読書は意味ないという思い込みから社会人になって苦労している人

読書,意味ない

読書は意味ないと考えている人は、意外に多いです。

文化庁の読書に関するアンケート結果(社会人の半数近くが月に1冊の本を読まない)や、筆者が過去に人材を採用してきた経験から、そう感じます。

何人もの読書は意味ないと考えている人が苦労する姿や誤解していることを解説いたします。ちなみに、これは新卒の人に限る話ではありません。

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読書は意味ないという思い込みから社会人になって苦労している人

読書,意味ない

「読書しても意味がない」「読書なんて単なる娯楽」「読書してる時間があるなら他のことをする」などとの声を聞いたことがあります。学生の頃に多いように思います。

しかし、社会人になるとそう言っていた多くの人が苦労しています。その内の一部の人は、自分が読書をしてこなかったことを悔やみます。そして、遅ればせながら読書を開始して社会人として大成する人もいます。

読書は単なる娯楽ではないし、他の時間を削ってでもした方がいいことです。

読書は意味ないという社会人は入社後に苦労してる

タイトル通り、読書しても意味ないと思い込んでいた人が社会人になると、とても苦労します。そこで気づいて読書をし始める人もいますし、今更読書なんてとスルーして、落ちこぼれていく人もいます。

知らない人もいるかも知れませんが、企業で働く人の中には、落ちこぼれる人がいます。原因は仕事で活躍できないことや、上司からの信頼を無くしている事です。更にその原因は深掘りすると下記のような状況があります。その状況を更に深掘りすると、読書しても意味ないからと思い込んで、ほとんど読書をしてこなかったという原因が見えてきます。

もちろん新卒入社に限ることではありません。転職者も入社して数年の人も、もし上司からの信頼を感じられていないとすれば、読書をしていないことが原因になっている可能性は少なくないです。

読書は意味ないという人は知らない言葉が多すぎる

物理的にも当たり前のことですが、読書は意味ないと考える人は、読書をしていないので言葉を知らないです。学生と社会人では使う言葉が違います。業界による専門用語もありますが、社会人として知ってるはずの一般常識的な言葉を知らない人は多いです。

上司や先輩からすると、言葉が通じない外国人と話している気がしてきます。次に話す気が薄れていきます。新卒に限る話ではありません。30代にも40代にもいます。仕事ができるかどうか、以前のことです。

30代以降で知らない言葉があってもスルーしてると、落ちこぼれ寸前の可能性があります。

読書は意味ないという人はメール文を書けないし覚えない

言葉を知らないので当然かも知れません。文章を書く能力が極端に低いです。またアドバイスを受けても理解ができない人もいます。もの作りや職人的な仕事でない限り、文章力がないと仕事になりません。

社内も社外も、現代社会ではコミュニケーションはメールです。文章によって相手に分かりやすく伝えることは必須です。またSNSに夢中になっている人は、要注意です。言葉づかいが極端に短文になっているからです。

社会人としての文章の構成と言葉づかいができないと、仕事になりません。

読書は意味ないという人は仕事の指示を理解出来てない

読書は意味ないという人は、文章を読む経験が少ないです。ですので、文章を読んで正確に理解をすることが下手です。更に、文章を正確に読めない人は、仕事の指示や連絡を正確に理解出来ません。

これは書いてある文章だけではなく、話す文章にしても同じです。相手が何を言っているのかを正確に理解出来ない傾向が強いです。つまり話を半分しか聞いていない状態です。もし、「見落とし」や「聞き逃し」が多いと感じているのなら読解力が不足している事が原因となっています。

つまり読書を意味ないとして本を読んでこなかったことの弊害です。

読書は意味ないと考える人に共通する誤解

読書を意味ないと考えるようになったのは、何かがキッカケとなっているのかも知れません。但し多くの場合は誤解から生まれています。自分自身に同様の傾向が無いかを確認して下さい。

小説を読んでも意味がない

小説を読むことを単なる娯楽・趣味と捉えている人はかなり多いのだと思います。物語をいくつ読んだところで、仕事や人生の役に立つようなことは無いだろうと考えているのかも知れません。

確かにビジネス書のように、すぐに仕事上の問題解決のヒントになったりする事は無いかも知れません。しかし言葉の意味を知ったり、良い文章の形(文法的な)を何度も読んでいくことで、語彙力や文章力が高まります。

特に小説の中の言葉づかいは、一つの行動を示す言葉でも、本によって表現の仕方が様々です。言い換えの仕方を学ぶことになります。語彙を増やす方法としては、実は小説を読むことは最適なのです。

営業の人は、エンドユーザーにメールを書くことが多いはずですので、言い換えの語彙力が高まることは、とても大事な能力を高めることになります。

行動が全てだから読書しても意味がない

社会人は行動が全てと言うことには、確かに一理あります。しかし無計画・無戦略の行動は、チャンスロスであり、時間や金もロスします。効率的に効果的に、成果を出せるように行動することが大事です。

ですから計画を立てて行動する、そして次には検証して改善した行動をするという方法が、PDCAという古くからいわれる成果を出す方法の一つです。

計画を立てる際には、調査記録を正確に読んで、仮説を立てたり等と思考を進める必要があります。過去の仮説検証の記録を読むことも重要です。このように行動の前段階では、読書で身につけた読解力が必要になります。

成功している人で読書してない人がいる

成功している人をどう定義するのかにポイントがあるかもしれません。

当記事では、経営者として継続的に企業を成功させている人や、企業の上級管理職に出世している高年収の人と定義します。実は成功している人で読書をしていない人は確かに瞬間的には存在するのですが、継続している事例はほとんど見つかりません。

何かのチャンスがはまり、一時的に売上が上がったり、何かがヒットする事はあります。いわゆる一発屋的な成功は持続しないです。成功の原因を分析し理解していないので、その成功が衰退する前に次の手が実行されないからです。読書をしてない人でも成功している人はいるが、継続的な成功にはなっていないということです。

知識情報はネットで分かる

何か分からないことがあれば「ググる」から大丈夫という人も多いです。確かにほとんどのことは、ネットでググれば分かります。但し、浅い知識情報でしかありません。

ネット検索が得意とすることは、知りたいことを簡単に知ることが出来るということです。しかし理解を深めるというレベルにはいけません。

読書をしているときに分からない漢字や言葉の意味を調べるには、最適なツールになります。しかし、文章力や読解力を高めるには、向いていません。

かなり読書したことはあるが人生が変わることなんて無かった

かなり読書をしまくっていたが意味が無いと、辞めてしまう人もいます。人生が変わることなんて無かったという理由からです。

こういう方がおちいる可能性があるのは、ひたすら読書をするだけという状態です。実際には読書をするだけの状態を続けるだけでも変化はあります。ただ人生が変わることを実感するのであれば、次の3点は必須です。

・少なくとも半年から1年間は読書を続けること(できればそれ以上)
・読書量は週に1〜2冊以上を読むこと
・気づきがあったらアウトプット(行動・話す・書く)をする

特にアウトプットは重要です。

人生が変わるには、自分自身の変化と周りからの評価の変化が必要です。自分自身に変化が起きていることを、周りに理解してもらうためにもアウトプットが必要です。(アウトプットの本来の目的は学びを身につけるために行うこと)インプット量だけを増やしても、アウトプットをしなければ高性能になったかどうか分かりません。

読書は意味ないからしない方がいいという人は仕事ができない

生まれつき言葉を知っている人はいません。生まれつき相手に分かり易い文章を書ける人もいません。仕事で使う読解力・語彙力・文章力・要約力という4つの基本能力は、全て後天的な能力です。

仕事をするには、この後天的能力が必要です。何歳からでも読書をすることで、徐々に高まっていくものです。もしこれらの後天的能力を身につけることをしないとすれば、仕事の能力がないということになってしまいます。

ですから、読書をしないままで社会人となり、時間が過ぎていくほど、周りからは仕事ができない人という評価が固定していきます。前述したように、会社で落ちこぼれるという状態になってしまいます。

読書しても人生変わらないという人は即効性を求めすぎ

読書しても人生変わらないという人が、果たして何年間の読書をしてきた結果として、そう感じているのか分かりませんが、だいたいにして短期的な成果を期待している人が多いと感じます。

仕事を覚えることにしても、「簡単にできる方法を教えて」という人がいます。一通りの仕事の手順を覚えた上で、もっと効率良く出来る方法を模索するという事ならば、理解もできます。

とにかく、簡単に早く出来る方法にしか興味を持っていません。

しかし、人生が変わったことを感じるのは、数年後に振り返ったときに、「あの時」として感じるものです。あるいは高いストレスの日々の連続を乗り越えたときに、感じるものです。人生が変わることと即効性は馴染まないものです。

読書が意味ないという人は目的なしに読んでる

ビジネス書を読むときなど、本を手にしたときに、目的を決めているでしょうか。

本のタイトルや帯情報から、本の内容への想像をしていると思います。読書をすることを効果的にするには、読み始めるときに、目的を決めてから読み始めることをおすすめします。

どんな学びを得ようとしているのか、ここが明確にあるかどうかで、読書は意味ないものにもなりますし、効果あるものにもなります。

何となく読んでみようではなく、得られるはずの学びを予測してから読み始めてみて下さい。もしかすると予測とは違う学びになるかもしれません。しかし、その事を感じられることには意味があります。

まとめ

読書は意味ないものという思い込みは、後に振り返ったときに、とても後悔することになります。

読書は娯楽や趣味の一つでもありますが、社会人として成長していくために必要な学習でもあります。もはや、世の中は学歴の時代ではありません。

社会人になってからの学習をどれだけしたのか、あるいはしなかったのかが、その後の人生にとても強く影響します。

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