本を読むと眠くなる経験ってありますね。
本を読むのが苦手な人に安心してもらいたいのは、苦手な人でも好きな人でも、本を読めば眠くなることはあります。いくつかの理由があります。紹介いたします。
本を読むと眠くなる理由|どうすればいい

試験のための勉強や、仕事のための調べごとなどで、本を読むときに眠くなることがあります。期限の時間が迫っているタイミングだと、焦ってしまいます。
本を読むと眠くなる理由は
本を読むときに眠くなるという人には、考えられる理由があります。
- 本を読むこと自体は、目と手指を使った単純動作の繰り返しだから
- 本を読む時間帯によりますが、やはり脳も疲れるから
- 静かな読書時間による、リラックス効果で眠いのかもしれない
- 明確な読書の目的がないケースで、本に書かれていることに、強い関心をもてないのか、難しすぎるのかも
- 眠くなりそうな姿勢をとっている(背中が丸くなり、頭が前方に傾いてストレートネック)
- 脳の活動エネルギー(糖質(ブドウ糖)とビタミンB群)が不足している可能性がある
- 睡眠不足かもしれない
- 学習障害や識字障害の可能性で、眠くなったり、文字が読めないなどの状態
刺激が少なくて、集中力が途切れてしまう状態が多いです。うたた寝状態で、気持ちいい位かもしれません。でも、もし大事な場面での読書なら、まずいですよね。
本を読むと眠くなることへの解決策

趣味で読んでる本の時間なら良いのかもしれませんが、勉強のため、試験のため、セミナーの準備のためなど、目的が明確で寝てる場合じゃない時は、困りますね。
そんな時の解決は、以下の方法を紹介します。
姿勢の改善
姿勢を改善をしましょう。丸くなりがちな背筋を伸ばし、前方に垂れてる頭をグッと起こして、ストレートネックをやめましょう。前方に下がった頭を支えるのは、かなり重たいのです。首や肩周りの筋肉に、負荷がかかりすぎていることが、眠気を誘発している可能性がありますので、首と肩の筋肉の負担を軽減しましょう。

音読や体を動かしながら本を読む
机周りの環境に問題がなければ、声に出して読むのはお勧めです。
音読をするということです。今更と思われる方もいるかもしれませんが、声を発すると同時に、自分の耳でも聞くことになります。
また、体の一部を動かしながら本を読む(ながら読書)のも有効です。例えば、ステッパーを踏みながら本を読む(読書家で知られるDaiGoさんもやってる)のは、お勧めです。

いっそのこと寝る|仮眠の効果はなかなか良いです
何度か、眠気が来たら、あえて15〜20分間仮眠をするのです。スマホに15分〜20分のアラームをセットして思い切って寝ます。眠い時の仮眠は効果的で、目覚めたときには、脳が覚醒します。時間は、15〜20分くらいがベストです。
短すぎは仮眠効果が出ません。長すぎると、本気寝になってしまいます。
運動で脳が覚醒
前述のストレッチと類似しますが、こちらの情報では、ながら読書ではなく、ストレッチか運動を単独で行うことです。体を動かしていくことで、アドレナリンが分泌され、脳が覚醒します。読書に再度向かうと、先程までの眠気はおさまっている時はずです。
脳はエネルギーの消費が大きい臓器
読書には、脳の活動が必要です。脳が活躍するためには、糖質とビタミンB群が必要です。眠くなる状態は、低投資の状態=糖質とビタミンB群が不足している可能性があります。ブドウ糖とビタミンB群を摂取することで脳が覚醒します。
コーヒーなどのカフェインを取る
カフェインは、即効性というまで速くはありませんし、個人差もありますし、コーヒー飲んだら1時間はがパッチリというものではありません。しかし、普段から、カフェインをとると、目が覚めやすいという方は試してみてください。(効果は一時的ですが)
睡眠不足が原因で日中に眠くなる人の場合
睡眠不足の場合には、いくつか原因があります。無呼吸症候群や、寝る前の飲酒や食事により、寝てからもしばらくの間、消化が続いてしまい、睡眠不足になっています。即効的な方法ではありませんが、食事と飲酒習慣の改善は必要です。
本を読めない障害がある場合
障害がある方々が実践されているのは、音読・オーディオブック・抄録(抜書きで書き写す)などです。試してみると良いです。個人差がありますが、効果的だと感じる方もいます。事実、黙読では文字が動いて見えたりなどする状態でも、音読だと全く問題ないという方もいます(ただし、個人差があります)。
2番と3番は特に、お勧めです。個人的にも交互に実践しています。即効性もあります。
仮眠後は、意外に頭もすっきりして、生産性が上がります。
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