本を読まない人|そのままでは組織の下層から抜け出せない

本 読まない人本を読む

社会人を40年経験してきて、本を読むことと働く人との関係性から気づいたことを紹介します。

本を読まない人は、そのままでいると組織の下層から抜け出せないことを自覚しているだろうか。世の中の組織は、本を読む人を軸にした階層型組織になっています。課長部長に昇進し、給料が上がっていくのは、運でもなく、上の人に気に入られたからでもない、本を読んでビジネス上の問題解決について学び行動した結果が評価されたのです。

いつかそのうち、課長部長になるのではありません。管理職になって給料を上げたいと望むならば、本を読んで、ビジネス上の問題解決方法を身につけて実行することです。

 

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本を読まない人|そのままでは組織の下層から抜け出せない

本 読まない人 (1)

文化庁がまとめている「国語に関する世論調査」で「1ヶ月に何冊本を読むのか」というアンケートがあります。また、総務省の従業員数と年間収入の関係性のデータの比較があり、驚くほどよく似ています。次のページもご覧ください。

読書量と年収は相関関係ないは間違い!参照データあり!
読書量の分だけ年収は増えます。 断定的に聞こえると思いますが、読書量と年収には、完全に相関関係にあると言わざるを得ないデータがあります。 しかし、一方で、読書と年収は関係ないとする説を唱える人もいます。 その様に言...

実は、本を読む数と年収の分布がほとんど同じなのです。

つまり、社長・部長・課長という管理職の人たちは、本を読む人である可能性が高く、年収が高い。そして本を読まない人は、本を読む人の部下になって年収が低いという組織の構造があるのです。あまり触れられることがない現実です。

 

うちの課長が本を読むとは聞いたことがない

もちろん実際には、完全に一致しないところが面白いところでもあります。

上の人間の考えによって、本を読まない人が管理職になることがあります。評価ではなく、チャンスを与えられて昇進することはあります。しかし、チャンス期間の間に、問題化解決をいくつかしてみせなければ、降格人事は、普通に起きることです。

 

問題解決とは、営業や販売であれば、チームの売上が上がらないという問題を解決することです。商品の生産に関わる部署なら、ヒット商品を作り出す問題(課題)や、製品のクレームに関する対処という問題、マーケティングなら、今回の新商品を販売展開するのに最適な媒体は何か、ターゲットは誰か、商品はそもそもマーケットに合致しているのか、などなどです。

 

本を読まない人が部課長に昇進すると、チームは大変です。会社やチームで問題が起きても解決するまでに非常に時間がかかったり、解決できないこともあります。

また、チームの売上や成績が悪いとしても、原因と対策を見つけることができず、気合と根性で乗り切って解決しようとします。本を読まない人がリーダーでいる、このチームは不幸なことになりそうです。しかし、そのチームの部下の一人に本を読む人がいて、問題を発見し、解決に導く提案をしてくれて、難を逃れたりするのです。

 

本を読まない人は気合と根性で生きている

本 読まない人 (2)

組織の中にいる本を読まない人は、根拠のない自信とあてにならない勘で生き抜いていきます。本を読まない人は、成功や失敗について運がいい悪いで考えようとします。頑張りが足りなかった、ついてなかった、と言って終わらせます。

本を読む人は、成功と失敗について、起きた事実から、再現性を求めて答えを導こうとします。過去の経験が、通用しないことも知っていて、応用できるヒントがないかを見出します。その行動には、論理的な理由があります。

そうして、本を読まないリーダーは時間の経過とともに淘汰され、会社であれば、降格される場合も少なくありません。

本を読まない人なのに、リーダーとしてのチャンスを与えられた人は、まだマシかもしれません。多くの本を読まない人は、本を読むリーダーから指示されたことだけを実行するだけの人です。

 

本を読む人は頭がいいのではなく、だんだんと良くなっていく

本を読む人は、頭がいいとされますが、最初から言い訳ではありません。

むしろ、最初の段階で頭がいいのは、本を読まない人かもしれません。本を読まない人は、勘の良さ・頭の良さで、うまくいけるのかもれないのです。

本を読む人は、自分が頭が良くないことを自覚しているからこそ、知らないことがあることを知っているからこそ、本を読んで知識情報を得ようとします。

結果、一定の時間が経過した時に、本を読む人は評価され経済的にも豊かになる傾向があり、本を読まない人はお金や出世ではない物事に価値を見つける傾向があります。

ただ本を読まない人もお金や出世に関心を持っていないわけではなく、チャンスがあれば手に入れたいとは思いつつ、評価の差が本を読む読まないにあることを認めようとはしません。

考え方の違いに原因があるのかもしれません。本を読む人は、読むことを繰り返しているうちに、数ヶ月後・数年後を見て思考し、さらに本を読むようになっているように思います。本を読まない人は、ある意味で刹那的であり、未来について思考することやめているのかもしれないです。

 

本を読まない人はなぜ読まないのか

本 読まない人 (3)

自らが本読む人になったことで、活躍するチームリーダーや部課長になった人は、チーム員に本を読むことを薦める場合が多いです。

しかし、本を読まない人は、そう簡単には読みません。そこで、リーダーは、本を読むことを義務付けたり、特典を付与したり、なんとか本を読まない人から、本を読む人に変わってくれることを願い、手を尽くしますが、なぜか本を読まない人は、相変わらず読まないです。

本を読まない人は、なぜ読まないのか。本を読むことに価値を見つけられないのかもしれません。表面的には、「他の活動・やりたいことがあるので本を読む時間がない」と言います。

本音は分かりません。ただ、当記事のタイトルにあるように、社会の階層型組織は、そういう方がたくさんいるので成立している側面があります。

日本の人口、すべての人が本を読む人になった時には、ピラミッド型の会社組織は存在しなくなるでしょう。

 

本を読む人は本を読まない人を浅いとみる傾向がある

本を読む人からみて本を読まない人を浅いとみる傾向があるのは、事実でしょう。

ただ、本を読む人も、もっと本を読む人から見れば、やはり浅いわけです。それは、もっと本を読む人の方が知識情報の量が多いので、当然そうなります。キリがありません。

ただ、それが人格や頭の良さに関係するのかは、別です。前述したように、初めの段階では本を読まない人の方が頭が良かったと思えるからです。本を読まなくても困ることが少なかったのでしょう。

逆に、地頭力は本を読む人の方が低かった可能性があります。本を読むことで、知らなかったことに気づき、自分が頭が良くないことに気づき、どんどん本を読む量が増えていったのではないかと思います。

同じような家庭環境に生まれて、同じ街に住み、同じくらいの大学を出ても、30代40代50代になり、違いが出てくるのは、本を読むか読まないかの違いである場合は多いです。

本を読む人の方が、自分の愚かさや知らないことがあることに気づいていて、ある意味劣等感を持っている可能性があります。年代が若い人ほど、その劣等感が、本を読まない人に対して浅いと見るのかもしれません。

 

本を読まない人の方が頭がいい

幼稚園や小学生低学年の頃に、本を読む環境づくりをしてくれる親がどれだけいるのでしょう。

自分自身で自分が頭がいいとか悪いとか、よくわかっていない頃です。しかし、この年代の子供に、本を読む環境づくりをしてあげた親は素晴らしいと思います。

本を読むことが自然なことであると、幼少期の脳に記憶され、習慣づけられます。そして、大人になる頃には、若手起業家などに成長したりします。

そして、生まれつき頭が良かったなどと言われたりしますが、実際にはそうではなく、幼少期に親が作った環境により、子供の頃から本を読む人だったせいなのです。

 

本を読まないのに頭がいいという人はいます。しかし、それは知識情報があるという頭の良さではなく、思考の仕方が違うという地頭力がいいということです。

地頭力が良くて、本を読む人になると、最強だと思います。しかし、多くの場合、地頭力がいいと本を読まないです。

学生の頃、社会人になって間も無くの間は、それでも通用してしまうのです。しかし、ビジネスマンとして成長していくには、自分の地頭力だけでは解決しきれなくなります。本を読んで、先人の思考の仕方、問題解決の方法などを学んでいきながら、ビジネスマンとして成功していくようになります。

 

本を読まない人はそのままでは組織の下層から抜け出せない

ビジネス書を読まないビジネスマンが、組織の軸になることはないです。ただ実際には、上の人間の計らいでチャンスとして、部課長を任せられたりすることはあります。

しかし、前述の通り、本を読まない人が部課長になったのは、気合と根性と上の人間の引き立てだけですので、問題解決力は学んでいません。根拠のない自信と謎の勘で生きてきたので、ビジネス上の問題・トラブルの原因を見つけて、解決することができません。

ですので、じきに淘汰されてしまいます。そういう人物を、筆者は40年の経験の中で、たくさんみてきました。逆に、時間の経過とともに、本を読む人は、実績と評価を重ねて、軸となる人材になっていきます。

ビジネ書を読まないビジネスマンがたくさんいます。また、企業にアドバイスをしたりするコンサル会社の社員でも本を読まない人が、います。彼らは、何歳になってもずっと会社の下層にいます。もしかすると、名前だけの課長係長部長という管理職らしき名前がつくかもしれません。

しかし実態は、部下が一人もいない課長係長部長です。こうなると、会社にとって、お荷物状態であり、次の人事査定前までに実績を見せなければ、ますます閑職に追いやられるでしょう。世の中には、部下がいない管理職らしき人は、たくさんいます。コロナ禍明けには、世の中でビジネスモデルが変化する企業がたくさん出るはずですから、さらに下層へと追われる可能性があります。

 

もう気づかれたと思いますが、階層型組織の中で、部課長かそれ以上になるには、また年収を上げていきたいと思うなら、本を読む人になり、ビジネス上の問題解決と実績を重ねることで、実現できます。実際の行動は大変ですが、実行すれば叶います。

 

 

 

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