本を読むことの大切さに気づくとき、青ざめたり恥ずかしいという思いをしてる人は多いと思います。
人によっては、自分は今まで何をしていたのかと感じるかもしれません。
それは自分が無知であることを知るときだからです。
本を読むことの大切さの意味に気づけると
今は本を読む人が減少している時代なので、本を読むことの大切さの意味に気づけている人は少数派なのかもしれません。
なにしろ、2人に1人は、1ヶ月に1冊までの本は読まないようです。(文化庁のアンケート(国語に関する世論調査)結果を参照)
ですので、「読書が大切だという意味がわからない」「何のために読書するのか教えてほしい」という人が実際にいるのです。
本を読むことの大切さは子供の頃に形だけ伝えられた
本を読むことの大切さを最初に教えてくれたのは、親だったはずです。
時代背景によって、親の教え方は違ったかもしれませんが、多くの親は形だけだったのではないでしょうか。
しかし、本当に形だけだったのかもしれません。
大人は子供に、単純に本を読んだ方が頭が良くなるかもしれないと、考えているのでしょう。しかし、子供の前で、本を読んでる姿を見せていない親が「本を読むことの大切さ」を伝えても、説得力がありません。(残念ながら筆者の親が読書してる姿を見た記憶はありません)
結果、子供は本を読むことの大切さの意味に気づけないまま、大人になって会社勤めをするようになります。(学生時代に読書してたでしょうか。)
社会に出て本を読むことの大切さを知る
社会に出て、何割かの人は、本を読むことの大切さに、気づきます。
社会人としての仕事が始まると、青ざめる時がきます。自分がいかに「言葉を知らない」かということに気づく時です。
目上の人たちが発信する言葉や会話、そして取引先との商談や会話の中で、自分がどれほど「無知」であるかに気づいていきます。
目上の人や取引先の前で、自分の語彙力のなさに、青ざめ、冷や汗さえ出てきます。語彙力とは、言葉をたくさん知っていて、使いこなす能力」です。
最初のうちは、言葉の意味を口頭で教えてくれた先輩も、何度も続くうちに、呆れてしまい、「自分で調べろ」「普通はそのくらい知ってるはず」と言われてしまいます。
本を読むことの大切さに気づく瞬間です。もっと早くに本を読んでおけばよかった、と。
社会人になっても本を読む大切さに気づけない人もいる
青ざめるような恥をかく瞬間を経験したのに、本を読む大切さに気づけない人もいます。多くの場合、笑って誤魔化しています。代わりに、同席する同僚や上司が青ざめます。
また、仕事の役割上、幸か不幸か、目上の人と直接接する機会が少ない人や、社外との接点が少ないという人もいます。数少ない会社の目上の人と接するときには、先輩や上司と同席であり、目上の人(社長や部長など)が話している言葉の半分も意味がわからないのにスルーしています。
そんな自分の状況が改善されないのに、同期の人が昇格や昇給すると不満を言います。
前者の場合も後者の場合も、自分の語彙力不足が問題であることに気づけないのです。
本を読むことの大切さを得るには どんな本を読むべきか
本を読まない人は、1冊2冊の本を読んで語彙力を手に入れようとして、読書家の同僚や先輩にどんな本を読むべきかと聞きたがります。
しかし、1冊や2冊の本を読んでも、そう簡単に語彙力が身につくはずはありません。
どんな本を選ぶべきか
強いていえば、結論としては、写真集以外の文字が書かれている本なら、どんな本でも役に立たないことはないでしょう。ただ、漫画は、得られるものは浅いです。
例えば、ビジネス書からはビジネスの場面に応用できるさまざまな言葉や情報を知ることができます。仕事の仕方や人間関係、自分の未来については、自己啓発書から得られるものがあるはずです。
小説も、人の心の動きが表現されていることが多く、語彙力の他に想像力も高まります。職場での人との接し方や、顧客との接し方に、大いに役立つはずです。人の気持ちや行動について、思いやれることができるようになるということです。
人に対する想像力がないと、実はなかなか大変です。人は言葉と違う行動を取ったりします。
本を読むことの大切さは
読むべき本を選ぶには、読みたいと感じる本や願い事に関連する本を選ぶ方が読みやすいです。仕事にためになるから、読むべき本として選んだ本を読み進めていくのは、なかなか大変です。
本を読み慣れていないと、読みたいと感じる本を選ぶのも大変かもしれません。その場合は、今自分が仕事上でぶつかっている壁などに関連することが書かれている本が、興味を持ち続けて読めるはずです。
まとめ
本を読むことのメリットや効果など、具体的に得られる物事は、幾つもあります。
しかし、最初に本を読む大切さを感じたときに同時に感じたのは、恐れや焦りではなかったでしょうか。何も知らない自分に気づいて、「ヤバい」と思ったはずです。
実は、思わないのは、さらに危険です。文中で紹介した「気づけない人」の可能性があるからです。当記事は若手社員に特化したものではあります。40代になっても気づけない人っているからです。
早く、気づいて今から本を読みましょう。
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