選びのポイントとおすすめ

読書 椅子1

読書に最適な椅子を選ぶには、どの部分に注目すればいいでしょう。

デザインや材質や形状など、気になる点はたくさんあります。いちばん大事なことは、読書がしやすいということになります。

読書しやすい椅子は正しい姿勢を維持しやすい

材質やデザインも椅子選びの重要ポイントですが、一番はやはり読書がしやすいことです。それは正しい姿勢を維持しやすいということになります。

正しい姿勢で読書ができると、疲れにくいですし、読書に集中しやすくなります。

理想的な正しい姿勢を維持しやすい椅子のポイントは以下のとおりです。

姿勢を維持しやすく読書しやすい椅子のポイント

1)座面の高さが調整できるタイプが良いです。

2)肘掛けがある方が姿勢を取りやすいです。

3)背もたれは高いほうが、背骨のS字カーブを維持しやすい

4)座面には適度な硬さがある方が良い(柔らかいと沈んで姿勢が崩れやすくなる)

またついつい寝転がって本を読んでるという方は、ほぼ良いことがありませんので、座って読書することをおすすめします。うつ伏せも仰向けも、本と目の距離が近くなりやすいです。うつ伏せは頭が下がってストレートネックになってしまい、首も方もコリコリになってしまいます。

読書の椅子は疲れにくい正しい姿勢を取れるかがポイント

疲れにくい姿勢を取るには、深く座れるだけの座面の大きさが必要です。座面の高さを調節できると、膝を90度に曲げて足の裏を床にきちんと接地できます。

深く座ることで、腰が起きた状態で上半身を支えます。そして、お尻や太ももが座面にしっかり支えられるので、体に余計な負担がかかりにくい姿勢になります。

浅く腰掛ける姿勢を取ると、猫背になりやすく、頭が前方に倒れて、いわゆる「ストレートネック」になってしまいます。クビは本来緩いカーブを描いて、頭をまっすぐに支えています。

猫背でストレートネックの状態で読書をすると、とても疲れます。首・肩・背中が疲れていたくなります。

また、肘掛けがある方が、本と目の間の距離を維持しやすいので、肘掛けが付いてる椅子を選びましょう。膝の上において読んでいる人は、頭が前方に倒れやすくなります。

読書の椅子で良い姿勢になると集中しやすくなる

前述した正しい姿勢をすると、胸が開いてリラックスして、深い呼吸ができるようになります。

深い呼吸ができるようなると、体内にきちんと酸素が取り込まれ、脳の血流が良くなり、集中しやすくなります。

逆に、浅く腰掛けて猫背になるクセがある人は、お腹が圧迫され胸も窮屈になり、呼吸が浅くなっていることに気づいていますか。呼吸が浅くなると状態は逆になります。

呼吸が浅いと脳に酸素が十分に行き渡らなくなります。この状態では集中力は低下します。もしこれまでの読書が集中できていないとするなら、姿勢をチェックしてください。深い呼吸ができるように、姿勢を正してみてください。

読書にむいてるおすすめの椅子

理想的な正しい姿勢を維持しやすい、読書におすすめの椅子を紹介します。

読書用の椅子|ニトリ

ニトリの椅子の中では「パーソナルチェア」がおすすめです。ユーザーが組み立てるタイプの椅子です。オットマンが付属していますが、読書用の椅子として使うときには、使用しないほうが良いでしょう。

オットマンを使うと楽が姿勢が取れているように感じますが、後ろに体重がかかりやすく、首が前に出るような姿勢になりやすいのです。

オットマンを外して、膝が直角に曲がるように座面の高さを調整し、背筋を伸ばした姿勢で座ると良い姿勢になります。

価格は価格は税込2万1890円です。オンラインで申し込んで、店頭で受け取り可能ですし、もちろん玄関先までの配送ももちろん玄関先までの配送も可能(送料無料)です。

読書におすすめの椅子|カリモク

カリモクとは国内家具メーカーの最大手です。創業は1947年で、70年を超える優良企業です。カリモクは、刈谷木材工業の略称です。紹介するのは、1962年から製作され続けている「カリモク60」の「Kチェア」です。

座面の高さは固定されているタイプですが、50年以上作り続けられるデザイン・機能性・サイズ感など、読書用の椅子として最適の逸品です。

読書椅子|無印

無印の読書椅子は、成形合板ワーキングチェア(税込4万8900円)やワーキングチェア・背座ワイドタイプ(税込1万9900円)やワーキングチェア(2009)(税込1万2900円)などの品揃えがあります。

ただ見た目のデザインの良さから、購入される方も少なくありませんが、当記事では紹介できる製品がありませんでした。座面が非常に薄く作られていて硬い仕上がりです。

単純にちょっと座るということを考えた場合は問題ないと思います。しかし長い時間の使用を考えると、ちょっと硬すぎです。座布団やクッションを置くことも可能ですが、座面の高さが変わることになりますので、背座とのバランスが取れなくなってしまいます。いずれも改良の余地があります。

一人暮らしに最適な読書椅子

一人暮らしで読書椅子だけにあまり予算をかけたくはないし、リラックスしてテレビも見たいという方にお勧めです。価格も手頃なIKEAの一人掛け用のチェアです。

カリモクのKチェアのようにロングセラーの一品です。座面が後ろに傾いていることと、背中のカーブが心地よいので、テレビを見るときは最適だと思います。ただ読書の理想的な姿勢は少し取りにくいかもしれません。椅子一つをオールマイティに使いたい方におすすめです。

まとめ

読書に最適な椅子選びのポイントについて紹介しました。

読書では、椅子は重要なアイテムです。楽な姿勢というよりも、読書の理想的な正しい姿勢を取れる椅子を選ぶことで、疲れにくくなり、集中しやすくなります。

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この記事を書いた人

社会人経験約40年。仕事において強い必要性があり読書に目覚め、その後年収も急上昇。上場企業にキャリア入社し、50代に入り独立起業し会社経営。自分自身の読書に救われた経験から、読書によって人生が変わることを伝えたい。

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