読書は時間がかかるし、読んでも特に何も変わらないし、意味がないかもしれない、と思う方がいます。それは、とても勿体無いことです。読書の方法が少しだけ間違えているのです。
方法を少し変えて読書をすると、読んだ本の内容を思い出しやすくなります。日々の仕事の中で、本の内容を思い出して仕事に活かしやすくなります。役立つように変わりますと、人生も変わっていきます。
読書の方法が正しければ人生が変わり始めていきます
読書は、読む方法によって記憶への残り方や、脳に与える影響に違いがあります。最悪なのは、せっかく本を読んだのに、2〜3日で本の内容を忘れてしまうことです。読み終えたという満足感はあっても、記憶にほとんど残っていない状態です。そんな経験を何度か繰り返せば、本を読んでも無駄というように感じてしまうはずです。
読書方法は何種類あるのか
読書方法には、音読や黙読など、よく知られた方法以外にたくさんあります。
当サイトの記事でも紹介していますのでご参照ください。本を読むという手段は同じですが、読書方法の種類によって、得られる効果は少しずつ違います。
最近では、子供が最初に覚える読書方法である「音読」が、大人にとっても色々な効果を得られることがわかり、注目されています。
読書は方法によって効果的になる|単に読むだけでは効果的にならない
読書を効果的にする方法を紹介します。
本を読むことで得られる効果が複数あることがわかってきました。しかし読書方法を間違えて本を読んでいると、役に立つと感じることもありません。読書によって脳が活性化したことも忘れてしまうかもしれません。
一般的には、読書の効果といえば、知識情報を得ることや、具体的な何か学ぶことです。そして最近では、読書の刺激によって、脳は良い刺激を受けて活性化することもわかっています。脳が活性化するということは、頭の回転が速くなることにもつながっていきます。
しかし一方では、本を読んでも役に立たない意味がないという声もあります。読書をしているはずなのに、すぐに忘れてしまうから無駄と考える人もいます。実は読書を役に立たない意味ないものにしているのは読書方法が間違っている可能性があるのです。当記事では読書を効果的にする方法を紹介します。
おすすめの読書方法
読書方法でおすすめするのは、目的を明確にして読むことと、読んだ後で復習することです。実は読書を無駄なものしてしまっているのは、読書方法に問題があると前述しました。具体的には、読書を始める時に、読書の目的がないことが問題なのです。なんとなく字面を眺める方法です。また読み終えてからも何もしていないことも勿体無い状態です。
おすすめする読書方法|読み始める前に目的を明確にする
読書を始める時には、表紙とタイトルをよく見て、読む目的を考えください。
ビジネス書ならば、その本を手に取り、何を勉強しようと考えているのか、です。あるいは、何の役に立ちそうかを想像してみてください。小説ならば、どんな内容なのか妄想してみるのもいいかもしれません。
本を読むための目的を具体化するのです。結果的に想像と違う内容だったかもしれませんが、読み始める前に、考えていることが大事なのです。意識が一定方向に向いた状態で読み始めると、関連するキーワードが目に留まりやすくなります。何となく読み始めるよりも、集中して読み始めていくことになります。
おすすめする読書方法|読み終わった後は読書ノートに書く
読み終えた後には特に何もしない人が多いです。実は読んだ本の記憶は短期記憶に分類され、この後何もしないでいると、明日には約70%を忘れてしまいます。短期記憶にインプットされた情報は、数分から数時間も経たないうちに忘れられます。
せっかく読んだ本の内容が良い内容であれば、なおのこと記憶に残したいと考えるはずです。。そのためには復習することが必要です。復習を何度も繰り返すことで、短期記憶は長期記憶に移行することがわかっています。長期記憶に移行した記憶はなかなか忘れない記憶になります。エビングハウスの忘却曲線によれば、何度か復習を繰り返すことで、忘れにくくなっていくことがわかっています。
ですので、おすすめする読書方法は、読み終えたら24時間以内に読書ノートに要約や感想を記録するのです。時間があるのなら、続けて再読しても良いです。読んだはずなのに、あちこちに読み落としていたことがあることに気が付きます。
「本を読んだらアウトプットするといいよ」と言われるのは、復習効果を狙ってのことです。本を読んだ時に、価値のある内容だと思ってら、24時間以内に、読書ノートに要約と感想文を書くのです。そして1週間後と、1ヶ月後に読み返してください。時間があるのなら再読するのがおすすめです。記憶に定着しやすくなります。
おすすめの読書方法を繰り返していると人生が変わるかも
読書の前に考えること、読んだ後でノートに残して後日読み返すこと、を繰り返していると、ある日仕事の場面でちょうど参考になることを思い浮かべることが起きてきます。
どの本かは忘れたが、今の場面によく似た場面を読んだ記憶があるなどと、気づく瞬間が増えてきます。
どの本に書いてあったのかは重要ではないのです。思いつくこと・思い出すことが増えていくことが重要なのです。そのまま続けていけば、人生も変わる可能性があります。
お風呂でも読書したい人の方法
お風呂タイムが長い方なら、お風呂で読書する方法もおすすめです。
ただ浴槽に本を落としてしまわないように対策をする必要があります。
方法は2つです。1つは、ビニール袋に本を入れて読む方法です。もう一つは、風呂の蓋を半分閉めて、蓋の上で読む方法です。
前者の場合、ジップロックなどのしっかりと水分を遮断するジップ付きのビニール袋が必要です。袋の中で本のページが捲りにくいですから、中に消しゴムを入れておくと、消しゴムを動かすことでページが捲れるようになります。少し練習が必要です。
後者の方法の場合、本の紙が風呂の水蒸気でふやけてしまう可能性と浴槽などに落としてしまうリスクがあるので慎重に読む必要があります。
風呂の中で読書をしたいユーザー向けに、「お風呂に浮くブックスタンド」や「バスブックスタンド」「防水ブックカバー(ユウブミ)」なのグッズもあります。
まとめ
本を読んでも役に立たないと思っている人は、実は読書方法を知らないのかもしれません。
何となく本を読んで、読み終わっても何もしないとすれば、きっと読書は意味ないものになります。
何か目的を持って読んでみてください。例えば料理方法を覚えようとして本を読むのと同じです。具体的な目的を持って読み始めると、読書の影響は急に変わります。
読み終わった後ももう一度読むか読書ノートに書くのです。ここまでが読書方法です。
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