読書には認知症を予防する効果が期待できる

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医師の話や老健施設の説明には、読書をすることで認知症を予防することができるという説明を見かけることがあります。

当サイトでは、本を読むこと・文章を書くことを専門に取り上げていますので、読書が人に与える効果についても紹介しています。

当記事では、医師や施設の説明をもう少しわかりやすくした内容で紹介いたします。

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読書には認知症を予防する効果が期待できる

多くの人は、読書を娯楽だと考えていると思います。たしかにそういう側面もあります。

しかし、文字を読むという動作は、脳を活動させる行為でもあるのです。例えば、「毎日読書を30分するのが日課です」という人がいたとすれば、読み方にも多少違いはありますが、ある意味脳トレを毎日していると言っても良いのだと思います。

そして、脳を活動させるトレーニングには、認知症を予防する効果があります。仕組みは筋肉とは違いますが、トレーニングすることで活性化し、元気な状態が維持されることに注目してみると、体も脳も同じと考えられます。

脳をトレーニングして、元気な状態を維持していくことが、認知症を予防することになるのです。

読書をすることで認知症を予防できる可能性がある

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認知症とは、脳の神経細胞が破壊や減少することで、日常生活を送ることに支障をきたす状態になることです。一般的には高齢者に多いとされますが、30代などの若い世代にでも発症事例があるようです。

原因は様々に言われています。ただ、人が読書をすることは脳のトレーニングをすることになります。脳の語彙力(言葉を覚えて使う能力)は鍛えれば67歳でピークを迎えると言われ、年齢と共に神経細胞が減少する一方で、読書することが新たな刺激となり、発達していくこともわかっています。

読書が脳のトレーニングとなるのは、活字を読むことから、人物や背景、人の心の動きなどを想像し思考しなくてはいけないからです。想像力を使って、場面を創造することもあります。そのためには、自分の記憶から呼び起こす作業も同時に必要でしょう。

読書をしていると、連続して、そのように様々な能力を使い頭を回転させていくには、さらに集中力も使っています。テレビを見たり音楽を聞くという受け身のインプット情報の場合と読書をすることでは、読むことに関連して使う脳の様々な能力の数が違うのです。

意識的に脳トレをするとしたら、おすすめ方法は少しだけ難しめの本を声に出して読むことです。途中で意味がわからない文字や言葉があっても、辞書を調べたりせず(素読というよみ方|江戸時代に寺子屋で行われた方法)に、立ち止まらずに、読み通すのです。できれば少し早口で読むとトレーニング度としてはなかなかのレベルになります。

音読する方が認知症の予防になる

読書をする場合には、一般的に黙読をする場合が多いです。しかし、音読で口から音声を発して読むことで、脳が活性化することが分かっています。

当サイトでも何度と紹介している東北大学の脳科学者川島教授によれば、できるだけ早く素読(そどく)することで脳が活性化し、前頭前野の体積が増えることMRIで確認したとしています。(素読は音読のように声を出して読む読み方。意味がわからないことがあっても停止せず読み通す読み方)

音読や素読が、黙読よりも脳を活性化する理由は、「活字を読む」「声に出す」「声を耳肩聞く」ことを同時行うという高度な処理を脳が行っているからとしています。脳が活性化している様子は音読・素読のほうが、脳の血液量が増えていることで確認されています。

音読は口のトレーニングにもなる

高齢者になれば、一般的には脳の機能に衰えを感じてしまうものですが、実は口に関連する機能の衰えも気になります。会話が少なくなり、食べる量も減少してしまいます。

その結果、口腔(口に関連する)機能が低下し、飲み込む力が低下し・滑舌も衰えてしまうからです。

しかし、音読や素読、あるいは朗読という、声に出して読む読み方は、脳のトレーニングの他に口のトレーニングになります。認知症の予防トレーニングになりますし、誤嚥性肺炎の予防にもなりそうです。

まとめ

読書をすることは、脳をトレーニングすることになるものです。筋トレをすると、筋肉は再合成されて以前より太く強くなります。

脳の中にはたくさんの神経細胞があり、それらが繋がり、たくさんの情報が行き来しています。しかし、加齢や他の原因によって、脳の中の神経細胞のつながりは減少したり破壊されていきます。

読書をすると、神経細胞が新しいつながりを発生させたり、つながりが太くなったりするのです。つまり、神経細胞のつながりが減少していくだけの状態では、認知症になってしまう可能性が上がってしまいます。読書をすることで、認知症になる可能性を予防することができるのです。

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