趣味のように読んでる読書では効果は出ないかもしれません。何のために読むのか目的を決め、たくさん読むことで、読書の効果は間違いなく上がります。
読書が効果ないという誤解|知らない人は損をする
読書の効果は間違いなくあります。体を鍛える運動・トレーニングと同じと考えるとわかりやすいと思います。もし筋トレをしているのに効果がないとすれば、トレーニングのやり方が間違えてる可能性が大です。
それと同じことが読書にも言えるのです。読書は脳を鍛えるトレーニングになるものだからです。
読書が効果ないという誤解
読書しても効果がないと思っているのは、ほとんどの場合、読書することが脳のトレーニングになっていることを知らないです。
ものや言葉の意味を理解していない小さな子どもたちが、先生の真似をして、大きな声で言葉の読み方を発声しているのは、何のためかというと、脳をトレーニングしているのです。そういう行動を繰り返すことで脳が成長し、言葉の意味も理解し、新しい言葉をどんどん覚えていくのです。
読書で文字を読むことで何かが変わるとは思えない
体を鍛えるトレーニングの場合、例えば筋トレなら、辛い思いや筋肉痛を耐えながら続けていくと、筋肉が大きくなります。目で見てわかります。
しかし例えばダイエットの場合、脂肪燃焼しているのかどうかわかりません。ですのから、ダイエットで挫折する人が多いのです。
そして読書の場合も同様で、脳が新しい言葉を覚えて進化や成長してる姿が筋肉のようには、わからないのです。ダイエットと同じです。しかし、本を読んで、新しい言葉をや漢字を調べて覚えていくことは進化に間違いないのです。脳が成長するのです。
読書の効果があったという同級生・同僚などの成功事例を知らない
読書の効果は、脳の進化成長なので、外見からはわかりにくいのです。長い目で見れば、自覚はあるはずですが、本を10冊読んだからいって、自覚症状があるほどに自分の成長を感じるのかは微妙です。
しかし同期で入社し、少しすると同期の中から出世をしたり、わずかずつ給料に差がつき始める現象が起き始めます。この時に、「あいつは運がいい」「いい上司のところに配属になったから」などと思う人が多いです。
評価する側からいいますと、それらの状況は能力を評価した結果なんです。入社から数ヶ月か1年ほどでは大した実績があるはずもないですが、能力には差があります。その能力とは、組織で働く人の基礎能力である、読解力・語彙力・文章力・要約力です。
これらの能力は、読書でついた脳の力です。これらの能力は、新卒の段階で明確についています。
会社の課長部長・社長が読書をしていることを知らない
会社の課長や部長が実は本を読んで勉強していることを知らないのかもしれません。社会人となって使う能力は、体の体力と、脳の能力です。脳の能力は、読書をしないと能力値は上がりません。
「あの課長が読書しているとは思えない」という課長でも読書をしています。もし本当に読書をしていない課長であれば、それ以上の出世はないです。前述の4つの基礎能力がベースにあってこそ、管理職は判断能力が高まっていきます。
逆に読書をしていない課長はすぐにわかります。仕事に必要な言葉であっても、知らないことが多いので、すぐフリーズして思考停止してしまいます。
また、もし読書をしてない社長の会社ならば、これから先の会社の未来は、ハイリスクです。社長が会社の事業に関して判断する範囲と量は、非常に大きいものです。読書量がたりなくとも経験量が凄まじく多いのであれば、乗り越えていけると思います。
ですので、読書をしているように見えなくとも、課長・部長、そして社長は勉強しているのです。勉強とは基本的に読書です。
読書が効果ないのは趣味として読んでるから
読書の効果がないと感じることの一番は、趣味で読書をしていることに可能性があります。趣味の読書にも意味はありますが、今回の記事でいうところの「読書の効果」を考える場合は、外しておきましょう。
なぜなら、趣味の読書では脳に負荷がかからないからです。冒頭で紹介しましたように、読書は脳のトレーニングでなければ、効果は出ない可能性が高くなります。
例えば、体を鍛えるとかダイエットで10キロ痩せるんだ、という人が、毎日ジョギングやウォーキングに出掛けていく場面を想像してください。実際には散歩レベルでゆっくりと歩いているとしたら、効果が出ないことは明白です。
ウォーキングでも早足で、汗をかくくらいでなければ、ダイエットになるはずは無いですね。読書も同じです。脳に汗をかくくらいに、できるだけ速く読むか、たくさん読むか、少し難しい本を読むと効果が出てくるのも早いです。
毎日読書をしているとしても、じっくりゆっくりと読むだけでは、脳のトレーニングにはなりません。本の難しい部分だから、ゆっくり読んで理解するということは、効果があるはずです。
読書の効果で分からない言葉が減ることを知らない
読書の効果の一つである、語彙力について、まだ困ったことがないのかもしれません。語彙力とは、言葉を知っていることと、使いこなすことです。
学生時代は、自分の周りは同級生しかいません。しかし会社などの組織の場合は、年齢も違うし、これまでもの経験値も違う人同士が、共に働く環境にあります。やり取りされる言葉のレベルはそれなりに高いはずです。
一般的に、新卒や異業種からの転職者は、最初の数ヶ月間言葉がわからない国に来たような状況を味わいます。専門用語だからわからないということが普通です。しかし、新卒の場合だと、加えてビジネス用語もわからない人が多いです。
これらを解決するのは、読書して言葉を調べて覚えるしかありません。しかし、普段から読書をしている人は、慌てる必要がありません。すでに知っている言葉が多いからです。
言葉がわからないという環境は、外国で仕事をするのと同じです。専門性が高い仕事ほどこういう傾向が強いです。
読書が効果ないという人は目的が明確にない
読書の効果がないという場合、何となく読書をしているのかもしれませんね。その読み方では、面白くないし、何か身につくこともないし、読書の効果は多分ないです。
学生の間までは、好きなジャンルの本を何となく読むという読書でも良かったと思います。ただ、社会人の場合は、勉強のために読書をするという気持ちの切り替えた方がいいです。
そして、本を読み始める場合も、タイトルや著者から、この本で「・・・について」覚えようなどと目的を持って読書を進めないと、面白くないし、効果もないという状態になってしまいます。
読書はしないほうがいいという人は視野が狭い人
読書をしても仕方がない、読書はしない方がいい、という人は、多分知らないのだと思います。あるいは、読書をしていないので、知ってる世界や視野が狭いのかもしれません。
左右の手を顔の目の両側に置いて、周りを見るとわかります。視野が狭いという状態です。顔の向きによって、見えるものはまるで違います。
例えば、読書をしている人の方が出世が早いとか、収入が増えるということも知らない可能性があります。今の時代は、学歴社会はとうの昔に終わっています。今は、能力や実績の違いで評価される時代です。
ですから、大きい会社に就職すれば安心ではなく、会社に入る前や、入ってから勉強をししているか、どうかが重要なのです。仮に有名大学を卒業していたとしても、社会人になって勉強してない人が、出世する時代ではないです。
読書の効果を知らない人は損をする
読書は、多くの人々にとって日常的なものですが、その効果やメリットを知らない人も少なくありません。本記事では、読書がもたらす様々な効果やメリットについて紹介し、知らない人が損をしないようにするための情報を提供します。
読書の効果は知識情報を得るだけではない
一般的に読書の効果としてイメージしやすいのは、知識や情報が増えることです。しかし、読書をする効果は知識情報が増えるだけではありません。
また読書をするだけでは、効果がないという見方があります。行動に移さなければ効果がないと言われることがあります。しかし実際には、読書をするだけで行動に生かさない人がいるとしても、効果はあるのです。
読書には脳を刺激するという効果があることがわかっています。特に早く音読をするという読み方をした場合に、前頭の血流が増え、脳が活性化していることがわかっています。
また知識や情報が増えることで、「知らない」ことで生まれるストレスや不安が軽減するという効果も認められています。知っていることが増えていくことで、不安が軽減するのです。
読書をすると想像力や創造性も高まる効果も
読書の効果として言われることに、追体験や疑似体験があります。本の中の人物に自分を重ねることで、追体験をしたり疑似体験をすることがあるのです。
その結果、自分自身の経験値も増えていきます。また、人物の気持ちに対しての想像力も豊かになっていきます。
小説などの物語は、ビジネス書ばかり読んでいる人から軽んじられる傾向があります。しかし現実には、想像力が高まり、コミュニケーション能力の苦情にもつながるのです。
読書が効果ないのは読み方を間違えてる
本の読み方にはたくさんの種類があることを知っているでしょうか。
当サイトで紹介している記事をご参照ください。
読み方によって得られる効果は違います。脳を鍛える方法として有効なのは、速く読むこと、声に出して読むことです。脳を鍛えることに特化するなら、「素読」がおすすめです。言葉の意味がわからなくて、高速で声に出して読んでいく方法です。他にも、高速の音読や乱読・多読も有効です。
高速に素読を繰り返した結果、前頭前野が鍛えられて体積が増加したという実証データもあります。脳が鍛えられると、2回目の読書はさらに高速化できます。
読書をしても行動しないと効果はない
読書で、最もおすすめするアウトプットは、行動することです。
読書で学んだことを実際の行動で活かし、実践することが、最も良いアウトプットになります。学びも身につきやすくなります。
そして、この実践した方法は自分に向いてる・向いてない・有効だ・有益ではないなどtと判断することができるようになります。
実践方法について、このように工夫すればうまくいくなどどと応用にも気がつくようになります。このように、思考しながら行動することが良いアウトプットになります。
読書のアウトプットは書いたり話すことでも効果はある
また、本から学んだことが自分に可能な行動では実行できないと思われることは、ノートに書くことや、要約すること、同じ本を読んだ人と意見交換をすることも良いアウトプットになります。
行動で実践することもそうですが、ノートに書くことや要約すること、読んだ人と意見交換することを行うために、脳にあるインプット情報を、脳の中に読み込みし直すことになります。
そして、再度思考することになります。これらの一連の動きが、脳を刺激し続けます。この脳の刺激が、効果をもたらします。
読書で人生が変わった人救われた人はたくさんいる
読書によって人生が変わったという人は、少なくありません。
実は筆者もその一人です。真剣に読書をする前までの人生では、趣味としての読書し、時々推理小説を読むことがあるというレベルでした。
「思考は現実化する」などの自己啓発本をたまに読むことはあっても、人生が変わることなんてそう簡単にあるはずもないと思っていました。
40代前半で転職をし上場企業に飛び込むことになりました。転職数ヶ月後には、強いアゲンストの中で、その時の能力全開では、全く間に合わず、結果的に底力を上げるために、週に1〜2冊のペースでビジネス書を読み漁りました。
ビジネス書で得たことは、職場や会議で自分の言葉として吐き出し、またインプットする生活を続けた結果、翌年からの源泉徴収票の金額は1年で100万円以上ずつアップしていきました。
完全に人生が変わりました。こういう人は、全体から見れば、それほど多くはないですが、実際には何件もいます。
読書の時間がない人はお金がない人生が待ってる
読書をしない人や、読書する暇があるなら他のことをするというは現実にいます。そして、読書の話題に触れると、決まって「読書の時間がない」と言います。
ただ経験上、読書の時間がないというには、お金がない人生が待ってることが多いです。読書をしない人が運良く出世しても、長続きせず、降格するケースも実際あります。
しかし仕方がないのは、読書をしてない人は、当然ながら、知らない言葉がたくさんあります。言葉がわからないのに良い仕事や高い実績を出すことは、かなり難易度が高いことです。
まとめ
読書の効果は間違いなくあります。読書の効果がないという人は、おそらく知らないのだと思います。
読書には脳を鍛える効果があります。体を鍛えるためにトレーニングをするのと同じです。筋トレでは筋肉量が増え、読書は脳トレであり、脳の能力が高くなります。
また読書には効果がないと言っている人は、読書を趣味だと思っています。実際、趣味としての読書では、読書の効果は少ないかもしれません。
関連記事一覧
- 読書
- 読書で得られる効果とは
- 読書効果は大人になってから差が拡大する
- 読書が効果ないという誤解|知らない人は損をする*当記事
- 読書効果は小説にもある|娯楽だからと馬鹿にできません
- 読書の効果は子どもから|読書量が大事
- 毎日本を読むと脳に良い効果が大きくなる理由
- 読書の効果が高いのは理にかなった理由があるから
- 読書の効果を上げるのはカンタンにできることばかり
- 読書効果が高い本のジャンルは何?求める目的によって違う
- 読書で追体験をしているか|読書効果がない人は字面しか見てない
- 知的好奇心とは?読書は知的好奇心を刺激する
- 読書にはストレス解消の効果があるのは本当なのか
- 読書の疲れに悩むあなたへ。疲れを解消する5つの方法
- 読書量と学力の関係|劇的な向上効果とは
- 読書量の平均や適切な目安|読書量を増やすには