寝ながら読書の姿勢では集中が続かないし眠くなる

寝る前 読書

読書好きのあなたは、普段どんな姿勢で、読書をしていますか。

「寝る前にベッドでうつ伏せに」

「ソファで寝転がりながらダラダラと」

という方も、多いのではないかと思います。無理な姿勢で、長い時間本を読むことで、首や腰が痛くなって、悩んでいる方も、多いです。読書をすると疲れるから・・・と思っている人は、誤解している可能性があるのです。疲れる原因は、読書ではなく姿勢にあるからです。

本を読む姿勢を正すことで、首や腰が痛む悩みが、改善されます。それだけでなく、集中力が上がり、読書の効率も、大きくアップします。大好きな本を読む時間。

せっかくなら、体にも負担をかけず、快適に読書を、楽しみたいですよね。当記事では、読書の姿勢が体に与える影響や、本を読むのに、最適な姿勢をとるための、方法を紹介します。

目次

寝ながら読書の姿勢では集中が続かないし眠くなる

読書の姿勢 (1)

寝る前に読書をしようと思い、自分の机に向かうのではなく、ベッドや布団に入って寝ながら読書をしようと思うひとは多いのだと思います。その時に、「疲れていたせいか、すぐに眠ってしまった」という経験はありませんか。

疲れていたことは原因の一つかもしれませんが、大きな原因は「読書の姿勢」にあります。

寝ながら読書の姿勢は、頭の回転が落ちて眠くなる姿勢だからです。集中して読書をすることはできません。本を読むながら、すぐに寝たいと考えているのなら最適な姿勢です。しかし、それならば読書でなくとも良いかもしれません。

その姿勢では、数ページも読めないうちに寝てしまう可能性が大きいからです。

寝ながら読書|よくある読書の悪い姿勢

姿勢良く読書をすれば、効果抜群なのに、ついやってしまっている悪い読書の姿勢がこちらです。

・背中を丸めて読んでいる
・下を向いて読んでいる
・本と目の間隔が近すぎる
・同じ姿勢のままでずっと読んでる
・寝ながら姿勢(仰向けもうつ伏せも)で読んでいる

ありがちな悪い姿勢です。更に、上記の悪い姿勢は、多くの場合、複合的です。

寝ながら読書も、寝ながらの姿勢だけではなく、同時にいくつもの悪い姿勢を組み合わせて読んでいるということです。

悪い姿勢の読書では、集中力が続かず、眠くなります。肩こりや視力の低下も進みます。

後述しますが、良い姿勢をとることで、脳に酸素が行き届き、脳が活性化します。そして、集中力や記憶力が高まるのです。胸が圧迫されたり、スムーズな呼吸を阻害する姿勢がある場合は、脳は酸素不足を起こし、記憶力も集中力も低下します。

読書の悪い姿勢|ストレートネックになってませんか

ストレートネックが良くないのは、首が真っ直ぐになり、頭が前方に傾くことによって、首や肩などの、頭を支えている筋肉に、たくさんの負担をかけてしまうからです。

ひどい場合には、めまいや吐き気、ヘルニアなどを引き起こしてしまうこともあります。

ストレートネックになってしまうのは、長時間、首を前に倒した状態が続いたり、背中を丸めた、猫背の姿勢をとったりするなどが理由です。

まさに、読書の時に、とってしまいがちな、悪い姿勢が原因なのです。こうなってしまう前に、良い姿勢を知り、改善することが必要です。

肘掛けのない椅子で本を読む時、多くの人が机の上に本をおいたまま読書をするのではないでしょうか。開いた本は、自分ではなく真上に向いた状態になります。ですので、のぞき込むのように頭を前方に倒してしまいます。

この状態がストレートネックです。読書台(書見台)を使うことで、解決しますのでおすすめです。

寝ながら読書は仰向けでもうつ伏せでも姿勢が悪い

読書をする方なら誰でも、ついついベッドに寝転びながら本を読んでしまうことがあるのではないでしょうか。

しかし残念ながら、寝ながらの読書は、どうやっても悪い姿勢にしかなりません。

体に与える負担が、とても大きいのです。

寝ながら読書|仰向け

例えば、仰向けでの読書の場合です。手で本を常に持ち上げた状態にしているため、腕が疲れるだけでなく、だんだん本が、顔の方に、近づいてきてしまいます。

すると、本と目の距離も、近づいてしまい、目の焦点を調節することを繰り返し、視力が悪くなってしまいます。

また、明かりが、本に直接あたらず、紙面がどうしても暗くなってしまい、さらに目に負担がかかります。

寝ながら読書|うつ伏せ

うつ伏せも良くありません。経験している方はお分かりだと思います。首や肩など、普段とは違う無理がかかる角度になっているはずです。そして頭がだんだんと前に垂れてきます。一般的に、頭の重さは4キロから6キロあるとされています。

普段の姿勢では肩の上に重さがかかっていますが、うつ伏せでは首だけで支えることになり辛い姿勢になります。仕方なしに枕にアゴを乗せる姿勢をとる人もいますが、この姿勢は首に角度がついてとても辛い状態になるのです。

この姿勢で、集中力が続くはずもありません。

読書の姿勢|寝る前のベッドだとどうすればいい

寝る前のベッドで、読書をすることは、あまりオススメできません。

仰向けでも、うつ伏せでも、無理な体勢をとることになり、体に負担をかけてしまいます。

どうしても、寝ながら読書をしたい場合は、こちらの、寝ながら読書用の枕を使って、横向きの姿勢で読書をするのが良いと思います。

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首や腰に、かかる負担を減らすように、枕の高さや形が、とても工夫されています。

読書の姿勢が良いと得られる効果

背筋を伸ばす姿勢を心がけることで、胸がひらきやすくなります。

肺に酸素を、多くとりこみ、より深い呼吸をすることができます。

そうすることで、酸素が脳に、流れやすくなります。

すると、脳がより活性化し、集中力がアップするのです。

実際に、ある調査では、背筋をのばし、良い姿勢で座り、勉強をしたほうが、テストの正解率がより高くなった、という結果も出ています。

読書の姿勢が良いと疲れにくい|良い姿勢が取れる椅子を使うのがおすすめ

良い姿勢で読書をすると、体にかかる負担も軽くなり、長時間読書をしていても、疲れにくくなります。

反対に、悪い姿勢で読書をしていると、集中力が続かず、首の痛みや肩こり、腰痛などの原因となってしまいます。

このように、体に痛みが出てしまう理由の、一つとして考えられるのは、ストレートネックと呼ばれる症状です。

本来、人の首は、前方向に緩やかにカーブしています。それが真っ直ぐな状態になってしまうことを、ストレートネックといいます。

良い姿勢、つまり疲れにくい姿勢で本を読むには、アームが付いたチェアを使うほうが良いです。

まとめ

読書中の姿勢は、私達の体に、とても大きな影響を与えます。

良い姿勢をとることは、読書の効率アップにも、体の負担軽減にも大きな効果があります。

反対に悪い姿勢で、本を読むことは、首の痛みや腰痛などの、原因になってしまいます。

正しい姿勢を保つために、最適な椅子やソファ、便利なグッズを使用して、読書の姿勢を改善することが大切です。

姿勢を改善し、是非大好きな読書の時間を、グレードアップさせてください。

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この記事を書いた人

社会人経験約40年。仕事において強い必要性があり読書に目覚め、その後年収も急上昇。上場企業にキャリア入社し、50代に入り独立起業し会社経営。自分自身の読書に救われた経験から、読書によって人生が変わることを伝えたい。

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