自己啓発本はロングセラーから選べば失敗しない

自己啓発本,ロングセラー

自己啓発本を選ぶならロングセラーの中から選びましょう。

自己啓発の本を読もうと思う時、どの本を選べば良いのかと迷っていませんか。

選び方に失敗すれば、つまらない本、役に立たない本にお金と時間を無駄遣いしたことになるからです。

口コミやレビュー、あるいはランキングを参照して購入していませんか。しかし口コミやレビューは結局は他人の主観ですので、自分がその本を読んで同じ感想を持つかどうかはわかりません。

一般的に自己啓発本は単行本が多く、1冊の価格は1300円〜1500円ほどです。本を買った後で、失敗したと思えば、時間とお金が無駄になってしまいます。

時間とお金のロスをしないためにも、自己啓発本はロングセラーから選ぶと失敗の可能性は減らせます。なぜなら、自己啓発本のロングセラーがあることが奇跡的だからです。

目次

自己啓発本はロングセラーから選べば失敗しない

週に1冊の本を読むと仮定すると、1年間で約50冊の本を読めることになります。

そんな読書ライフを数年続ければ、簡単に数100冊の読書経験ができます。しかし、そうして読んだ本の中に、心に残る本が何冊あったかと考えるとほんのわずかしかないことに気がつきます。

読んだ記憶しか残っていない本は、もしかすると、読まなくてもよかった本なのかもしれないのです。

自己啓発本のロングセラーには読まれ続ける理由がある

自己啓発本を選ぶならロングセラーから選びましょう。

ロングセラーの中には、出版されてから数10年という本がいくつもあります。しかもロングセラーは新刊のように、テレビや映画とのタイアップもしていませんし、特別のプロモーションもしていません。

出版されてから数10年が経過しています。古いものは100年を超えています。

そういうロングセラーには、数10年の時代の変化があっても変わらない普遍的な内容が書かれています。時代が変わっても通用する普遍的な内容です。それが、ロングセラーが売れ続ける理由です。

ですので、自己啓発本はロングセラーから選ぶとハズレがないのです。

ロングセラーが生まれる確率は奇跡的

日本では、1年間におおよそ7万冊以上の本が毎年出版されています。

しかし新刊が書店に置かれるのは、年間出版数の中のごく一部でしかありません。そして書店では、新刊と一緒に売上を安定的に見込めるロングセラーも一緒に並べられます。

Amazonなどのオンライン書店では、前述の口コミやレビューを頼りに、本が売れ、内容が良ければ、口コミやレビューは増えていきます。

単純に年間売上1位になったとすれば、7万分の1の割合です。これだけでも奇跡です。

ロングセラーは1位では有りませんが、数10年間に出版された膨大な本の中から、数冊だけでがロングセラーとして、今も売れ続けます。もはや、計算の意味を成さないほどに、奇跡的な割合で売れ続けるのです。

失敗しない自己啓発本の選び方はロングセラーから選ぶ

自己啓発本の中には、ロングセラーと言われる本がすでにたくさんあります。

これから読書量を増やしていこうとお考えなら、まずはロングセラーを読み尽くしてください。

はっきり言ってしまえば、今年の新刊の90%以上は売れ続ける本では有りません。タイアップやプロモーションによって、一時的には売れるかもしれませんが、1年後にはほとんど店頭から消えます。

結果店頭にありますのは、いつでも新刊とロングセラー、そして新刊からロングセラーの仲間入りをするかもしれない数冊です。

ただ必要に応じて読むことをおすすめします。マインドによって書かれているものですので、ビジネス書のように再現性が高いということではないからです。

自己啓発本はロングセラーから紹介する

新刊は役立つのか、ためになるのかは、買って読んでみないとわかりません。

しかしロングセラーは、買って失敗する可能性がかなり低いです。何しろ奇跡的な確率でロングセラーになったのですから。

では自己啓発本の中でロングセラーと言われる本の中から、特に選別して紹介してまいります。

原因と結果の法則

初版は1902年です。イギリスのジェームス・アレンによって書かれた本です。その後の自己啓発本や心理学・成功哲学にも多大な影響を与えた本です。ですので、自己啓発本を読んだ経験がある方が、「原因と結果の法則」を読むと、原点はこの本にあったのか、と気づくでしょう。

興味深いのは、著者がこの法則に気づいたきっかけです。それはある日の瞑想からヒントを得たと記載があることです。

道をひらく

パナソニックの創業者であり、商売の神様とも言われた松下幸之助の著書(1968年出版)です。経営者が書いた本なので、ビジネス系のイメージがあるかもしれませんが、人生を生きるための教えもたくさん書かれているので、会社員や主婦の方が手に取っても、参考になるはずです。

7つの習慣

日本で出版されたのは1996年です。書店によってはビジネス書のコーナーにあります。成功の原則について書かれています。個人・家庭・会社・人生の全てにおいて成功する原則があるとしています。非常に良く売れた本でもあります。ただ480ページを超える大作であり、1ページずつ隅々まで読む読み方では、読み終わるまで時間がかかりすぎます。まずは目次から関心を感じる項目から拾い読みをすることをお勧めします。

思考は現実化する

1928年に出版されています。成功哲学の始まりです。タイトルをコピーしたような本がのちにたくさん出版されました。「人間はなりたい人になれる」の原型でもあります。近年にも強化版などの関連書籍が出版されています。

後には「引き寄せの法則」などにも影響した本です。

夢をかなえるゾウ

水野敬也氏による書籍で、1作目(2007年出版)が大ヒット。その4作目まで出版されたのちに、「夢をかなえるゾウ0」が出版されました。最初の主人公はダメダメの新米社員、2作目がお笑い芸人、3作目が女性社員と、変わっていきます。

基本的な設定はほぼ一緒ですが、シリーズ全作を読んでいるファンの人も少なくありません。ある日突然家の中に関西弁の自称神様(象の姿をしたガネーシャ)が現れます。そして、それぞれの主人公たちに、たくさんの気づきを与えていきます。気づき自体は、キャリアの会社員なら知っていることがほとんどの印象です。しかし、小説を読みながら気づきを感じさせる書き方は当時新鮮な印象を持って読んだ記憶があります。

嫌われる勇気

2013年に出版。アドラー心理学について書かれています。登場人物は、哲学者と青年の二人だけです。

心理学や自己啓発・哲学系のジャンルで、近年これほどよく売れた本はありません。「夢をかなるゾウ」がよく売れた本として紹介されます。後づけの4部作で、2年前のデータでシリーズ合計400万部と言われています。「嫌われる勇気」は2年前のデータで1冊で500万部を超えています。フロイトの原因があって結果があるという心理学に慣れた日本人にとって、ある意味衝撃的な内容でもあります。

人を動かす

1937年に出版。この本を読むたびに思うことは、人間の心は、何10年経っても変わらないということです。人間関係、相手との関係について書かれています。

人と接する仕事をする人は全員読むべき本です。また自己肯定感の内容は印象的です。一般的に悪人と言われるどんな人も、自分自身のことを否定的には考えないということです。

仕事は楽しいかね

まるで童話のような表紙の本(2001年出版)です。空港に閉じ込められた主人公と表紙の老人の対話が小説のように表現されています。仕事への向かい方・考え方を気づかせてくれます。読み終えた後、明日の自分は何を変えたらいいだろうと考え始め、行動を起こさせてくれるかもしれません。

うまくいっている人の考え方

1999年出版。自分自身を見つめ直して、自尊心を高める100の方法が紹介されています。もしかすると、現在の自分と比べて、自分自身のダメポイントに気づくかもしれません。

毎日一つずつ実践してみると良いです。自分の考え方が変わることで世界が変わることを実感すると思います。

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