文章力があるということと、文才があることを誤解している人が時々います。「自分には文才がないので、文章を書くのが苦手です」というわけです。
しかし、文章力と文才は別のものです。文章力とは、相手にとって読みやすくわかりやすい文章を作成して、自分の意図を伝えられる能力です。
一方、文才とは、文章を書いて文章を読む相手に感銘や感動を与えられるものです。私たちが仕事で使うのは、文章力です。
文章力があるとは相手に伝えられるということ|実はそれが難しい
文章力に関しては、「伝えることはきちんと伝えている」という人がいますが、それは違います。
相手が理解しているかどうかはわからないが、伝えるべきことは伝えたというレベルでは文章力があるとは到底言えません。自分に文章力があるかどうかは、相手がこちらが伝えたいことを理解しているかどうかでわかります。
「あの人はなぜわかってくれないのだろう、頭が悪いのかな」と言っている場面を何度も見た経験があります。それは相手に分かるように伝えられていない自分の文章力に問題があるということなのです。ビジネスの世界には、「小学5年生にも分かるように話せ」という言葉もあります。
小学5年生にわかってもらうためには、言葉を選ぶことと、話す順番(文章構成)が重要ポイントです。
文章力があるかどうかの判断基準は、相手の方にあるのです。
文章力がすごい人は会う前から信頼関係ができている
現代では、実際に会って話すよりも、報告書やメールなどのように書いた文章でコミュケーションをとることが圧倒的に増えています。
例えば、営業と顧客との関係性も同様です。ですので、商品の特性にもよりますが、契約締結まで一度しか会っていないなどということも起こるようになります。
文章力がすごいというレベルの人になると、実際の面談前に何回ものメールでのコミュニケーションにより、関係性が良く構築されていることが起きます。
文章力がすごい人のレベルにあると、何度かのメールのコミュニケーションの後に、実際に会った時には、すでに信頼関係ができているという場合もあります。
文章がうまい人のルール
文章がうまい人は、文章を書く時のマイルールを持っています。相手にわかりやすく感じてもらうためのマイルールです。
伝えたいことが明確になっていること・伝える情報が多過ぎない(細かい情報は必要に応じて)こと・一文が短い(・・・ですが、・・・などの接続詞はなるべく使わない)・曖昧表現は基本的にしない(形容詞や副詞はNG)、などのルールを決めているのです。
相手が分かりやすく感じるというのは、必ずしも詳しく説明するということではありません。
文章力がある人だと分かるのはメール
社会人の文章力がモロにわかるのはメールを書くときです。今の時代は、会って話したり電話で話すということが非常に減少しています。ほとんどの人がメールでコミュニケーションを取ります。
伝えたい内容よりも、マナーと言葉遣いをないがしろにした結果、信頼を失ってしまうケースがあります。相手に失礼とならないように、言葉を言葉を選び、一文の文字数にこだわり、分かりやすいと感じてもらえるよう書いたり話したいすることです。
文章力がある人の特徴
文章力がある人の特徴と言いますと、人に関する特徴と、その人が書いた文章の特徴があります。
詳しくは「続きを読む」からご覧ください。文章力がある人は、まず本をよく読みます。本の読み方は、音読でも黙読でもなんでも良いのですが、考えながら読むことが大事です。
また、想像したり、共感したり、など考えながら読むという特徴があります。
文章は、相手の視点が考慮されていて、読みやすく分かりやすいという特徴があります。専門用語をなるべく使っていないことも特徴です。
わかりやすい文章を書く人のコツ
わかりやすいと言われる人が文章を書く時に注意しているコツがあります。
「続きを読む」では、注意している10のコツについて紹介しています。具体的・表面的なことです。分かりやすいとされる文章の特徴に加えて、コツを参照しながら、文章作成を行うと、わかりやすい文章が書けるようになるはずです。
特徴とコツを会得したら、身につくまで何度も書くことです。
まとめ
文章を書く時に、相手にわかりやすく書くことは、社会人の文章力には必須条件です。
しかし自分の頭の中だけで考えて、想像するだけではなかなかうまくいかないものです。当記事で紹介している「わかりやすい文章の特徴やコツ・ルール」を参考にして、わかりやすい文章術を会得することをお勧めします。
人は文章によって、印象が良くなることや、悪くなることがあります。知らないで損をしてしまわぬよう、身につけるようにしましょう。
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