読書方法は目的で選ぶ|自分に最適な読み方はどれか

読書方法

読書の方法によって得られる効果が、違うことをご存知でしょうか。

求める目的に最適化した読書方法を選んでおくと、得られる効果が最大になります。

例えば音読すると、読んだ直後の理解度は高いのですが、短期記憶として記憶されるので、ほんの数日で覚えていることは残り3割ほどになってしまいます。

本や文章で読んで、これは忘れたくないと思うことは、黙読で読んで読了後に復習をする方法のほうが、長期記憶として保存されます。この復習を繰り返すと、忘れる割合がどんどん少なくなります。

目次

読書方法は目的で選ぶ|自分に最適な読み方はどれか

読書方法1

読書の方法や、ノートを併用する方法などで記憶への残り方が違います。

他にも役立てたいと願う事により、読書の方法を選ぶことで、効果が得られやすくなります。

読書することでは、趣味として物語を楽しんだり、知識を増やしたいと考える人が多いかもしれません。しかし、それ以外にも頭の回転を良くするためや、言葉遣いを学ぶためや読解力レベルを高めたりできるのです。

一時的にでも理解を深めたいなら音読が良い

大学(福岡教育大学)の研究結果でも確認されています。本を音読で読むことは、読み・聞く・話すを同時に行い、脳が活性化され一時的な記憶=短期記憶として保持されやすくなります。

短期記憶の特徴はすぐに覚えることです。ただし、記憶として頭に残る時間が非常に短いとされます。数10秒から数10分で忘れられてしまいます。また同時に保持できる短期記憶は「7つ」前後とされます。

本や文章の内容を忘れたくないなら黙読したあとに復習

音読と並んでよく知られる読書の方法が黙読です。声に出さずに読む方法です。

先の福岡教育大の研究結果では、音読との比較として確認されています。同時保持できる一時的な記憶としては、音読のほうが読了後の記憶は残っています。しかし、黙読は読了後に復習(再読やノートに書き記すこと)を一定間隔で繰り返すことで、記憶は長期記憶として保存されるようになります。

これはエビングハウスの忘却曲線でも示されており、復習を24時間以内、1週間後、1ヶ月後に繰り返すことで、忘却される割合がどんどん少なくなることが分かっています。

読書をする中で、重要な記述や良書に出会ったら、24時間以内に要点を再読するか読書ノートに要約や感想文を書くことで、忘れにくくなるのです。

速く読みたいなら速読でなくとも拾い読み(飛ばし読み)か視読で十分に速い

事情は様々ですが、本や文章を速やかに読む必要があるときには、拾い読み(飛ばし読み)や視読で読書スピードは十分に速いです。

セミナー等で速読を学ぶ方もいますが、普段の数倍の読書スピードで良ければ、拾い読みや視読でも現在の数倍の速さにまで読み込むことができます。

また複数の大学の研究では、読書速度と記憶に残る割合は反比例することが分かっています。「読む」ことだけに意識をおいて、速く読めたとしても、記憶に残っていないのでは、読書の意味がなくなります。

なお拾い読み、あるいは飛ばし読みは、目次で自分に必要な部分をチェックし、その部分だけでは拾って読む方法です。飛ばし読みも同じです。(読み飛ばしは別の意味になります)

また視読は、一文字単位で読むのではなく、単語や一括の文字列ごとに読んでいく方法です。この時に、文面の横に指をおいてなぞりながら読んでいくことで返り読み(戻り読み)も防止できるので、個人差はありますが、読み終わるスピードは数倍以上になるはずです。

仕事に活用するなら精読をして読書ノートにアウトプット+行動実践

ビジネス書や自己啓発本など、仕事に活かしたいと考えて、本を手にする人も少なくないと思います。

しかしビジネス書や自己啓発本を読んでも仕事に活かせない人も少なくないと思います。それは、せっかくビジネス書を読んで学びがあったはずなのに、なんのアウトプットもしていないからです。

それでは趣味として読書をしたに過ぎないのです。仕事に活かすには、まずは精読をすることです。読み慣れて読書スキルが上がってきたら飛ばし読みもできますが、普段あまり読んでいない人は、飛ばしてもいい部分と飛ばしてはいけない部分が見分けられないはずです。

ですので、まずは細かく考えながら、精読することです。そして心に響いた文章があれば、その文章を抄録(抜書)でも良いですし、自分の仕事に置き換えて要約しても良いです。

そして、実際の仕事場面では書き記したノートを参考にして、実際の行動にしてみるのです。

頭の回転を早くするには高速で音読か素読

読書をすること・文字を読むことが、脳を刺激し活性化することが分かっています。そして効果をより一層高めるには、音読が効果的である事がわかっています。読むこと・聞くこと・話すことを同時に実行することが、効果的なのです。

東北大学の川島教授の研究では、高速に音読をすることで、刺激を受けた前頭葉(前頭前野)の体積が増えたことを確認したと行っています。ポイントになるのは、内容の理解ではなく、できる限り速く読んで発声することです。

途中で意味のわからない漢字や言葉があっても、立ち止まらず読み通すことです。

読解力アップさせるなら精読したあとに要約文を書く

読解力を高めるために読書をする人もいると思います。

当然ながら、単純に本を読むだけでは読解力は身につくものではありません。そもそも読解力がない人は、普段を読書をしていない可能性もありますし、読書をしているという人でも読書をしているつもりになっている人もいます。読解力は、文章を読んで内容を理解することです。

きちんと本や文章が読めているのかは、数ページを読んだあとに、要約文を書いてみてれば分かります。要約文は要点をまとめた文章です。あらすじや要約を書けるのなら、内容を理解している状態=読解力があるということになります。

要約文を書く練習は、薄い本か新聞社の社説で問題ありません。読んだあとにページを閉じて、何が書いてあったのか、あらすじか要約文を書いてみてください。

もしも書けないということなら、きちんと正確に読めていない状態=読解力がないということになり、相手が話している言葉もきちんと理解していない可能性があります。読解力があるということは、相手が話している文章に対して理解しているということだからです。

文章力をつけるなら読書して感想文を書く

文章力をつけるにも読書が必要だと言われた方もいると思います。正確には本を読んだあとに、読書感想文を書くことを練習していくことで、文章力は高くなっていくようになります。

文章力があるということは、社会人にとって人を感動させる文章を書くということではありません。伝えたいことを文章によって相手にわかりやすく伝える能力です。

そのためには、言葉の意味を知っている必要があります。そのためには、読書を重ねて、知らない言葉に出会ったら自分で調べることです。その繰り返しで語彙力(ボキャブラリー)が高まっていきます。

そして、相手が理解しやすい文章の流れ(文章構成)になっている必要があります。読書感想文を書いて文章構成を学ぶことが文章力アップの役に立ちます。ポイントになるのは、わかりやすい文章なのかどうかを決めるのは、書き手ではなく、読み手であることです。

語彙力をつけるなら読書中の知らない言葉を自分で調べる

語彙力(ボキャブラリー)をつけるには、読書中に出会う知らない言葉や漢字を自分で調べることです。

近くにいる人に聞くのは簡単です。しかし実はその方法では自分の語彙力になりません。人に聞いて知った知識は、すぐに忘れてしまいます。自分で、辞書アプリやGoogleで調べることを繰り返すことで、自分の語彙力になっていきます。

滑舌(かつぜつ)を良くしたいと願うなら朗読がおすすめ

朗読は、音読と同じく声に出して読む方法です。しかし音読と違うのは、朗読は目の前に誰かがいるつもりで発声し読む方法です。もしも仕事で話すことがある方は、朗読がおすすめです。

営業や接客、そして話す仕事の方は、朗読を続けることで、口周辺の筋肉が鍛えられます。その結果、滑舌が良くなり、相手にとって聞き取りやすい発声に変化していきます。コミュニケーション力がアップし、仕事の成績や成果が上がるはずです。

まとめ

本を読む読書という行動の方法には、実は様々な効果があります。

単純に知識情報が増えるだけではなく、脳のトレーニングにもなりますし、仕事に活かすこともできます。読書の方法を選ぶことで、自分の目的に最適化できます。

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